絶叫委員会 の商品レビュー
ふとした瞬間に出てしまった言葉、反射的に出てしまった言葉、当事者達の間でしか通じない言葉。不思議な言い回しなど。日本語って面白い。
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あちらこちらに溢れる言葉たち。 1の言葉から10、10から20果ては100までに解像度を高め、噛み締め、噛み砕いたり、あえてそのまま漂わせてみたり。 どうか言葉を届けてくれてありがとう。そう著者に言いたくなるような面白く素敵な本。
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たまに頭がからっぽのまま、落ちてくる単語を仕分けせずに口から出す時があってそういう時になにかミラクルがおこるんじゃないかなあ
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目的地のない、不定型の会話ってめちゃくちゃ贅沢だ。だからこそ、ハッとするような言葉じゃないけど、なんか爪痕を残してくる言葉ってそういうところから湧いてくるように思う。 そんな生き物的性質をもった言葉達を集めた一冊。 普段10代の若者達と接していると、彼らの言葉の自由さに驚かされ...
目的地のない、不定型の会話ってめちゃくちゃ贅沢だ。だからこそ、ハッとするような言葉じゃないけど、なんか爪痕を残してくる言葉ってそういうところから湧いてくるように思う。 そんな生き物的性質をもった言葉達を集めた一冊。 普段10代の若者達と接していると、彼らの言葉の自由さに驚かされる。確かに、中高生の頃って目的もなくずっと喋っていたな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
街中の名言を集めた本。「彼が求めてるのはメーテルなんです。でも、あたしはメーテルじゃない。あたしだってメーテルが欲しい。」という名言に対する穂村氏の「全ての女性もまた、己の夢を目指して暗黒の生の宇宙を旅するひとりの鉄郎なのだ。」という解説も名言すぎて大好きでした。
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4.5! お気に入りの話がいくつもできた 一文字で言葉の柔らかさ、壮大さ、強制力などなどが変わっていく、言葉の持つ力はすごいな それに気づく穂村さんの頭をのぞいて見たい、面白いんだろうな
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日常の気になる言葉を集めた本。 詩人や歌人は言葉に関する感性がずば抜けてて、そんな言葉を生み出せるなんて、もうこれは才能だよな…と思ってたけど、日常の中にも面白い言葉って結構あるな、と気付かされた。それに気づくか否かなんだよね。やっぱりそれに気づいて楽しめるって、歌人詩人はすごい...
日常の気になる言葉を集めた本。 詩人や歌人は言葉に関する感性がずば抜けてて、そんな言葉を生み出せるなんて、もうこれは才能だよな…と思ってたけど、日常の中にも面白い言葉って結構あるな、と気付かされた。それに気づくか否かなんだよね。やっぱりそれに気づいて楽しめるって、歌人詩人はすごいなあ。私ももっと言葉に敏感になろう。
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著者の、言葉に対する鋭敏な感性をたっぷり堪能できる本。日常でふと耳にする偶然生まれたおかしな言い回し、つまり"偶発的なポエム"について考察しており面白い。文章的な「正しさ」から離れた言葉の魅力と、それをキャッチするセンスに惚れ惚れしながら読み終えた。
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偶然性による結果的ポエムの考察 木下龍也さんの「詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you」を思い出した。私からすれば穂村弘さんとムロタは同じ眩しさを持ってる
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確かに日本語に違いないんだけど、一気に未知の国に拉致された気分になる、思いもかけない言葉たち。この世の意外な濃密さを私は感じました。
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