レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人 の商品レビュー
本の形をしたファンレター。親しみが伝わってくる。 個人的にはエリック・カールやムナーリとの関わりをもっと深く知りたかったかも。
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15/03/12 レオ・レオニがとても好きなので表紙を見てすぐ読もうと思った。内容はざっくりしすぎててあんまり評価できない。けどレオが人柄溢れる素敵な人だと改めて客観的に知れる。個展またやらないかなあ。 P143 子どもの絵本の作者には、ほかの人のために世界を「見る」義務があり...
15/03/12 レオ・レオニがとても好きなので表紙を見てすぐ読もうと思った。内容はざっくりしすぎててあんまり評価できない。けどレオが人柄溢れる素敵な人だと改めて客観的に知れる。個展またやらないかなあ。 P143 子どもの絵本の作者には、ほかの人のために世界を「見る」義務があります。絵本作家には、そういう能力が備わっているからこそ、美しさとものごとの意味を人々のために明らかにするという使命を持っているのです。
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「あおくんときいろちゃん」「スイミー」などの作者、レオ・レオーニの生前最後の展覧会を企画したうちの一人がこの本の著者。 打ち合わせのためにイタリアの家へ通い、交流を持つことでふれた彼の人格や考え、家の様子なんかも書かれている。 ふとしたきっかけで絵本を作り始める前はアメリカでグラ...
「あおくんときいろちゃん」「スイミー」などの作者、レオ・レオーニの生前最後の展覧会を企画したうちの一人がこの本の著者。 打ち合わせのためにイタリアの家へ通い、交流を持つことでふれた彼の人格や考え、家の様子なんかも書かれている。 ふとしたきっかけで絵本を作り始める前はアメリカでグラフィック・デザイナーとして事務所をひらいていたそう。ユダヤ人であるがゆえに戦中ヨーロッパを脱出せざるをえなかったという背景はあれど・・・。 どこか哲学的、思索的なところのある絵本を思うと、最初から子供向けの絵本作りを志していたわけではなかったことも頷ける。 著者個人の体験に基づいているので伝記と言えるほどではないけど、サッと読めてレオ・レオーニの足跡を知ることができる本。
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レオ・レオーニの「あおくんときいろちゃん」についても本書では触れてます。 この絵本の英語の原題を見ると、『「小さな青と小さな黄色」( Little Blue and Little Yellow )』っていう題名にもできるけれど、これをあえて、「あおくんときいろちゃん 」って日本語...
レオ・レオーニの「あおくんときいろちゃん」についても本書では触れてます。 この絵本の英語の原題を見ると、『「小さな青と小さな黄色」( Little Blue and Little Yellow )』っていう題名にもできるけれど、これをあえて、「あおくんときいろちゃん 」って日本語で訳したのはなんでだろうって思っていたけど、そんな疑問もこの本では解消されるかと思います。
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「あおくんときいろちゃん」 が 書棚の一角にある人なら もう 無条件に お薦めの一冊ですね その一冊が世に生み出される瞬間 そして その一冊の生み出される背景が 綴られる その部分だけでも この本に目を通す値打ちは ありますね いゃあ 堪能しました
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
教科書に載っていたスイミーでおなじみのレオ・レオーニ。 絵本もたくさん出版されていて「職業絵本作家」という 先入観を持っていたのですが、見事に覆された一冊でした。 芸術家一家に生まれながら ユダヤ人だったために戦争に翻弄され、職を転々とする。 後にグラフィックデザイナーとして成功をおさめ 初めての絵本を出版したのは40代になってからと遅咲き。 波乱万丈な人生の中で ずっと「自分は何者か」を問い続け 芸術家として生きることを決意。 以降は「芸術の尊さ」を謳い続けていた。 崇高なまでの姿勢に心を打たれました。 本文は白黒ページがほとんどで写真や図案も少ないです。 「絵本のレオ・レオニ」を期待して手に取ると ちょっと的外れかもしれません。
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「自分とは何か」それを問い続けたレオ・レオーニ。彼には芸術で人に喜びを伝え、子ども達に自分なりの創造性を導く。自分しかできない役割、それを私も見つけていきたいと思えた。
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日本人として最後にレオと関わったとも言える板橋区立美術館副館長松岡希代子氏によるレオの仕事紹介。なぜに絵本、なぜにスイミー、なぜに谷川俊太郎。日本人に馴染み深いレオの人となり、作風をうまく紹介している。
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