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吉原暗黒譚 の商品レビュー

3.2

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/01/16

誉田哲也氏の時代小説『吉原暗黒譚』 妖シリーズに通じるこの物語をデビュー当初に書いている事に驚きを隠せない。 舞台は、吉原遊廓 花魁の格付け、遊廓の仕組み、女衒と呼ばれる人とは、何が粋で、何が不粋なのか、などなど、読んでいて勉強になり、飽きさせない工夫は、さすがページ・ターナー、...

誉田哲也氏の時代小説『吉原暗黒譚』 妖シリーズに通じるこの物語をデビュー当初に書いている事に驚きを隠せない。 舞台は、吉原遊廓 花魁の格付け、遊廓の仕組み、女衒と呼ばれる人とは、何が粋で、何が不粋なのか、などなど、読んでいて勉強になり、飽きさせない工夫は、さすがページ・ターナー、誉田哲也ここにあり!と思える作品でした。 再読ではありますが、改めて感動しました。

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2023/12/24

よかったです。連続したシリーズ物になってもイケるんじゃないかと。 誰を主人公にするか?それぞれの人物が主人公になってもいいんじゃない?

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2024/01/25

「妖」シリーズのスピンオフなのか、こちらが本流なのかは分からないけど、楽しい一冊。できれば彩音さんの風眼の威力が発揮される場面が見たかったな。

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2023/10/16

妖シリーズのスピンオフと思っていたのでどこかに紅鈴が出てくるのかとワクワクしていていたら。。。あえなく撃沈。 花魁と吉原を取り巻く人間模様が丁寧に描かれていて知らず知らずのうちにひきこまれていた。悲しい生い立ちなのにどうしてここまで追い込まれるのだろうか悲しくなった。全うに生き...

妖シリーズのスピンオフと思っていたのでどこかに紅鈴が出てくるのかとワクワクしていていたら。。。あえなく撃沈。 花魁と吉原を取り巻く人間模様が丁寧に描かれていて知らず知らずのうちにひきこまれていた。悲しい生い立ちなのにどうしてここまで追い込まれるのだろうか悲しくなった。全うに生きていれば救われることもあるのだろうか。

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2023/06/13

妖シリーズ外伝。 最新作「妖の絆」はゼロ版(一巻以前の話なので)ですが、そこに出てきた忍びの娘も登場するので、妖シリーズ外伝的作品。 (今作には紅鈴や欣治は出ません)

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2023/05/13

江戸 吉原を舞台にした捕物帖 しがない同心が、吉原で起こる花魁のみを狙った狐面による殺しを詮議することに。元くの一で花魁で人殺しで髪結いと、驚くほどのバックグラウンドは、誉田さんぽいですね(笑) あっという間に没入感を作り出す展開は、3作目にしてすでに確立されてました(゜ロ゜)

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2023/01/27

主役は吉原に詰める同心。遊女・遊廓モノと言うよりは、江戸時代の刑事モノ。誉田哲也さんと言えば、女刑事・姫川玲子ですが、本作はそこまで強烈な印象はありませんでした。

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2021/09/14

普段著者が描く刑事シリーズが好きでこれも読んでみた。著者初の時代小説ということだが、時代背景に違いがあっても著者自身のスタンスは変わらない印象。江戸時代版刑事小説みたいなミステリー。 江戸時代の吉原が舞台。描写が細かく違和感なく雰囲気が伝わって来る。面白かった。

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2020/12/29

映画化しても映像が華やかで面白いだろうなぁーと思いながら読みました。もうしてるのかもしれないけれど。 吉原、花魁殺し、狐面。

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2018/03/04

吉原を舞台にしたダークファンタジー的なミステリー。 ちょっと宮部みゆきの時代劇x不思議系ミステリーに似た感じの作品です。 誉田哲也氏の作品の中では、妖の華という作品に少し似た系統かなと思いました。 彼の時代ものってあんまりイメージになかったですが、違和感なく、物語に引き込まれまし...

吉原を舞台にしたダークファンタジー的なミステリー。 ちょっと宮部みゆきの時代劇x不思議系ミステリーに似た感じの作品です。 誉田哲也氏の作品の中では、妖の華という作品に少し似た系統かなと思いました。 彼の時代ものってあんまりイメージになかったですが、違和感なく、物語に引き込まれました。 女性が魅力的なのはやはりというか、主役は冴えない八丁堀の役人なんだけど、元花魁の彩音というキャラが印象的。色っぽくて強い、やっぱ誉田作品には女性キャラだよなっていう感じです。

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