人はなぜ存在するのか の商品レビュー
自分の存在意義を色んな視点から見たらどうだろうかということが書かれてあります。 これは「人の存在」だけでなく、他のことを考えるときにも使える考え方だなと思います。 思考法の本のように感じました。 何度も読みたい一冊です。
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【人はなぜ存在するのか】 このタイトルに非常に興味を持ち、手に取った。 人によって捉え方が様々だと思うが、存在について多角的に考えて自分の存在意義を確かにする。 よって、現実に根ざしたうえで自分はなぜここに存在しているのか深く問うことが重要なんだと感じた。 最終地点が無になるこ...
【人はなぜ存在するのか】 このタイトルに非常に興味を持ち、手に取った。 人によって捉え方が様々だと思うが、存在について多角的に考えて自分の存在意義を確かにする。 よって、現実に根ざしたうえで自分はなぜここに存在しているのか深く問うことが重要なんだと感じた。 最終地点が無になることだと受け入れて腹を決めれば悩みや不安でくよくよする生き方から脱皮できる考え方は良いと思ったので自分の視野をもっと広げて仕事や家庭を営んでいきたい。 永遠のテーマとして哲学者達の書物等ももう少し踏み込んで視野を広げていきたい。
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タイトルやなかに出てくるハイデガー、ニーチェ、といったキーワードにひかれ購入したが、なんだか中身が軽くてがっかりした。深い考察までいかず広く浅くという感じでした。あまり時間をかけないで書いた本かと思います。
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大きな観点から、存在証明について考える。 現代に生きる私たちが抱きやすい不全感に対して、知識で抗う。
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生きていく意味にターゲットを絞り、哲学の教えや宗教、著者からの提案も含め、多方面からの考え方を比較でき面白かった。 自分一人では行き詰まってしまいそうなテーマだが、こんな考え方もできるんだと頭の中を切り替える良い機会になり少し楽な気持ちになった。
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不動の価値観はなかなか持てない時勢になってきています。 敏腕と言われた経営者が晩節をけがしたり、高い評価を受けた商品やサービスが一転して叩かれたり。 人間も同じでともすれば自分に自信を持てない時代になってきていると思います。神話や哲学の中で語られる存在(人間の生命についての死...
不動の価値観はなかなか持てない時勢になってきています。 敏腕と言われた経営者が晩節をけがしたり、高い評価を受けた商品やサービスが一転して叩かれたり。 人間も同じでともすれば自分に自信を持てない時代になってきていると思います。神話や哲学の中で語られる存在(人間の生命についての死生観、といってもいいかも)、人間が存在している、と感じられる20のポイントからなっています。 平易で読みやすい本です。再読するとまた違う感想がでそうな本です。
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哲学的な本かなーと思ったらそうでもなく、いかにして存在意義を感じるか、ということを主眼とした本だった。 仏陀とは「目覚めた人」という意味。 この世は無常であり、自分自身の欲や執着を落としてゆけば静かな平安の心持が得られる。ということを掴んだ人と解釈すればよい、 人は組織に所属...
哲学的な本かなーと思ったらそうでもなく、いかにして存在意義を感じるか、ということを主眼とした本だった。 仏陀とは「目覚めた人」という意味。 この世は無常であり、自分自身の欲や執着を落としてゆけば静かな平安の心持が得られる。ということを掴んだ人と解釈すればよい、 人は組織に所属していることで、存在意義や安定感が得られる。 よほど不満がない限り「所属している状態」を手放さないとよい。 自分の心を開き賞賛することで存在意義が充実する。 感動し、賞賛することで心が明るくなり、偉大なものを賞賛できた自身の存在意義を感じる。 良いものと沢山出会い、出会ったら賞賛することが大事。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目13箇所。「『現在』を失う」とは、今ある自分の人生を積極的に生きようとする気分が失われることです。自分の人生の最終地点は「無」になることだと受け入れて、腹を決める、そうすると、これまで、さまざまな悩みや不安で「くよくよ」していた自分の生き方から脱皮することができます。死ぬのが怖いと思えば死は苦ですが、死ぬこともまた自然なのだと思って受け入れれば、苦は軽減できます。男性は女性と違い、出産・子育てという大仕事による充実感はありません、大事な家族を養うことはできますが、それも収入あってのこと、仕事が奪われたときの自信喪失は相当なものです。「日本人は押しが弱いがために、大陸から押し出された民族だ」……控えめで押しの弱い人があらゆる大陸から追い出され、流れ流れて日本列島にたどり着き、それ以上先へは海で進めなくなったという説です。人間はなぜ神話を求めるのでしょうか、それは人間が長い間、神話を通じて存在意義を確認することで、心の支えを得てきたからです。人間は神話を伝承していくことで、自分自身が認められつつ、その一方で自分たちの思い上がりも防ぐ、人間は長い間、そういう形で自分の存在意義を安定させてきたのです。誰か一人でも伝えることをさぼると滅びてしまうので、何代にもわたって守り抜くのは大変なことです、ですから、もはや個として存在意義を持つというよりも、それを伝えていくミッションを果たすことが自分の存在意義になります。天皇が即位後に始めて行なう新嘗祭は「大嘗祭」と呼ばれます。全肯定の世界に入るには遊び心が必要です、しかも、真剣に遊ぶ。書道家は真っ白な紙に向かうとき、「この一筆は二度とないと思って文字を書く」そうです。読書をすれば、いろいろな考え方を知ることができますし、独りの充実した時間を得ることもできます。小説を読むと「人間」がわかる、自分が体験していないことも、本を読めば「疑似体験」できる、それが読書の効果です。
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自己啓発本にありがちな、ポジティブなものの考え方を諭しているのではない。人間がなぜ”不安”を感じるのかを歴史的な観点、現在の状況などから淡々と説明してくれている。 そんな"不安"を解消させる理由も単純明快。無理に考え方を変える必要はない。 読んですっきり。時...
自己啓発本にありがちな、ポジティブなものの考え方を諭しているのではない。人間がなぜ”不安”を感じるのかを歴史的な観点、現在の状況などから淡々と説明してくれている。 そんな"不安"を解消させる理由も単純明快。無理に考え方を変える必要はない。 読んですっきり。時間をおいてまた読みたい。
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