1,800円以上の注文で送料無料

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る の商品レビュー

4.2

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/09/20

ふざけたフレーズが所々入って、読みやすいような、笑っちゃって困るような(笑) 著者が身の程知らすにも とかいてるわりには かなり面白いです。難しいと思われることも分かりやすく 笑いを交えて詠みすすめられます。 途中まで読んで気がつきましたが、本書は恐竜を語っているので、恐竜の名前...

ふざけたフレーズが所々入って、読みやすいような、笑っちゃって困るような(笑) 著者が身の程知らすにも とかいてるわりには かなり面白いです。難しいと思われることも分かりやすく 笑いを交えて詠みすすめられます。 途中まで読んで気がつきましたが、本書は恐竜を語っているので、恐竜の名前がわんさか出てきます。恐竜図鑑を用意して読むことをおすすめします。

Posted byブクログ

2017/09/02

夏休み子ども科学電話相談をきっかけに川上先生を知り、著書を読んでみたいと思って手に取った本。 近年は恐竜の研究が進んで、21世紀の子どもたちにとっては「鳥は恐竜から進化した」というのは常識になっている。 では、鳥類学者が鳥の生態から恐竜がどんな生態だったか想像してみましょう、とい...

夏休み子ども科学電話相談をきっかけに川上先生を知り、著書を読んでみたいと思って手に取った本。 近年は恐竜の研究が進んで、21世紀の子どもたちにとっては「鳥は恐竜から進化した」というのは常識になっている。 では、鳥類学者が鳥の生態から恐竜がどんな生態だったか想像してみましょう、というのがこの本のテーマである。 ちなみに川上流ジョークがふんだんにトッピングされているのだが、昭和生まれくらいまでが世代的には一番楽しめると思う。笑 恐竜は基本的に化石から研究する。 骨からどんな姿をしていたかを想像するのは難しいが、 鳥がする行動なら恐竜もやっていた可能性があるのでは?みたいな形でいろんな想像(仮説)を提示してくれる。 恐竜はどんな求愛行動をとったか?どんな子育てをしたか?どこから飛び立っていたのか?身体の色はどんなだったか?などなど、 考えられる可能性を、身近な鳥を例に分かりやすく提示してくれて、巨大な恐竜も鳥のような行動をしていたらと想像すると、可愛いなぁ。とても楽しい。 そして恐竜のこともさることながら、日常的に一番身近に出会う野生動物である鳥類について、私には知らないことが多かったことも驚かされた。 著者の思惑にしっかりハマってしまう形ではあるけれど、恐竜を入り口に鳥類にも興味がでてきた。 バードウォッチング=恐竜観察と思えばロマンがあってとても楽しいと思います。

Posted byブクログ

2017/07/27

ああ、読み終わっちゃったー!と残念。 最初「鳥類学者・・・」より学術的かな?と思ったけれど読み進めれば川上節炸裂w特に注釈が素敵すぎる。 読み終われば恐竜が好きになるし、最新恐竜事情も知ることができるし、そしてやっぱり鳥にも詳しくなれちゃう素敵な本です。

Posted byブクログ

2017/07/20

20170718読了 2013年発行。ユーモアのある文章で読みやすい。「恐竜」は完全に興味レーダーから外れている分野なのに(どちらかというと「鳥」のほうがまだ興味あり)、読み通せたのは読みやすさのおかげ。●恐竜の研究がいかに雲をつかむようなものか。でもだからこそ新発見や新説でどん...

20170718読了 2013年発行。ユーモアのある文章で読みやすい。「恐竜」は完全に興味レーダーから外れている分野なのに(どちらかというと「鳥」のほうがまだ興味あり)、読み通せたのは読みやすさのおかげ。●恐竜の研究がいかに雲をつかむようなものか。でもだからこそ新発見や新説でどんどん情報の更新が進む・・・カラフルだとか羽毛があるとか、恐竜に対するイメージがずいぶん変わった。●最下段の注釈がまたおもしろかったりするので見逃せない。お気に入りの注釈→ P136 ウキウキ 動物は結構ウキウキする(ようにしか見えない行動をとる)。晴れていればウキウキし、あたたかいといってはウキウキする。(以下略)

Posted byブクログ

2017/06/29

鳥類が恐竜の末裔であるという前提のもと書かれたタイトル通りの本。 隣接学類の人が書くとジャンルの前提が取っ払われるせいか非常に読みやすい。

Posted byブクログ

2017/06/25

これは面白かった。わーーっと加速して読んでしまって途中で勿体無い、でももっと読みたいと悶えるほどでした。ま、再読必至ですねぇ。所々に入ってくるツッコミがツボ(世代がドンピシャなのもある)、それにテンポがいいし文章が読みやすい(単に自分の好みというか相性がいいのはある)。このところ...

これは面白かった。わーーっと加速して読んでしまって途中で勿体無い、でももっと読みたいと悶えるほどでした。ま、再読必至ですねぇ。所々に入ってくるツッコミがツボ(世代がドンピシャなのもある)、それにテンポがいいし文章が読みやすい(単に自分の好みというか相性がいいのはある)。このところ羽毛恐竜研究真っ盛りで見聞きすることも多くなっているが、やっぱりまだまだわからないことが多すぎて、ものすんごいロマンのままなのが楽しい。鳥好きで恐竜好きにはたまらん一冊やと思います。

Posted byブクログ

2017/06/23

タイトルどおり鳥類学者が恐竜について考察した本。 本当かどうかは誰にもわからない。でも、確かに言われてみるとそういうことがあってもいいかも、と思わせてくれる考察が示されて興味深い。 あえて違う分野の人がいろいろと論じるのもなかなか面白いと思わせてくれた。

Posted byブクログ

2017/06/20

『鳥類学者無謀にも、恐竜を語る』(川上和人) 川上先生の本は、この本の前に『鳥類学者だから鳥が過ぎだと思うなよ。』という本を読んでいたのだけれど、この独特の語り口調が癖になったのか、またもや川上先生の本を手に取ることになってしまった。しまった。島倉千代子。 私は、恐竜には詳しく...

『鳥類学者無謀にも、恐竜を語る』(川上和人) 川上先生の本は、この本の前に『鳥類学者だから鳥が過ぎだと思うなよ。』という本を読んでいたのだけれど、この独特の語り口調が癖になったのか、またもや川上先生の本を手に取ることになってしまった。しまった。島倉千代子。 私は、恐竜には詳しくないし、長いカタカナの似たような名前が苦手(実際読めない)ので、ここに掲載されている全ての恐竜名は飛ばして読んでしまった。 そのせいもあってか、この本はタイトルは『鳥は恐竜の進化系』というのだといつの間にか思い違いをしてしまっていた。 そして、川上先生の語り口調も後発の『鳥類学者だから鳥が過ぎだと思うなよ。』よりも謙虚で、脱線も少なく読み易かった。だから、先生の狙いの「人気のある恐竜をダシにして、鳥ファンを獲得して、鳥類学研究室の予算を膨らまそう」とする魂胆も透けて見えてきしまった。 でも、私は上にも触れたけれど、恐竜の解説部分は『柳に風』くらいな感覚ですっ飛ばして鳥の生態にじっくりと耳を傾けていましたので、もともと、川上先生の仕掛けた擬似餌にはかからずに、純粋に“鳥”を見つめていました。 強いて言えば、当初は鬱陶しかった川上先生の癖のある匂い(語り口調)が、心地よいものに変わってしまったことというところが不覚だった。

Posted byブクログ

2017/06/05

鳥にも恐竜にもあまり詳しくはないけれど、語り口の面白さにどんどん読み進められた。 鳥は恐竜の末裔である、という論に基づき、恐竜の生態、容貌などを鳥類のそれをもとに推理していくという流れだが、先行研究についても簡単ながらきちんと説明してくれているので、あまり知らなくても大丈夫だった...

鳥にも恐竜にもあまり詳しくはないけれど、語り口の面白さにどんどん読み進められた。 鳥は恐竜の末裔である、という論に基づき、恐竜の生態、容貌などを鳥類のそれをもとに推理していくという流れだが、先行研究についても簡単ながらきちんと説明してくれているので、あまり知らなくても大丈夫だった。鳥類の生態や機能についても興味深く知ることができ、そのうえで恐竜の暮らしぶりに想像を働かせることができる、一冊で二倍楽しめる本だった。

Posted byブクログ

2017/06/03

ふざけた文体で真面目に鳥の生態から化石しか残っていない恐竜の生態を推察する。(鳩のような)首振りをしていたか、営巣はどこか、色はどんなものか(海鳥は白や黒が多いので恐竜もそうではないかとか)、夜行性は少しはいただろうとか、あらゆるトピックについて考察。

Posted byブクログ