マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション の商品レビュー
前作と内容は一部重なるものの、本質をコミュニケーションに絞って紹介している点がさらにわかりやすく感じた。 漫画の部分は、あくまでも事例の紹介であり、絵にかんしてはやや少女漫画風で抵抗ある方もいると思うが、キレイで見やすくて私は好き。
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とても読みやすく、NLPを知らなくても理解できました。 ただ、いくつかのキーワードは、その効果だけではなく言葉の意味の説明があるともっとスムーズに理解できたと思います。 例)メタモデル。効果は「思い込みを崩す」とあるが、そもそも語源の説明も欲しいかなぁ。
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ミスコミュニケーションは起こるもの。 人は10人いれば、10人とも違う体験をしてきているため、 根底にある認識には必ずズレが発生する。 このズレを解消するために、NLP手法を活用する。 このNLPを漫画と解説を使って分かりやすく説明してあり、 NLP初心者でも理解することは可...
ミスコミュニケーションは起こるもの。 人は10人いれば、10人とも違う体験をしてきているため、 根底にある認識には必ずズレが発生する。 このズレを解消するために、NLP手法を活用する。 このNLPを漫画と解説を使って分かりやすく説明してあり、 NLP初心者でも理解することは可能。 実際には、学んだことを基に実践を積む必要がありますが、 入門編としては、これで充分かと思います。 なお、詳細については割愛されているので、 興味を持ち、より詳しく知りたくなったら違う本を手に取りましょう。 参考になった内容: ・人間が話や文書を理解する土台は過去の体験 ・体験を言葉にするとき、省略・歪曲・一般化といった現象が起こる。 省略:体験を言葉に翻訳する際に、大部分の情報が漏れること。 歪曲:個人的な価値観で物事をとらえているため、 同じ体験をしても、価値観で歪められてしまう。 一般化:あるものごとが一切の例外を認められず、 同じ意味を持つこと。 そのため、同じ体験をしたとしても、違った内容で相手に伝わる。 ・ミスコミュニケーションを防ぐためにも、質問することが大切。 ・質問と詰問は違う。ただ問い詰めるのは詰問。 聞き手が質問に対して主体的に回答してもらうためには、 まずは信頼関係(ラポール)の構築が必要。 ・ラポール構築に有効な手段がプリフレーム。 質問する前に、質問しやすい環境を作るのが大切。 ・質問しているときは、相手のペースに合わせる。 これをページングと呼ぶ。 初対面の相手は何考えているか分からないこともあり、 少なからず警戒心を持っている。 この警戒心を無くすためにもページングが有効。 ・「Yes」と答えざるを得ない質問を多めにすると、 人は心理的に安心する。 ・問題解決は必然的に2つの方法に集約可能 1.出来事に被せているイメージをネガティブからポジティブに変える 2.イメージそのものを緩和して、ありのままの無色透明な出来事に 近づける ・問題解決が上手くいかないのは、言語表現が「名詞化」されているから。 そのため、名詞化された言語を動詞に置き換えて整理していくと、 自ずと問題解決への道が開ける。 実際、問題解決が得意な人の頭の中は、名詞表現が少ない。
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