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明日の空 の商品レビュー

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43件のお客様レビュー

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2024/02/17

作品紹介を読んで興味を持ち、BOOK・OFFで購入。 なるほどなるほど。あの行動はこういう理由があったのね。 あのときのあれは、ここに繋がるのね。 最後まで読むと、なんの脈絡もないと思っていた文章にちゃんと意味があったことがわかる。 わかったうえで、もう一度読みたくなる。

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2023/12/24

前半を読んでいるうちは「なんとつまらない本だ」と思ったけれど、我慢して読み進めた甲斐が多少はあったかな。ただ、確かに明言はされてないからウソではないのだけど、こういうミスリードの誘い方はやっぱりずるいと感じてしまう。それと、こういう厚意はちょっと重たいな。

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2023/08/29

「慟哭」以来の貫井徳郎さん。重い作品が多いイメージだったが、これはちょっと古い感じのする「青春ミステリ」。Part1とPart2で描かれた内容が、どう繋がるのか分からないままPart3に入って、見事に解き明かされた。 彼を間にはさんて知り合って、「ひとりひとりが他人のために何かし...

「慟哭」以来の貫井徳郎さん。重い作品が多いイメージだったが、これはちょっと古い感じのする「青春ミステリ」。Part1とPart2で描かれた内容が、どう繋がるのか分からないままPart3に入って、見事に解き明かされた。 彼を間にはさんて知り合って、「ひとりひとりが他人のために何かしてあげられたら、ちょっといいことに繋がりそうじゃないか」とバトンを渡された主人公と、バトンを渡した山崎さんが、彼の思い出を語り合っていってほしい。

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2021/12/07

帰国子女の高3女子が主人公 高校生活の章 大学生活の章 間に男が語る章がある 高校での出来事はまぁなんかちょっと邪魔されてる 感じでしたが・・・ 大学生活で出会った男の話から・・・ まぁそれなりには楽しめた感じです

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2021/01/24

物語はPART1~3に分かれておりPART1を読んだだけでは、釈然としない悶々とした感じが残り、続くPART2でも(何か伏線があるんだろうな…)とは思いつつもスッキリせず、そしてPART3で一気に全ての伏線の謎が溶けてスッキリ…と言う展開になっています。 謎が溶けてスッキリした...

物語はPART1~3に分かれておりPART1を読んだだけでは、釈然としない悶々とした感じが残り、続くPART2でも(何か伏線があるんだろうな…)とは思いつつもスッキリせず、そしてPART3で一気に全ての伏線の謎が溶けてスッキリ…と言う展開になっています。 謎が溶けてスッキリしたのも束の間、ラストに至るまでに又悲しい気持ちになり、それでも最後の最後には希望が見える、そんなお話です。 恋のお話にミステリー、そして人間の裏、温かみ、色々な要素が含まれていて後味の良い作品に仕上がっていました。

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2018/10/09

最近マイブームの貫井徳郎氏、今度は青春小説。17歳で日本に来た帰国子女のエイミーは恋をするも不思議な妨害にあい結局失恋する…。大学生になりまたも不思議な出会いがありそこから…。青春小説でありながらも貫井小説である。幅広いなぁ。タイトル「明日の空」、英語では「It will be ...

最近マイブームの貫井徳郎氏、今度は青春小説。17歳で日本に来た帰国子女のエイミーは恋をするも不思議な妨害にあい結局失恋する…。大学生になりまたも不思議な出会いがありそこから…。青春小説でありながらも貫井小説である。幅広いなぁ。タイトル「明日の空」、英語では「It will be fine tomorrow.」も読後印象アップ。

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2018/03/21

ある人との出会いが、甘くて苦い高校時代の思い出を別の形にする。空を見上げたくなる青春ミステリー。 貫井さんには珍しく女性が主人公。栄美の純粋過ぎる性格が、逆に周囲の男たちの悪意を際立たせる。繋がりがないような各章がピタリとはまる構成力は流石である。

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2017/11/07

『私に似た人』に続き、貫井作品ちょうど20作目。貫井先生にしては珍しい青春ミステリィ。確かに“どんでん返し”でした。二章の主人公が一章の飛鳥部君だと、思ったんだけど違った… (^^; 三章に至っては(山崎さんが)今度こそ飛鳥部君かと思ったら、また違った… (^^;; こうゆう結末...

『私に似た人』に続き、貫井作品ちょうど20作目。貫井先生にしては珍しい青春ミステリィ。確かに“どんでん返し”でした。二章の主人公が一章の飛鳥部君だと、思ったんだけど違った… (^^; 三章に至っては(山崎さんが)今度こそ飛鳥部君かと思ったら、また違った… (^^;; こうゆう結末を迎えるとは思いませんでした。面白かった!星四つ。

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2017/08/22

社会派事件を題材に扱ってきた貫井氏としては、かなりの異作の青春もの。 一人称が私の女性もはじめてだ。 帰国子女の高校生の持つ、日本の風習への不安、社会主義国ではないのに、出る杭は打たれるという村社会根性の文化。 黒人が白人の財産と扱われていた差別の時代が長い年月をかけて、大統...

社会派事件を題材に扱ってきた貫井氏としては、かなりの異作の青春もの。 一人称が私の女性もはじめてだ。 帰国子女の高校生の持つ、日本の風習への不安、社会主義国ではないのに、出る杭は打たれるという村社会根性の文化。 黒人が白人の財産と扱われていた差別の時代が長い年月をかけて、大統領に選ばれる時代が来るように、明日は必ず晴れる、と。 高校生から大学生へ。 貫井氏の描写する人の心は、相変わらずだが、ミステリでありながら、読了後は爽やかになる一冊でした。

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2017/06/27

あー、、 物足りない感じだった。 ミステリとしても、青春モノとしても。 恋愛も。 アンディの行動はうまく行きすぎでは? 飛鳥部くん、、イメージ変わりすぎ。 大学のサークル、印象悪すぎ。 エイミー呑気すぎ。 山崎さん、どうしたいーー

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