いよう! の商品レビュー
昭和な感じ 日本男児(亭主関白が普通)の時代に 粋な男子を気取っる破天荒な叔父をもつ男の物語。 文字も大きく描写も少なく自由に読めた。 『嫌われ松子の一生』の男版みたい 面白かった。 粋な男子は現在で言う見た目は良いが紐男なのかな ‥ 何か憎めない作品です。
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ドラマ「10年愛」ばりに、話が数年〜10年刻みくらいに断片的に展開。 高校の教科書とか国語の試験に出てきそうな題材のような感じがした。
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哲坊が九才から四十七歳までの間にたまに交流した、フラフラとしたキリギリスでありながらヒーローだった叔父との日々と、妄想による精神科や、がんで緩和ケア病棟に入院している年を経た彼と、「人は、永遠に〜」の医療相談室の千夏の日々。ちょっととんでもない叔父が魅力的で格好良い。表紙も叔父の...
哲坊が九才から四十七歳までの間にたまに交流した、フラフラとしたキリギリスでありながらヒーローだった叔父との日々と、妄想による精神科や、がんで緩和ケア病棟に入院している年を経た彼と、「人は、永遠に〜」の医療相談室の千夏の日々。ちょっととんでもない叔父が魅力的で格好良い。表紙も叔父のイメージにぴったり。
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いよう!と時々突然現れる叔父さんと、主人公の話。さらっとかーるく読めました。 自由なおじさんに憧れる少年と、しっかりしないおじさんに腹がたつ青年。 初めて山田宗樹を読んだかな。
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「いよう!」が口癖の、一風変わった上原清治郎の生き方を、甥の哲坊と、医療ソーシャルワーカーの猪口千夏の目線から描いた作品。 今までの山田宗樹とは作風が全く違う。悪い話ではなかったが、メッセージ性の強かった以前の作品が好きだった私にはちょっと物足りなかった。 どちらかというと、「...
「いよう!」が口癖の、一風変わった上原清治郎の生き方を、甥の哲坊と、医療ソーシャルワーカーの猪口千夏の目線から描いた作品。 今までの山田宗樹とは作風が全く違う。悪い話ではなかったが、メッセージ性の強かった以前の作品が好きだった私にはちょっと物足りなかった。 どちらかというと、「嫌われ松子の一生」に戻った感じ!??
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粋で自由で子どもから見たらサイコーの、でも身内にしたら手に負えない風来坊。 そんな男と甥の物語。 嫌われ松子の 男性版。 一気に読み終え、表紙見て涙。 彼方にいる叔父達に会いたくなった。 【図書館・初読・7/19読了】
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身内に一人はこういう人いますねぇ。 変わり者やけどカッコいい自由人…でも誰しも歳も取るし病気にもかかる。 最期に晢坊に会えてよかった。じわっとホロリとさせられた。
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どうしようもないんだけど、 ほっとけない。 気になる。 子供で、かわいらしい。 そんな素敵な男の人が出てきます。 読んだあと、暖かな気持ちになります。
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粋でいなせな叔父さんと僕の切ない物語。どうしようもなくダメだけど何故か憎めない叔父さんのキャラが秀逸過ぎ。泣けます。
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この作品では9歳で小学3年生だった「ぼく」の窮地を救ってくれた叔父さんのヒーロー仮面としての颯爽とした登場ぶりから思い出が始まる。 「ぼく」の成長と叔父さんとの男同士の係わり合いが、その後何十年にもわたって書き続けられていく、、、やがて、叔父さんは決してカッコいいヒーローじゃな...
この作品では9歳で小学3年生だった「ぼく」の窮地を救ってくれた叔父さんのヒーロー仮面としての颯爽とした登場ぶりから思い出が始まる。 「ぼく」の成長と叔父さんとの男同士の係わり合いが、その後何十年にもわたって書き続けられていく、、、やがて、叔父さんは決してカッコいいヒーローじゃなく、生身の人間だということに気づくのだ。 そしてその後の事件が「ぼく」に与えた影響。叔父さんに対する自身の後悔と懺悔が、次第に顔をのぞかせて、、、やがて泣かせる。 40年にもわたる男同士の運命的な出会いと別れの物語だ。
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