旅の絵本(Ⅷ) の商品レビュー

安野光雅【著】

2024/09/03

懐かしい、やさしい日本の風景。
眺めているだけで、楽しく、心癒される。

巻末の安野さんのエッセイ。
この優しい風景を持つ日本の景色を、人々の心を
大切に残して、育んでいくために
大切なことがメッセージとして残されている。

東日本大震災の後。
その後、またあの怖い思いをした記憶が
悲しくも薄れていく今、
優しい景色を蔑ろにして、利便性をとる生活を
優先している日々の心に投げかけられる
大切な言葉。

本を閉じて、しみじみと優しい気持ちになった。

2024/03/02

安野光雅さんの「旅の絵本8巻セット」、読了というか観了解。イタリア、イギリス、スペイン、アメリカなど、８カ国を旅してそれぞれの土地や歴史を絵本に描きこんでいる。各国の昔話や偉人、歴史上の出来事などが時空を問わず描かれていて、それを見つけ出すのも楽しい。こんなふうにゆっくり旅できると楽しいだろうなあ。巡礼の旅、行きたいなあ。

2023/09/11

大好きな安野光雅さんの旅の絵本シリーズⅧは機関車が走っている頃の日本が舞台。
四季折々の楽しい風景の中に、映画や童話のシーンが隠されています。
私は、桃、臼、7人の侍・・見つけました。

2023/04/23

母親への贈り物として買って、事前にさっと目を通した。懐かしい風景に見入ってしまう。絵本と銘打っているが、文章はなく画集として眺めた。

2019/04/16

とうとう日本。
でも今の日本じゃないですね。
今回旅人が馬から降りている場面がとても多い気がします。
いつも我関せずで旅してるのに、今回はかなり人々と交流してる。
見送りもたくさんだし…心境の変化があったのだろうか。
作者の心境がそのまま出ているのかもしれない。
足踏み式餅つき機。この前の年末も踏ませてもらいました。

2018/12/11

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2018/04/25

最後は日本。
薄ーく金太郎と小さい桃はみつけました。
『旅の絵本』シリーズ～とても楽しめました。
東日本大震災をうけてのあとがき
あって、使えて当たり前ではなく
限りがあるものを大切に安全についても考えて、
なくても生活できていた
古き良き日本の風景に触れられる絵本

2017/10/07

待望の日本版。
あとがきを読んでもう一度本を読むと、作者の思いがさらに伝わる。
今手にしている便利なものが無くなっても人は生きていけるし、人にとって何が幸せなのかを考えさせられる。

2013/08/24

待望の日本。
安野さんの旅の絵本。
いつも、開くと何かしらの発見があるこのシリーズ。

日本の四季が描かれています。
忘れたくない、遺したい風景の中に、チラチラと見える遊び心。

何回も何回も見返したいです。

2013/07/09

そうだよね、なんで今まで日本がなかったんだろう？
古きよき日本の絵本
旅人さん良くぞいらっしゃいました（＾＾）
江戸時代編もあってもいいかも？

安野さん、ちょっと感情がマイナスになってない？
こういうときだから、幸せな日本を
もっともっと描いてほしいです