「売れない」を「売れる」に変えるマケ女の発想法 の商品レビュー

金森努,竹林篤実【著】

2014/04/27

小説仕立てのマーケティング本。登場人物の性格などはステレオタイプだけど、事例は実際にある商品や企業なのでわかりやすい。
マーケティングを全般的に学びたい方にオススメです。

2013/02/11

多様な価値観がある今だからこそ、今の中核価値でターゲットとは異なる顧客が見つかる可能性が高い、というところを頭ではわかっているところから実感してもらえるところまで持っていくのがマーケの最初の壁だと思います。
最近ではこういった物語調の本は多いですが、この本の事例のように、実際に開発し終えた（または終える間近）製品をどう売るか、という設定は新鮮に感じます。製品をそんなに変えられない、という局面でどう売っていくか、玉砕覚悟なんて嫌だけどどうしたものか・・・そんな悩みを持っている人には心の突破口になるかもしれません。
でも結局は自分や自社のパターンに当てはめてどう実践に活かすかどうかなので、「こんな本のようには上手くいかない」と思うネガティブな人にはおすすめできません。