1,800円以上の注文で送料無料

内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法 の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/11/10

流石女子大で先生をされてただけあって 女子が 一点物に食いつくとかいう 分析が鋭く面白かった その感性は 生き物としてあるんだろう あと 身体を使って考えること よく分かる

Posted byブクログ

2017/09/10

思想家・内田樹と吉本興業マネージャー・木村政雄の対談集。熟年期にさしかかった男達、昔でいうところのオヤジたちがシン・オヤジ道を捜す話。 (1)選挙権を20年も持っていて国について人を責める様な事を言ってはいかんですよ。 (2)大人というのは汚れていたり弱かったり卑劣だったり卑猥だ...

思想家・内田樹と吉本興業マネージャー・木村政雄の対談集。熟年期にさしかかった男達、昔でいうところのオヤジたちがシン・オヤジ道を捜す話。 (1)選挙権を20年も持っていて国について人を責める様な事を言ってはいかんですよ。 (2)大人というのは汚れていたり弱かったり卑劣だったり卑猥だったり、そういう自分を沢山抱え込んでいてそういうものを受け容れて、何とか折り合いをつけてやっている人のこと。 (3)自分の中にある汚さや弱さを許せない人というのは必ず他人に対しても非寛容 (4)成熟とは年を取るにつれて手持ちのカードが増えていくこと。 (5)自由で物分りが良くて理想家であるところの青年が近代日本におけるイノベーターの役を担っていた。 (6)配偶者は謎の人。ずっと謎のままでいいんです。

Posted byブクログ

2014/08/08

既に正しいオヤジ像を持たないので、世代論として面白く読みました。 私達は若ぶってる世代で、確かにその通りだと実感しています。 しかし、1番心に残ったのが、娘さんに結婚しないの?と聞いて、「どうして私が男のエゴを撫でないといけないの?」と言われるところ。 そういう考え方もあるのね...

既に正しいオヤジ像を持たないので、世代論として面白く読みました。 私達は若ぶってる世代で、確かにその通りだと実感しています。 しかし、1番心に残ったのが、娘さんに結婚しないの?と聞いて、「どうして私が男のエゴを撫でないといけないの?」と言われるところ。 そういう考え方もあるのね〜

Posted byブクログ

2014/03/29

20140329再読。 60以降の義務教育みたいな話面白い。 自由を上手に使えない人はたくさんいるはず。

Posted byブクログ

2013/12/29

今学校で起きているいじめの最大の特徴は、できる限り多くの子供がいじめの加害者、傍観者となることで、いじめを批判できる倫理的な優位性そのものがつぶされているということ。

Posted byブクログ

2013/11/21

内田樹氏と元吉本興業常務、木村政雄氏による「オヤジ論」ということであるが、題名にかかわらず、社会論・時代論・教育論・人生論と幅広く、含蓄の多い対談。 出しゃばらず、なびかず、かつ自己を持った生き方はユーモアもあり、大いに参考とすべきと思う。

Posted byブクログ

2013/10/08

タイトルはあまり意味がないような。色んな思考が引き出されて面白い。今の日本のミクロもマクロもぎすぎすした感じとか、若い人たちが、年上で社会経験の豊かな人たちと利害関係のないところでフラットに話ができる環境がもっと増えればいいなとか、「いつでも自分の事を主流派だと思っている」は、な...

タイトルはあまり意味がないような。色んな思考が引き出されて面白い。今の日本のミクロもマクロもぎすぎすした感じとか、若い人たちが、年上で社会経験の豊かな人たちと利害関係のないところでフラットに話ができる環境がもっと増えればいいなとか、「いつでも自分の事を主流派だと思っている」は、なかなか言えないよなぁとか。あとがきを読んで、あれなんか森さん(森博嗣氏)ぽいなとか村上春樹を好きなのがなんとなくわかるなとか。毒のある罵倒や切れ味のいい批判から住みやすい社会は生まれない。

Posted byブクログ

2013/07/24

内田樹さんと元吉本興業常務、木村政雄さんによる対談。現在、オヤジは存在感がなく、昔のオヤジはいないという。50代からそれ以降にかけて男はどう生きたらよいのか話されている。60以降は次の世代に譲って支えることがいいようだ。

Posted byブクログ

2013/04/21

著者に内田さんの名前が入っていたので、読んでみた。 内田さんの本はけっこう読んできたつもりですが、いじめに関する話はほかの著書であまり触れられていなかったように思う。新鮮でした。 最初のほうにあった、どんな人間でも受け入れようとするのが大人の作法っていう趣旨の言葉があって、安心し...

著者に内田さんの名前が入っていたので、読んでみた。 内田さんの本はけっこう読んできたつもりですが、いじめに関する話はほかの著書であまり触れられていなかったように思う。新鮮でした。 最初のほうにあった、どんな人間でも受け入れようとするのが大人の作法っていう趣旨の言葉があって、安心しました。 タイトルにある「VS」が邪魔、というかあまり意味がないと思いますが、おもしろかったです。 ちなみに、木村さんと母親が一緒に仕事しているらしい。びっくりした。

Posted byブクログ

2013/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

岡田斗司夫さんがやっているSNS、クラウドシティに掲載した日記の転載です。 今年の3月28日に発行された、『内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法 木村政雄VS.内田樹』で岡田さんのお話が出ていました。 そこの部分を引用します。 木村 定年はきても、まだ働きたいという人はたくさんいらっしゃると思います。これからのオヤジの働き方って、ないでしょうか。 内田  岡田斗司夫さんってご存知ですか?彼は仕事をしてもお金を取らないんですよ。 木村 講演料も原稿料も取らないそうですね。彼の会社は、社員が社長である岡田さんに出資する。その代わり、社員は岡田さんと一緒に本を作ったりできると。彼の言う評価経済社会。なかなか面白い発想ですよね。 内田 そうなんでうしょ。確か月に1万円だったかな。先日お会いしたときは社員が百九十人いるので、毎月190万円が入ってくるって言ってました。だから、それ以外の活動からはお金を取らない。僕は一緒に本を作ったんですが、その印税も要求しないんだそうです。  出資する社員たちは、その代償に、岡田斗司夫の活動にすべてコミットできる。僕と対談しているときも、大勢のギャラリーが周りを取り囲んでいたので、「この人たち誰ですか?」と聞いたら「うちの社員です」って(笑)。僕らの対談を一生懸命聞きながら、ときどき質問してきたり、一緒にご飯食べたり、お酒飲んだりしている。つまり岡田斗司夫が創るモノに代価を払うのではなく、「岡田斗司夫と一緒に遊ぶ権利」を買うわけですね。 木村 内田さんの道場もある意味、同じですね。 内田 確かにそうですね。合気道の道場の場合は技芸を教えているので、その対価をもらっているわけですが、凱風館で対談するときには、門人たちは見学に来ますからね。道場長のやっていることに首を突っ込む権利を含めての凱風館のメンバーズなわけです。年間六万円払うと、僕のあれこれの活動にコミットできる(笑)。そういう意味では岡田さんとちょっと似てますね。(151p~152p) この後のお話は木村さんのオフィスのお話から働き方の変化についてのお話へ。ノマド(遊牧民)ワーカーは本当はパラサイト(寄生生物)ワーカーなんじゃないの?なんてお話まで出てきて、面白かったです。 芸能人の中で能がないのが芸人で、昔は芸人に蔑みの意味があったなど吉本興業の代表を務めていた木村さんの芸人さんについてのお話も興味深かったです。ああ、本読む時間もっと作りたいなぁ。

Posted byブクログ