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50代から上手に生きる人ムダに生きる人 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2021/04/28

著者ほどカッコよく出来ませんが兼好さんの死生観やものの見方は身近に感じます。鎌倉時代末期から太平記の動乱期という背景を考えばこの古典が読まれているヒントがあるかも知れません。若い時にはわかりませんねー。

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2019/01/20

まだ清水さんのようには考えられないコトもあるけれど、基本的にはヒトへの好奇心を忘れちゃいかんよね、ということかなぁ、と勝手な解釈を。10年後に再読するのがいいかね。

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2018/10/28

2016年67冊目 50歳以上の方には読んでもらいたい。 徒然草を書いた吉田兼好から学ぶ50代の生き方。 もう、1,000年以上も前の見解なのに、50代の生き方の本質は一緒なんだろうか。 著者は吉田兼好から学びつつも反対するところは違う考え方を示している。 読んでいて非常に納...

2016年67冊目 50歳以上の方には読んでもらいたい。 徒然草を書いた吉田兼好から学ぶ50代の生き方。 もう、1,000年以上も前の見解なのに、50代の生き方の本質は一緒なんだろうか。 著者は吉田兼好から学びつつも反対するところは違う考え方を示している。 読んでいて非常に納得できる点の多い本でした。

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2016/02/17

徒然草の内容を素材にして、著者が独自の老年期の生き方を語った1冊。かならずしも徒然草の解説本ではないです。 いろいろと印象的なことが書かれていましたが、なかでも、50にもなったら、もはや人格は形成されており、いまさら他人から影響を受けて人格を変えようなどと考えるよりも、自分のやっ...

徒然草の内容を素材にして、著者が独自の老年期の生き方を語った1冊。かならずしも徒然草の解説本ではないです。 いろいろと印象的なことが書かれていましたが、なかでも、50にもなったら、もはや人格は形成されており、いまさら他人から影響を受けて人格を変えようなどと考えるよりも、自分のやってきたとに自信を持ってそのまま生きていきなさい、というメッセージには励まされました。

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2014/02/20

ふむふむと全く違和感無く「徒然草」が理解できる年齢になりました。「一面ではこれが真実だ、と思っても、別の面を見ればその逆の結論も出せる」大抵のことは経験した大人ですから。柔軟思考、不統一さを持って「神様からの贈り物」光り輝く50代を楽しみましょう。

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2013/06/15

徒然草に学ぶ後悔しない人生!!というサブタイトル!! 徒然草の解釈も色々あるのだな??と思いながら読みました!! 「50代からは伴侶を友にするのが一番!!」 気に入りました!!

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2013/04/14

「徒然草」からの引用を用いて独自の考え方を展開している。「50代は楽しくなくちゃいけない」、「身軽に気軽に生きてみる」それに定年に向けて今から準備しておくべき事など、具体的な内容から、心構えなどためになった。

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2013/04/02

『徒然草』が子供の頃から好きだった筆者が、50代、つまりこれから老人になる直前の人に向けて、吉田兼好の言葉を借りて、心得を説いている本です。 あまりひねった話は無く、そうだよねと素直に読めます。   >  やはり人は、未来のほうを見て、今を生きていかなければならない...

『徒然草』が子供の頃から好きだった筆者が、50代、つまりこれから老人になる直前の人に向けて、吉田兼好の言葉を借りて、心得を説いている本です。 あまりひねった話は無く、そうだよねと素直に読めます。   >  やはり人は、未来のほうを見て、今を生きていかなければならないのだ。 ……「思い出は、『忘れる』ものではなく『しまう』もの」という段は、65歳になる筆者の知恵だなぁと思いました。

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2013/03/17

今月(2013.3)の誕生日で49歳を迎えますので、50歳を迎えるために残されたのは1年と少しです。人生50年というのは織田信長の生きた時代のことですが、昔から私にとって「50歳」というのは、人生の一つの区切りだと思っています。 仕事も充実してきますし、子供の成長にも責任が残る...

今月(2013.3)の誕生日で49歳を迎えますので、50歳を迎えるために残されたのは1年と少しです。人生50年というのは織田信長の生きた時代のことですが、昔から私にとって「50歳」というのは、人生の一つの区切りだと思っています。 仕事も充実してきますし、子供の成長にも責任が残る年齢ではありますが、そろそろ自分の終着点を見据えて、悔いの無い人生を送るために、何に集中して、何を捨てるべきかの判断力を持つべき時が私にとっての50代だと思います。 この本では、50代から上手に生きるためのポイントが、徒然草に記されていることを解説しながら、この本の著者である清水氏により述べられています。人生の充実度を決めるのは「50代の10年」とのことです、今までの人生で経験してきたことを良い教訓にして、上手に生きていきたいと思いました。 以下は気になったポイントです ・50代とは、第二の人生に向けた準備期間である、第二の人生を「上手に生きる」か「ムダに年を重ねて生きる」かは、50代で「何を考え、何をするか」で決まる(p5) ・60歳では遅い、老化が進行する中で老後を考えることは、あまり得策ではない、老人の後ろ向きの気分で考えてしまい、あまり前向きな考えが出てこない(p19) ・世俗のことにかかわって生涯を送るのは愚かであるとも言っている、欲望のためにする努力を叱っている(p32) ・趣味的に学ぶのは反ってよろしい、遊びとしての勉強は問題ない(p42) ・インフレの逆がデフレと思っていたが、実際に起こってみたら、デフレとは、どこもかしこも激安店になること(p68) ・死んだ人のことは、みんなすぐ忘れる、それよりは生きているうちに価値あるものをどんどんやって、有難うと感謝されるべき(p75) ・年を取っていて、身につけていてほしいのが「品位」や「教養」、それがない人はとても情けない(p138) ・あったことを全部しゃべろうとするのは、教養のない人だよ(p143) ・老後にやることがあって退屈しないですむ人は、そうなる前に既に始めているもの(p164) ・人間も50歳になったら、自分が何をしたいのかを知っていなければ愚か(p165) ・サラリーマンにとって仕事のことは、すんだとたんにどうでもよくなるもの(p170) ・本を読まない人では話にならない、また本物をたくさん見ることは重要(p179) ・思い出にふけるのは自分を美化すること、老人が思い出にふけるのは勝手だが、他人に聞かせるのはやめるべき、思い出は共有できる人とのみ語る(p199,200) ・友とするにもっとも良い人は、趣味も似ていて、価値観も似ていて、弱っているときには力を貸してくれる相手、妻である(p246) 2013年3月17日作成

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