半蔵 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトル通り、半蔵が主役の小説。 史実と、史実とは違う部分とがうまくかみ合わされていて、久しぶりによい作品に出合えたと思います。 ただ、ちょっと読みにくい個所がいくつかあるので、そこだけは惜しいなと。 星としては5をつけていますが、その読みにくさ0.5を引いて、実際は4.5かな。 半蔵が、優しくて強くて優秀で、本当に魅力的に描かれていると思います。 個人的には軍議の席での鳥居との静かな攻防が好き。 家康公もうまいこと考えたな、と思わず笑ってしまったりして・・・。 この本を通して、半蔵がますます好きになりました。
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