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和菓子のアンソロジー の商品レビュー

3.6

120件のお客様レビュー

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    12

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/06/01

読むほどに、美味しい和菓子がいただきたくなる一冊。 普段読まない作家さんとも出会うことになり、1冊で2度おいしい(^o^)ノ 和菓子だけに、優しい気持ちになるおはなしが揃ってます。 ○○ドラが、プルプルの水饅頭が、……和菓子探しに行こっと。

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2013/08/16

坂木司さんのリクエストで実現した和菓子がテーマのアンソロジー!しかも「和菓子のアン」の続編が読めるのがホントに嬉しい。もっと続きが読みたい。 「トマどら」の日明恩さんは今まで作品も読んだことがなく、お名前の読み方も知らなかったけど、「詐欺犯に犯罪で得た金額とこれから先の人生で得ら...

坂木司さんのリクエストで実現した和菓子がテーマのアンソロジー!しかも「和菓子のアン」の続編が読めるのがホントに嬉しい。もっと続きが読みたい。 「トマどら」の日明恩さんは今まで作品も読んだことがなく、お名前の読み方も知らなかったけど、「詐欺犯に犯罪で得た金額とこれから先の人生で得られなくなる総額をきっちり計算して突き付ける捜査官」というのが面白くて他のも読んでみたくなった。 こういう出会いがあるから、アンソロジーはいい。 北村薫先生のは正統な解かれるべき謎で流石でした。 絶対和菓子が食べたくなるので、今読むか迷ってたけど、陣太鼓があって良かった。幸せなひとときでした。

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2013/05/19

「和菓子のアン」の著者・坂木司さん企画の"和菓子"をテーマにしたアンソロジー。 坂木司さんの他、小川一水さん、木地雅映子さん、北村薫さん、近藤史恵さん、柴田よしきさん、日明恩さん、恒川光太郎さん、畠中恵さん、牧野修さんの計10作品が収録されています。 同様の...

「和菓子のアン」の著者・坂木司さん企画の"和菓子"をテーマにしたアンソロジー。 坂木司さんの他、小川一水さん、木地雅映子さん、北村薫さん、近藤史恵さん、柴田よしきさん、日明恩さん、恒川光太郎さん、畠中恵さん、牧野修さんの計10作品が収録されています。 同様の企画、大崎梢さんセレクトの「本屋さんのアンソロジー」も面白かったのですが、こちらはさらに多彩な作品でとても魅力的な一冊に仕上がっています。 「本屋さんのアンソロジー」は店の規模や本の題材はあれ、そう大きく創造している枠を外れている作品は無かったのですが、こちらの「和菓子のアンソロジー」は和菓子のセレクトも、物語の時代や背景も想像の枠を感嘆に超えてしまっています。 牧野修さんの「チチとクズの国」は自殺するためにかつての家に帰ってきた男と、幽霊の父の物語。苦労を重ねて、いつしか甘いものがいけるようになってきた男と、あまり尊敬できなかった父とのやり取りが短いながらも心にしみます。 近藤史恵さんの「迷宮の松露」は、和菓子がテーマなのに舞台は日本を飛び出してモロッコへ。精神的に疲弊し、日本を跳び脱した一人の女性の物語。異国のお菓子と、久しぶりに会う日本人から渡された和菓子。 小川一水さんの「時じくの実の宮古へ」はなんとファンタジー。 温暖化が進み、熱帯と化した日本。日本の南半分は人の住まない大地と変わり果てた。そんな中、お菓子の宮古を目指して和菓子を作りつつ旅を続ける親子の物語。 北村薫さんの「しりとり」は、著者らしい日常の謎を描いた一作。和菓子の黄身しぐれを食べながら、妻に「しりとりや 駅に     かな」と謎の俳句を残した夫。和菓子と俳句が描くほっこりとする物語。 その他の物語もとても素敵な出来ばかり。ミステリあり、恋物語あり、妖怪話あり。 こういう素敵な企画、またやって欲しいなぁ。

Posted byブクログ

2013/05/11

題名通りの和菓子をテーマにしたアンソロジー 私が好きな坂木司、柴田よしき、近藤史恵、北村薫、畠中恵が揃ってるなかなかのもんなんだけど、と云うほどのインパクトはなかったなあ・・・ テーマが難しい?

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2013/05/07

 普通にサクッと読めました。和菓子を話に織り込んで作家のみなさんそれぞれの味がでていました。どのお話が自分の好みかあえて言うならば、牧野さんのが好みです。

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2013/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

和菓子が食べたくてたまらなくなるのでは…とドキドキしながらページをめくるも、物語の中にうまく溶け込んでいるせいか、そんな欲求もなく若干拍子抜け。 そうなると、お菓子を中心に展開した「和菓子のアン」の続きと、北村薫、畠中恵が良いと思う。たしかに和菓子というと昔ながらのものもいろいろあるけど、上生菓子に絞った物語が読みたかった。 試みは面白いんだけども。

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2013/04/28

和菓子をテーマにしたアンソロジー。今回はミステリ要素のものは少ないかな。どの作品も美味しそうで、読み終えると間違いなく和菓子が欲しくなってしまいます……。 お気に入りは日明恩「トマどら」。素直にこの「トマどら」自体も一番おいしそうに思えたのですが。やや毒もあるけどほんわかとする物...

和菓子をテーマにしたアンソロジー。今回はミステリ要素のものは少ないかな。どの作品も美味しそうで、読み終えると間違いなく和菓子が欲しくなってしまいます……。 お気に入りは日明恩「トマどら」。素直にこの「トマどら」自体も一番おいしそうに思えたのですが。やや毒もあるけどほんわかとする物語も素敵。 恒川光太郎「古入道きたりて」も、不思議な雰囲気がたっぷりで印象的な一作でした。「夜船」という呼び方は知らなかったなあ。

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2013/04/28

和菓子がテーマ、作家さんによってこんなに違う作品になるとは…読んでいてとても楽しかった。 いろんなテイストの作品が読めるので、とてもお得。

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2013/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

和菓子にまつわる10の短編。和菓子ってこんなにいろいろの設定でのストーリーの核になりえるんだ。私が好きなのは、坂木司さんの「和菓子のアン」の続編と、北村薫さんのものと、近藤史恵さんのもの。まさか和菓子がモロッコを舞台にするお話に登場するなんて!

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2013/04/27

和菓子にまつわる10のお話。 箱を開けたら色とりどりのお菓子が並んでて どれから食べようかとワクワクする時の気持ちになって楽しめた。 そして今、無性に牡丹餅と泡雪羹が食べたくなって困っているところ。 作家陣も豪華で内容もバラエティに富んでるし このアンソロジーはなかなか贅沢。 ...

和菓子にまつわる10のお話。 箱を開けたら色とりどりのお菓子が並んでて どれから食べようかとワクワクする時の気持ちになって楽しめた。 そして今、無性に牡丹餅と泡雪羹が食べたくなって困っているところ。 作家陣も豪華で内容もバラエティに富んでるし このアンソロジーはなかなか贅沢。 大崎梢・近藤史恵編もぜひ読んでみたい。

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