たけこのぞう の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『十四番線上のハレルヤ』が良かったのでこちらも購入。日本橋の丸善に1冊だけ残っていた。 初版の発行は2013年。5年後に第2作が出たことになるが、1作目は、ジャンルとしては純文学の範疇に含まれると思う。但しこの頃から幻想的なものに対する指向ははっきりとしていて、その結果が5年後の『十四番線上のハレルヤ』になったのではないか。
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ややホラー要素ありの純文学短編集。ほんのり怖いような怖くないような、くらい。落ち着いた筆で描かれた静かな物語たちだった。
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日常の中に潜む不思議。 彼岸と此岸がゆがんでつながっているような妖しさ。 紡ぐ物語は独特の異世界。 国語を教えながら、小説も書いているという女主人公と著者のイメージが重なる。 「たけこのぞう」がよかった。
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