福家警部補の報告 の商品レビュー

大倉崇裕【著】

2013/08/17

ミステリ好きをニヤリとさせる倒叙式シリーズの3作目。福家警部補の特異な言動に犯人ばかりか読者も振り回され今回も楽しませてくれるが、立ちすぎのキャラに肝心の事件や犯人設定がますます霞んでしまった気がする。

2013/08/08

中篇3本。どうしてもパターンがあるので、中篇となると読んでいて繰り返しが多く、つらい。
もう少し短ければ面白いのだが。
福家警部補が優れいている記述にはうんざり。

2013/08/04

いや～ヤッパ好きだわ福家警部補シリーズ。

そりゃコロンボも読んでたし古畑任三郎も全て観てますし下地はできているんですから。

最初の「禁断の筋書」は古畑の中森明菜が出ていた作品を思い出しました。

このシリーズは犯人が最初から判ってますがキャラクターがイイから面白い、タイトルと表紙では面白さが伝わらないと思いますのでゼヒ手にとって目を通しましょう。

2013/07/21

大倉さんは、最近バイオレンス気味になっているので、ホッとする一冊です。
福家氏そのものの謎は残るものの、事件はスッキリ解決していきます。
ヤクザ物があるのは、バイオレンスが抜けない所か？
ライバルらしき人物が出たとこで、次作に期待します♪

2013/06/08

福家警部補３作目。三編。「少女の沈黙」の菅原さんはいいキャラだな…。 サブカルに強いとか、意外な人脈とかわかって福家警部補に興味は増えるけど、前に比べてあんまり推理してないような？ 新たな登場人物はこの先気になる。

2013/06/02

福家警部補シリーズ３作目。すっかり、この小さくて変わった福家警部補のファンになりつつある（笑）。現れるところにちょっとしたラッキーを残して去るのもいい。
次が楽しみ。いつ出るのかなあ。

2013/06/02

『禁断の筋書』
かつて親友だった漫画家・河出みどりと編集部長・三浦真理子。共に漫画家を希望していたがみどりが漫画家になり嫉妬に狂った真理子。編集部長としてみどりをつぶそうとする真理子。真理子の殺害。真理子が友人にもらった漢方剤。犯行中に傷を負ったみどり。

『少女の沈黙』
かつて暴力団員だった菅原巽。彼の下に入った連絡。組長の息子・栗山の娘を誘拐した異母兄弟の次郎。少女を救う為に次郎と協力者の金沢を殺害し同士打に見せかけた菅原。元部下たちの更生に奔走する菅原。ライバルの暴力団と警察による妨害。愛していた女から貰った指輪。

『女神の微笑』
銀行強盗未遂を起こした３人の人物の乗ったバンが爆発した。後藤夫妻が仕掛けた爆弾。同じように犯罪を起こしたが証拠不十分で釈放された反ジア者たちが殺害されている事に気がつく福家警部補。

2013/05/16

4年ぶりの福家警部補シリーズ第三弾。このシリーズは外れがありません。まだまだ続きそうな結末でさらなる続編に期待します。

2013/05/13

〈内容〉実力派漫画家、正統ヤクザ、善意の老夫婦エンジニア──犯人と福家警部補の対決やいかに。刑事コロンボ、古畑任三郎の系譜、倒叙形式の本格ミステリシリーズ待望の第3集。

2013/05/03

相変わらず福家警部補はかっこいいっ!
今回は三話目「女神の微笑」の後藤夫妻もクールでよかったけど
二話目「少女の沈黙」の菅原にはホレた。

このシリーズも三冊目だけど
どんどんおもしろくなっている気がする。
続刊期待!