蔵盗み の商品レビュー
ということで、3作目。 今回は、奉公先で濡れ衣を着せられた、益次郎が主人公。 犯罪に加担するつもりで、皆塵堂へ。 太一郎、庄三郎含む、いつものメンバーと賑やかな毎日を送る。 が、犯罪者にまで騙されていたことが判明。 益次郎も改心し、皆塵堂を巣立っていく。
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2014.9.14再読 古道具屋 皆塵堂 シリーズ第三弾 • 釣竿 • 天神机 (宮越様) • 幽霊屋敷 (茂蔵) • 人形 • 蔵の中身は… 泥棒に魅入られた男 益次郎 の話 一巻?に出てきた宮越様 再登場! こうゆうことされるから再読したくなるんだよね! 楽しい! ...
2014.9.14再読 古道具屋 皆塵堂 シリーズ第三弾 • 釣竿 • 天神机 (宮越様) • 幽霊屋敷 (茂蔵) • 人形 • 蔵の中身は… 泥棒に魅入られた男 益次郎 の話 一巻?に出てきた宮越様 再登場! こうゆうことされるから再読したくなるんだよね! 楽しい! 太一郎と鮪助の関係が良いね〜 やっと蔵の中が出てきました! 40のおっさんが憑いてる女の子の人形とか…笑える
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古道具屋皆塵堂シリーズ第3弾。 曰く品が集まるこの店に働きにきた益治郎。 実は濡れ衣を着せられ追い出された橘屋への 意趣返しに盗人と取り引きをして 皆塵堂の蔵の中を探りにきたのだったが‥‥‥ いつものことながら妖怪満載です。 いつものメンバーも健在です。 今回の益治郎は前回...
古道具屋皆塵堂シリーズ第3弾。 曰く品が集まるこの店に働きにきた益治郎。 実は濡れ衣を着せられ追い出された橘屋への 意趣返しに盗人と取り引きをして 皆塵堂の蔵の中を探りにきたのだったが‥‥‥ いつものことながら妖怪満載です。 いつものメンバーも健在です。 今回の益治郎は前回の庄三郎に比べると 見える人ではないのに ガンガン見えて気の毒だなあと思いました。 あいかわらずさらりと読めるんだけど 深い。アフターケアがすばらしい。 今回は不幸の塊、太一郎が あんまり出てこなかったので残念ですが あいかわらずの半端ない猫好かれっぷりが 笑えます。猫嫌いなのに。 もう観念すればいいのにね。 そして巳之助に嫁は来るのか?笑 第4弾(きっと出るでしょう)に期待☆
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- ネタバレ
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とても読みやすく、あとでわかる伏線が難しくなくて良い。 曰くつきだが働き者がいてくれる不思議な店。 話が進むにつれて、店が片付いてゆく。 それでも変わらない店主と峰吉。 巳之助が笑わせてくれる。 報われないけど幸せそうだから、まあいいか。
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小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。3日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。そ...
小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。3日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰くものばかりが集められた皆塵堂だった……。
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シリーズ物と知らず、この作家さんの本を初めて読みました。 とても好きなお話でした。 第1作目から読んでみます。
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別々と思ってた事件がつながる。おさまりがよかった。このシリーズは1冊毎にキーマンがかわるし、まだまだ続いてほしい。
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古道具屋 皆塵堂第3作。今回も曰くありげな、皆塵堂の新な奉公人。短編連作で最後も上手く収まってよかった…けど、確かに他の方も書かれてたが、主人公は太一郎じゃないように見えるのだけど… それにしても鮪助!
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皆塵堂シリーズ3作目、こちらも面白かったです。伏線を伏線と大っぴらに感じさせないような所や、キャラクターそれぞれの性格付けもメリハリが効いていたり、巻を追う毎に段々話運びが洗練されてきてるように思います。存在感のある猫ではあるものの“鮪助(しびすけ)”は皆塵堂にただ色をつけるだけ...
皆塵堂シリーズ3作目、こちらも面白かったです。伏線を伏線と大っぴらに感じさせないような所や、キャラクターそれぞれの性格付けもメリハリが効いていたり、巻を追う毎に段々話運びが洗練されてきてるように思います。存在感のある猫ではあるものの“鮪助(しびすけ)”は皆塵堂にただ色をつけるだけの存在かと思っていたら、3巻ではまさかのグッジョブ。やっぱ、猫又さまでしょう?
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曰く物の古道具を扱う古道具屋皆塵堂シリーズ、第三弾。 今回は濡れ衣を着せられて、 問屋橘屋の手代の職を追われた益治郎が、 復讐のために義賊と名乗る甚左と手を組んで 皆塵堂のお宝を狙う、というストーリー。 甚左が仕返しに橘屋のお金を盗むから、 益治郎は、皆塵堂で働いて、 お宝あり...
曰く物の古道具を扱う古道具屋皆塵堂シリーズ、第三弾。 今回は濡れ衣を着せられて、 問屋橘屋の手代の職を追われた益治郎が、 復讐のために義賊と名乗る甚左と手を組んで 皆塵堂のお宝を狙う、というストーリー。 甚左が仕返しに橘屋のお金を盗むから、 益治郎は、皆塵堂で働いて、 お宝ありと甚左が目を付けた皆塵堂の蔵を調べることになったのだ。 いかにもお宝がうずもれていそうな雰囲気の皆塵堂。 どころがどっこい。 ここは少し奇妙なお店だった。 主をはじめ、店番小僧も、訪れる知人たちも みな、前巻からのなじみのあるメンバーばかり。 見えないものが見え、聞こえないはずの声が聞こえる彼ら。 復讐の一念で働きだした益治郎だが、 曰くつき古道具の怪を体験するうちに、 やがて江戸を騒がす盗賊事件の真相を知ることになった・・・。 あいかわらずおとぼけの猫の鮪助をはじめ、 猫嫌いなのになぜか猫に好かれる道具屋若旦那の太一郎や 前巻で居候していた庄三郎、魚屋の巳之助など 登場人物もおなじみのメンバーが次々とでてくる。 一作目ほど怖くは無かったが、 それでも道具にとりついた怨念は目に見えないだけに怖いものだ。 怪奇小説にありがちな暗いムードの小説を いつもユーモラスな文章で明るい作品につくりあげている 作者の手腕に感心している。 次の作品も楽しみだ。
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