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福家警部補の報告 の商品レビュー

3.8

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2014/04/09

福家シリーズ3作目。のらりくらりとしてきれる福家警部、情に流されず常に犯罪に対する意識は厳しい。今回もとても面白かった!

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2014/03/24

この人の作品は、殺人事件を起こしてしまう。やむを得ない事と自分に納得させてアリバイ作りをするが、次々に疑惑を持たれて追い詰められていく。 ここまでは、刑事コロンボに似ている。最後に、殺人は自分のわがままだったと後悔する結末が違うのかな? いや、一緒だった。 それにしても、福家警部...

この人の作品は、殺人事件を起こしてしまう。やむを得ない事と自分に納得させてアリバイ作りをするが、次々に疑惑を持たれて追い詰められていく。 ここまでは、刑事コロンボに似ている。最後に、殺人は自分のわがままだったと後悔する結末が違うのかな? いや、一緒だった。 それにしても、福家警部補は鉄の女「女刑事コロンボ」だな〜。

Posted byブクログ

2014/03/02

嫌いな嫌いな倒叙物のシリーズの3作目なんだけど、2本目の「少女の沈黙」はええわ~ う~ん、菅原さんは堤真一? やられました 1本目の「禁断の筋書」は、ドラマはきれい事にしてたよね・・・ でも、富田靖子、良かったです

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2014/03/01

「少女の沈黙」が面白かったですね。深層心理の読みあいがいいです。あとは「女神の微笑み」はこれからの展開につながる感じで、今後が楽しみです。

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2014/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

福家警部補シリーズ第三弾。ついに宿命のライバル登場! 回を重ねるごとに、サブカルへの博覧強記ぶりが増してゆく警部補。えーと、憶えてるだけで、時代劇、高座、ワイン、ラジコンヘリ、同人誌、映画、日本酒、フィギュア…いやはや。前作まではまあご愛嬌と思っていたけれど、今作ではぐっとキャラが立ってきている感じ。雑学王なだけでなく、マル暴にも対マル暴にも等しく顔が効くあたりが、個人的にぐっときました。 そして二岡くんの良妻っぷりがどんどん増していくのにもニヤニヤ。なんなのこの献身っぷり。いいなあ、かわいいなあ(笑)。 今まで警部補から逃げ切った犯人はいなかったわけだけど、ついに「女神の微笑」で逃亡を果たした犯人が登場!こういう知力のある犯罪者ってツボだわ〜( ̄▽ ̄)。ワクワクします!吉永小百合あたりに、にこやかに演じてもらえたら最高。まあドラマ見る気はないんだけど。次作楽しみに待つことにします。

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2014/01/28

福家警部補の事件簿第三弾。 実力派漫画家と辣腕営業部長。かつて同人誌の世界で相方同士だった二人が迎えた不幸な結末。(「禁断の筋書き」) 誘拐された少女の目の前で、仲間割れをして相討ちになった2人のヤクザ。少女が目撃証言を拒むその理由は……。(「少女の沈黙」) 銀行強盗に向かう直前...

福家警部補の事件簿第三弾。 実力派漫画家と辣腕営業部長。かつて同人誌の世界で相方同士だった二人が迎えた不幸な結末。(「禁断の筋書き」) 誘拐された少女の目の前で、仲間割れをして相討ちになった2人のヤクザ。少女が目撃証言を拒むその理由は……。(「少女の沈黙」) 銀行強盗に向かう直前だった三人組が、犯行のために用意していたらしい爆弾が誤爆して吹き飛んだ。その現場を密かに見つめる老人は……。(「女神の微笑み」) 倒叙形式のミステリ短編三本。相変わらず福家警部補はぶっとんでいる。 一冊目は地味で小粒な印象だったけれど、少女の沈黙はとてもよかった。菅原さん素敵です。後藤夫妻はそこまで完全犯罪っぽく見えなくて、あんまり宿命のライバルっぽく感じなかったので、ラストでちょっと肩透かしをくらった感じ。 倒叙形式のミステリは古畑警部補くらいしか触れたことがなかったのだけど、犯人が追い詰められていくさまが面白い。どこをミスって福家さんに尻尾掴まれるんだろうなーとか考えながら読むのが楽しい。 二冊目が貸し出し中だったので早いとこ読もう。

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2014/01/18

シリーズ3冊目にして、少々ネタ切れ?なのか、毎回タクシーでもめているのはどうかと思う。そういう浮世離れしたところが際立ってきた一方で、相変わらず推理の切れは鋭いまま。これまでのような、伏線もないまま、書かれていないところに解決の糸口が出てきたりということもなく、ミステリーとしては...

シリーズ3冊目にして、少々ネタ切れ?なのか、毎回タクシーでもめているのはどうかと思う。そういう浮世離れしたところが際立ってきた一方で、相変わらず推理の切れは鋭いまま。これまでのような、伏線もないまま、書かれていないところに解決の糸口が出てきたりということもなく、ミステリーとしては一番ちゃんとした作りになっていて、安心して読めた。最後には宿命のライバル(?)も出てきて、ますます目が離せなくなりそう。この本の雰囲気をドラマでどこまで再現できるのか?そっちは甚だ疑問。

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2013/11/17

正直ややかったるいところもあったけれど、やはり謎解きが気になって最後まで読了。この作家の作品は、福家警部補シリーズより、季刊落語のシリーズの方が(題材として興味があるから…というのも大きいとは思うけど)好み。

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2013/11/16
  • ネタバレ

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福家警部補の能力と見た目のギャップ。人は見た目ではわからないものね、と感じさせる人物像でした。すごく多趣味だし。ホント、見た目じゃわからないものねぇ・・・。彼女を恋人?奥さん?にする人は大変だなぁ。突拍子もない行動するから飽きないかもしれないけど、落ち着かないだろうなぁ・・・。 犯人が福家警部補に追い詰められていく様子は、緊張しました。私は犯人でも容疑者でもないのに。ちょっと気の弱い犯人なら、あんな追い詰められ方したら、すぐにゲロっちゃうと思います。 二岡さんの福家警部補のさりげないフォローが優しくて。毎度のことで手慣れたもんというか、もうウダウダ言っても仕方がないから諦めてるのか・・・は知らないけど。 『禁断の筋書』では福家警部補と事件があった真下の部屋に住む老人とが、”水戸市の名産品は干し芋(福家主張)か納豆(老人主張)か”という会話があったけど、私も納豆だと思う。 『女神の微笑』の後藤夫婦、特に奥さん、福家警部補とのやりとりを楽しんじゃうくらい余裕で、やるなぁ・・・あの夫婦、あれからどうなったかなぁ?続きが知りたい。 巻末の『「福家」のかたち』に福家警部補の特徴をまとめていただいてて、ここも面白かったです。

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2013/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

“こんな気分久しぶりだわ。ワクワクする” 帯の煽り文句どおり、ワクワクさせられる福家警部補シリーズの第3集。 「挨拶」「再訪」も「良いな、これ」と思っていたのですが、この第3集でダダハマりです! 今回は短編と言うよりは中編3作という感じで、特に良かったのが「少女の沈黙」。 解散したヤクザの若頭・菅原が、組の再興を試み死んだ組長の孫を誘拐、暴走したかつての組員を殺害する話。カタギになろうとする組員を救うために犯罪を犯し、福家と対決するのですが、ワンシーンワンシーンがとにかく絵になります。対立する他の組の組員や、事件現場を目撃したはずの娘の沈黙、ヤクザ家業を嫌い忌避する組長の息子、それぞれの思いが交錯する物語はTVドラマで言うと2時間スペシャル級の扱いです。 また、「女神の微笑」という作品では、好敵手が登場。探偵物には付きものの「正義を語る犯罪者」が登場することで、続編が大変楽しみになってきました。しかも、その好敵手が老夫婦という辺りも意外性があって楽しいです。 これ、ドラマ化してくんないかなぁ。 福家警部補は、うーん、今やったら広末涼子さんあたりが良いかも。「鍵泥棒のメソッド」を見たばかりで引きずられている間も拭えませんが、二十代に見える童顔で眼鏡姿が似合いそうだし。 あー、楽しい。これ、早く続編が読みたいわ。

Posted byブクログ