絶叫委員会 の商品レビュー

穂村弘【著】

2014/02/16

穂村弘はいつでもおもしろいのだ
この本は歌人のホームグラウンド
言葉についてのエッセイ
面白くないわけが無い

すごい言葉を見つける嗅覚
どこがどうすごいのか
表現する言葉選び

ベストは『正解』

「ご愁傷様」は口に出しにくく
「このたびは・・・」とごまかすとこ

飲食店でお店の人にかける言葉の難しさ

「ヤマアラシ！」
ヤマアラシが口をきけたら
「なんだ人間」と云っただろう

2014/02/11

図書館より

「偶然性による結果的ポエム」の得がたい面白さ。今はネットのつぶやきにも見られるけど、こうやって一冊の本にして感想や考察を交えて書かれると、また面白い。

2014/02/02

目の付けどころと、それを表現するセンス次第で、世界はこんなにも面白くなるのかと思う。

ＴＶがゴールデンタイムで放送するような「抱腹絶倒」の漫才番組よりも、深夜帯にひっそりとやっているシュールな30分番組が好き、という人には嵌まるだろう。無論、私もその１人である。

2014/01/30

ふと目に入ったレビューがおもしろそうだったので。その方も書いてらしたと思うけど、周りの人に異様な目で見られるの覚悟でなければ、人前では読まないほうがいいかも。ときどき、こらえ切れないで「ぶはっ」となった。

ここに書かれてることって、普段、気にしていれば、私も見つけられるのでは？って思えるんだけど、そういうの掬えるような感性とか表現力とかがないのが素人よねん。「おもしろきこともなき世をおもしろく」していこうって、心がけかもしれないな。

2014/01/18

むぅ、面白い。言葉の魅力をとことん味わう一冊。ずうっと、読んでいたくなる。誰かにプレゼントしたくなる。

2013/11/14

面白く読んだ後で、しみじみと、「この人はやっぱり歌人なんだな」と感じる。

駅の伝言板を使用した時代なら、ギリギリかすっているけれど。
そして、時々何かしらインパクトのある言葉が書かれていた覚えはあるけど。
それを、「生涯に一度出会えるかどうかのメッセージ」として手帳へ正確に書き留めるなんて、そんな「言葉への執着」が、何分の一でさえ、果たして自分にはあるだろうか。

と、考える。

2013/11/12

絶叫と言うより、著者が「おっ」「！」「？」と感じた言葉のエッセイ集。たまにクスリとなるが、感覚が合わないところは・・・
残念な事に共感できる部分は少数派だったなぁ。

2013/11/12

読み終わって、今こうして感想を書こうとして、
そうか。この人は、生きている中で出会ったコトバをメモしているのか。
ということに気がついて、衝撃を受けた。

すごいことだ、なんていうコトバへの愛情、執着！
愛しているんだなあ、それもチャーミングないくつもの言葉を。
穂村弘は人が好きだろう。

くすくす笑ってしまって、電車の中で恥ずかしかった。
穂村弘の本を読んで楽しむことも楽しいけど、
本当は自分が穂村弘みたいな目を持ちたい。

2013/11/02

穂村弘を知らずに初めて読んだんだけどすごく面白かった。
すごく有名な歌人と知って深く納得した。なにげない日常からの鋭い着眼点を共感させてくる。
この本は、なにげなく聞いたフレーズを面白がるコラム集で、小学生男子の下ネタから人の死まで様々な味わいが紹介されている。
個人的には、爆発物処理班用の腕時計が出てくる話がすきだ。すごくかっこいい。

2013/10/27

噴出し必至。通勤電車の中で読んでいて、笑いをこらえるのが大変でした。本人は違うと思っていらっしゃるようですが、ほむほむこそ愛すべき天然さんなのに。ぽわわーん。