ユリイカ 詩と批評(2013年7月臨時増刊号) の商品レビュー
2020年7月29日読了。岡村靖幸の作品・人となり・立ち位置・有識者による偏愛などが特集されたムック。変態的でエッチだけど純情・計算し尽くしているが天然・唯一無比のパフォーマーだが自信なさげ・孤高の存在だが愛おしい、そんな岡村ちゃんの魅力を改めて多角的に認識できて面白かった。ほん...
2020年7月29日読了。岡村靖幸の作品・人となり・立ち位置・有識者による偏愛などが特集されたムック。変態的でエッチだけど純情・計算し尽くしているが天然・唯一無比のパフォーマーだが自信なさげ・孤高の存在だが愛おしい、そんな岡村ちゃんの魅力を改めて多角的に認識できて面白かった。ほんと、日本の音楽史において特異な、ものすごい人なんだよな…。周到なプロデュースとか作り込みとかそういうことではなく、「どうしようもなく湧き出てしまった」としか言いようのない楽曲・演奏・ダンス表現にはほんと心の情念が揺さぶられるし、なんかほっとけない感じがする…。男も女も一度彼にハマってしまうと戻れない、気がする。(ハマるためには最初の「なんかヘン」な印象を超えないといけないが)今でも精力的な活動を続けていてくれることに感謝。がんばってもらいたい。
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”「岡村靖幸」への愛にあふれた文章が満載で、読んでいて幸せな気分になりました。 この本を世に出してくれたユリイカ編集部と編集人・足立桃子さんにリスペクト&大感謝です!! 岡村ファンはもちろん、最近の露出で気になり始めた人に強くレコメンドしたい一冊。 <気になった記事(ネタばれ...
”「岡村靖幸」への愛にあふれた文章が満載で、読んでいて幸せな気分になりました。 この本を世に出してくれたユリイカ編集部と編集人・足立桃子さんにリスペクト&大感謝です!! 岡村ファンはもちろん、最近の露出で気になり始めた人に強くレコメンドしたい一冊。 <気になった記事(ネタばれにならないようにお名前だけ)> ・マキタスポーツさん ・松尾スズキさん ・坂本龍一さんとの対談 ・中村勇吾さん ・高田漣さん ・栗原裕一郎さん ・いまみちともたかさん ・浜崎貴司さん ・サエキけんぞうさん ・オカヤイズミさん(漫画チャームポイント) ・加藤千恵さん ・岡田裕子さん ・ばるぼらさん(全作品解説) #2000年以降の作品を買っていないし、曲もほとんど聴いていないことに気づく。Me-imi Premium Edition を聴いてみようかな。 ・足立桃子さん(本特集の編集者。熱い熱い編集後記も!)”
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家人が、図書館で借りてきた。 彼は岡村ちゃんに人生で初めてはまったようで、先月一緒にライブにも行ったほどの入れこみようだけれど、私はお久しぶりな感じ。昔リアルタイムで『DATE』『靖幸』は確実に聴いていたし、数年を経てふいに懐かしくなり『Me-imi』を買って聴いていた頃もあっ...
家人が、図書館で借りてきた。 彼は岡村ちゃんに人生で初めてはまったようで、先月一緒にライブにも行ったほどの入れこみようだけれど、私はお久しぶりな感じ。昔リアルタイムで『DATE』『靖幸』は確実に聴いていたし、数年を経てふいに懐かしくなり『Me-imi』を買って聴いていた頃もあった。 3年前に出た本なので、最近の曲までは網羅していないまでも、巻末あたりの全作品解説は、読んでいてとても懐かしいやら、新鮮やらで、思わず『家庭教師』を買って改めて聴こうかと思ったくらい、読み応えアリ。 マンガあり、対談あり、エッセイありー。1冊まるごと、岡村ちゃんの事が好きな人たちが書いた、愛にあふれた1冊。何となく、長年抱いていた疑問へのアンサー的な内容や、岡村ちゃんの人となりが新たに窺える、素敵な本。
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図書館で借りた。よれよれで、ドッグイヤーの痕がいくつかあって、ページをめくるたびにタバコのにおいがした。 岡村靖幸が好き、という共通点を持った何人もの赤の他人たちが、読んできたのだろうな。それって嬉しいことだ。 竹の子族って、まだ生き延びて…もとい、残っていたんだ。その、竹の子...
図書館で借りた。よれよれで、ドッグイヤーの痕がいくつかあって、ページをめくるたびにタバコのにおいがした。 岡村靖幸が好き、という共通点を持った何人もの赤の他人たちが、読んできたのだろうな。それって嬉しいことだ。 竹の子族って、まだ生き延びて…もとい、残っていたんだ。その、竹の子の文化?の継承者たちが。竹の子族って、昭和史を扱っている本で、ほんのちょっとだけ名前が出てくるだけの存在だと思っていた。 浅草か…行ってみようかな。石山洋服店とか、絶対入ったらびくびくしちゃう。極道ジャージって何よ。 写真がいっぱいあって嬉しい。岡村さんかっこいい。この特集号を広げながら浅草を探索したい。 十年来のファンが、「自分はまだファン歴が浅い」って言っちゃうんだもの。まいるわ。 高尾山に上りたい。 「BU-SHAKA LOOP」ダウンロードした!ループしてると、別の世界に行っちゃいそう。 ほんとにかわいい人だな。 ポツドールという劇団が、岡村靖幸さんのファンらしい。 一流のミュージシャンでも、「これがどうしてヒットしてんのかわかんない」ってヒット曲に対して思うことがあるんだ。 言葉はみんなのものであると同時に誰のものでもなくて、ルールはあるけど無いのと同じで、ひとつ確かなのは、言葉は自由だってこと。 岡村さんをチャート1位にさせたい。チャートってよくわからんけど。 生きづらくても、それでいいんだ。と言ってくれる。 だから岡村靖幸がだいすきなんだ。
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いろんな著名人の岡村ちゃんへの愛が詰まっています。いやぁ愛されてるな~。 これからも茂木先生が表現するところのアウトライヤー(標準的な分布の外にいる人)として音楽作ってほしいです。 この本が企画されたことに感謝!
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岡村ちゃん特集号。坂本龍一と岡村靖幸の対談が面白かった。坂本龍一も岡村ちゃんの才能のファンなんだってわかって。 自分が岡村靖幸の存在を知ったのは、高校生の頃、ラジオを通してだった。「禁じられた生きがい」のプロモーションのため、荻野目洋子がやっているラジオに出た岡村ちゃんが出演した。そのラジオには、小田和正とか普段はテレビに出てない渋いミュージシャンが毎週出ていたんだけど、岡村ちゃんのインパクトが最強だった。荻野目洋子とのトーク中はすごい低い声で、あんまりしゃべらない。曲になったら高音でぶっ飛んでる曲を歌う。「ターザンボーイ」とか「妻になってよ」とか、トークと音楽の落差がすごくて一発ではまった。 この本を読んで、当時岡村ちゃんは、向田邦子原作、高倉健主演映画「あ・うん」を見て、高倉健にはまったから、あのようなしゃべりになったのだとわかった。多くは語らない、けれど仕事はちゃんとする。男の美学。今どんなしゃべりなんだろう。トークを聴きたい。
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ばるぼらさんの全アルバムレビューがとてもよかった。あとはマキタスポーツさんの文章の、岡村の声は#気味っていうのが印象に残った。確か菊地成孔さんも宇多田ヒカルさんに対して似たようなこと(確か#じゃなく♭だったと思うが)言っていた気がする。
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