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図書室のキリギリス の商品レビュー

3.6

102件のお客様レビュー

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2024/10/07

図書館や本屋さんが舞台になり、ちょっとした謎を解いていく小説は、知らなかった本が出てきて、作者の好みも知れて好きです。  この小説でも、太田光作 藤城清治画「まぼろしの鳥」など、読んでみたい本が広がりました。  夫が疾走し、2年経って離婚、生活の為に高校の司書に就職した本好きの...

図書館や本屋さんが舞台になり、ちょっとした謎を解いていく小説は、知らなかった本が出てきて、作者の好みも知れて好きです。  この小説でも、太田光作 藤城清治画「まぼろしの鳥」など、読んでみたい本が広がりました。  夫が疾走し、2年経って離婚、生活の為に高校の司書に就職した本好きの主人公。図書委員の生徒たちや、前任者との交流が、ほのぼのしていて楽しかったです。  この本は続編2冊もあるので、読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2024/09/10

図書館で見かけた「図書室のピーナッツ」が2作目だったので、1作目のこちらから読んでみた。 図書館や本屋さんにまつわる話は、本は楽しいっていう内容がベースにあって、読んでいて楽しいな。知識が足りず、知らない本は多いけれども。 本作は高校の図書室を舞台にした物語。高校生たちが本に...

図書館で見かけた「図書室のピーナッツ」が2作目だったので、1作目のこちらから読んでみた。 図書館や本屋さんにまつわる話は、本は楽しいっていう内容がベースにあって、読んでいて楽しいな。知識が足りず、知らない本は多いけれども。 本作は高校の図書室を舞台にした物語。高校生たちが本に親しんでいく姿が微笑ましい。ところどころ謎解き要素も散りばめられていて、なかなか楽しい。 新米司書、いい仕事してるなぁ。そしてこんな素直な図書委員たちに囲まれて、実に楽しそうで羨ましい職場環境!

Posted byブクログ

2024/08/07

図書館系の話はとても興味深くハズレもないので読んで見ました。主人公も訳ありな上、内容も盛り沢山で少々キャパオーバーな感じもしましたが、終わり方はとても良かったです。本に対する愛情を随所から感じ取ることができました。

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2024/05/06

「図書室のピーナッツ」のタイトルを先に知っていた。 図書館に行ってウロウロしていたら、発見! でもよく見てみると近くに似たような名前の同じ作者さんの同じフォントの本が…3冊!? つい3冊手に取って借りてきてしまった。 どうやらこの「キリギリス」が1番目のようなので、これから読み始...

「図書室のピーナッツ」のタイトルを先に知っていた。 図書館に行ってウロウロしていたら、発見! でもよく見てみると近くに似たような名前の同じ作者さんの同じフォントの本が…3冊!? つい3冊手に取って借りてきてしまった。 どうやらこの「キリギリス」が1番目のようなので、これから読み始めた。 高校の司書さんと生徒たちとの物語だった。 私は読み聞かせボランティアの代表をしていることもあって、学校の司書さんと関わることが多い。 図書ボランティアにも参加するので、図書室に行く回数もたぶん保護者の中でも学校一だろうと自負している。 知り合いにも元司書さんがいるので色々な話をきいていた。 だからお仕事の場面では聞いたことあるなぁと思ったり、カバーかけのシーンではあるある!と面白かったし、生徒さんたちが少しずつそれぞれに成長していく姿を感じられるのも良かった。 本を介して人と触れ合って相手の成長まで感じられる学校司書さんのお仕事って素敵だなぁと思った。 でも知り合いの元司書さんが、学校図書館も公営図書館も司書資格のある人を会計年度職員として安く雇って専門職をなんだと思ってるんだー!と憤ってた。 安月給すぎて仕事は好きなのに離職してしまう人も多いそうだ。(なんか他の専門職にも言える話だなこれ。) 本に対する専門的な知識を持ち合わせている人材を一人暮らしもできない位安月給で雇うなんて、本当行政はこの先の日本をどうしたいのか…。 ひとまずそれは置いといて、私は人がどん底から明るく立ち直っていくお話も大好きなので、この本もとてもとても楽しめた。 でも残留思念の特殊能力?はいらなかったかなー。 あと2冊も読んでない本があるぞ♪ 楽しみだなぁ。

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2023/10/16

初読みの作家さん。 面白かったけれど。 貸出記録を検索とか、密航とか、残留思念とか、 ええっ?て部分は確かにいっぱいあったかな。 図書館にでも、って言ってた事務長はお咎めなし? 残業手当も貰わずに熱心に働いてた司書さんを、 突然辞職した無責任な人に落としておいて? なんか、いい人...

初読みの作家さん。 面白かったけれど。 貸出記録を検索とか、密航とか、残留思念とか、 ええっ?て部分は確かにいっぱいあったかな。 図書館にでも、って言ってた事務長はお咎めなし? 残業手当も貰わずに熱心に働いてた司書さんを、 突然辞職した無責任な人に落としておいて? なんか、いい人で終わってた気がするけど?

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2023/05/09

司書の話だというので手に取りましたが、そもそも学校司書にも司書資格は必要だし、本が好きだというだけで向いているとも思えないし、前任の司書さんの貸出履歴を見るなんて… ゾッとして読むのをやめてしまいました。

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2023/01/11

新米の司書さんが 本にまつわる謎を解き、 本を通して図書委員の学生を変えていく話 シリーズになっていて 他にも2冊あるようなので、 これから読むのが楽しみです

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2023/01/06

こんなに素敵な司書さんと図書委員が実在するのか?!と疑問に思ってしまうほど素敵な環境だった‥ 上手くいきすぎている感も否めなかった‥ 校長先生の人柄、詩織さんの特殊能力などもう少しフォーカスして欲しかったかも

Posted byブクログ

2022/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キリギリスとは、かのイソップのキリギリスだったか?! ただ、自称キリギリスの私から言わせれば まだ「候補」だったり?? 主人公詩織の持つ不思議な力は、なんだか急にSFっぽい感じがして、そうではない物語として読み始めたもので、ほんの少し違和感を感じないでもなかった。でもたぶんこれ、ドラマとかにすると全然違和感感じないんじゃないかな、逆に・・。 描かれる高校図書館は、かつて自分が通っていた高校の図書館を思い出させて、きちんと場所を描写してあるにもかかわらず、頭の中ではいつしか自分の知ってる図書館を舞台にしていた。もちろん、そうなると多少の矛盾は生じるけど。 それと、永田さんにたどり着くところがあっさりめで、少しだけ唐突な感じもした。まあ本筋に行くためのエピソードだから、『母を訪ねて』なみになかなかたどり着けないのも、別の話になってしまうのかも?? ちなみにそのあたりの駅前の町おこしの話は、それこそ本筋とはそこまでかかわらないけど、個人的にとても面白く感じた所だった。 他の皆さんも書いておられるようだけど、現存するいろんな本が出てくるので、読書案内本として読むのも面白いかもしれない。星野道夫の『旅をする木』は近々読んでみよう。

Posted byブクログ

2020/10/19

2020.10.19 モーフィー時計の午前零時 小さな本の数奇な運命 刑務所のリタ・ヘイワース(ゴールデンボーイ) 旅をする木 ブックトーク…その本を読みたいという気持ちにさせること。語り手はそのために本の面白さについて語る

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