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絶叫委員会 の商品レビュー

4.2

105件のお客様レビュー

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2023/01/19

面白い。 世の中にはこんなに煌めく言葉が溢れているのか、と思う。 何回も読み返して毎回笑ってしまう。オススメです。

Posted byブクログ

2022/12/17

世の中の(本とか会話とかの)、枠におさまらない力のある言葉を穂村さんが紹介・検証してる本。 めちゃくちゃ笑った。 これだけ興味深い言葉や状況のネタがあるのがすごいし、その言葉や状況に穂村さんが感心して言語化してるのがあまりに的確だし、ほんとに面白かった。

Posted byブクログ

2022/12/13

ヨクミキキシワカリソシテワスレズを地で行く人、穂村弘。 身辺を飛び交う音をノイズと切り捨てず、面白がったり、訝ったり。 電車でイヤホンを外し、喫茶店で耳を澄ませてみようと思えた。 他人とは喋ればうるさく、黙れば恐ろしいものだと短絡していたようだ。 敵、みたいに殺伐とした境界が消え...

ヨクミキキシワカリソシテワスレズを地で行く人、穂村弘。 身辺を飛び交う音をノイズと切り捨てず、面白がったり、訝ったり。 電車でイヤホンを外し、喫茶店で耳を澄ませてみようと思えた。 他人とは喋ればうるさく、黙れば恐ろしいものだと短絡していたようだ。 敵、みたいに殺伐とした境界が消えて、肩の力を抜ける本。 一つの言葉について一つ短篇を記すのではなく、同じ章でいくつかの言葉をゆるやかな流れに乗せて扱うのを見ると、穂村さんはきっと話して面白い方なんだろうなと、つくづく。「これ気になるよね」だけじゃなく、「そういえばあれも」と、あたかも燎原の焔(ほむら)のように次々と興味が飛び火して拡げられるような語り手に、ワタシハナリタイ。もちろん、次々、の程度や速度を聞き手に心地よく保つことは忘れず。

Posted byブクログ

2022/12/07

穂村さんがメモしているように、見返せば一瞬であの時に戻れるような、あの頃の自分の感覚を忘れたくないなぁ。 それにしても、穂村さんの周りで聞こえてる会話は魅力的なものばかりだ。

Posted byブクログ

2022/11/07

歌人であって言葉を生業とする著者のアンテナが感知した、暮らしの中に在って見過ごすことのできなかった言葉たちについてのエッセイで、感心したり、つっこみを入れたり、新発見したりする著者に、共感できるかどうかというところ。概ね共感。楽しく読んだ。

Posted byブクログ

2022/10/27

普段、天使の言葉を耳にしても気づいていなないんだなぁ。きっと気付く人は耳をとぎすまさなくても自然に心に飛び込んでくるんだ。言葉たちが。同じものを見て同じものを聴いても人それぞれ全く違ったとらえ方をしてることの不思議さと面白さを感じました。こじゃれた文章より心のままの方が相手に伝わ...

普段、天使の言葉を耳にしても気づいていなないんだなぁ。きっと気付く人は耳をとぎすまさなくても自然に心に飛び込んでくるんだ。言葉たちが。同じものを見て同じものを聴いても人それぞれ全く違ったとらえ方をしてることの不思議さと面白さを感じました。こじゃれた文章より心のままの方が相手に伝わることってずっと大きいんですね。「ウメボシノタネノケ」がどうしたの?!気になります。

Posted byブクログ

2022/10/11

穂村さんだし、そりゃおもろい。 南伸坊さんの解説もなんだか納得。 急性愛読者になっちゃって。 →雑談相手って、その人のセンスとか考えとか、いい感じとかが少しずつこっちに、滲んでくる感じ。ってとこ大共感/それが楽しいのよね、この本も/

Posted byブクログ

2024/05/13

通りすがりの見知らぬ人が発した一言は、それが横にいた友人との、あるいは携帯電話の相手との、会話の途中経過の一言に過ぎない。それなのに、時に何かを言い当てた本質的な一言のように響いたりする。事実私も、耳に残ったそんな一言をきっかけに短編小説を書いてみたことがある。たった一言から物語...

通りすがりの見知らぬ人が発した一言は、それが横にいた友人との、あるいは携帯電話の相手との、会話の途中経過の一言に過ぎない。それなのに、時に何かを言い当てた本質的な一言のように響いたりする。事実私も、耳に残ったそんな一言をきっかけに短編小説を書いてみたことがある。たった一言から物語を拡げていくことは困難なように見えて実はむしろ楽しい。言葉は、一言だけでは完結した世界を持ち得ず、きまってその周辺への想像力を要求するからだ。 この本は、著者がそのような想像力を引き出された、「不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉」を紹介している。それらの言葉たちから、著者が想像力を拡げていくさまがとにかく面白い。著者、穂村弘は、1962年生まれの、前衛的な作風で知られている歌人。 おもしろおかしく気晴らしに読んでもいいが、知らないうちにほのぼのしていたり、さらに油断しているとじっと考え込まされたりする。なにせこの本で紹介される言葉は、日常的な自分の世界の「その先に大きな真っ黒い口を開けている恐ろしさ」を感じさせる言葉たちなのだ。言語に対して鋭敏な感覚を呼び起こされることは間違いない。 章ごとにオチがつくように語られているため、言葉だけをここに紹介しても本としての面白さは伝わらない。まずはご自分で手にとってみてください。(K) 紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉2010年10月号掲載

Posted byブクログ

2022/07/20

めっちゃ笑いました。 ヘェ~とか、あー…なるほどって思うことから、あー!わかる!って思うこともありました! 穂村さんの他の本も気になります。

Posted byブクログ

2022/05/02

これは楽しい。 絶対にクスッと笑えます。 あんまり人前では読めないかも笑 言葉っておもしろいなぁ。

Posted byブクログ