エデン の商品レビュー

近藤史恵【著】

2013/01/12

ツール・ド・フランス、好きなんですよ。
前作も面白かったけど、今回も面白い！！！
日本人とフィンランド人って、似ているところが多いそうですよ。

2013/01/12

サクリファイスの続編。ロードレースについて知識がなくても話にひきこまれる。チームのメンバーやその中で自分のミッションを考えながらチームでパフォーマンスを発揮する。最後のミステリー要素には驚かされた。

2013/01/12

ミステリー要素は後半に少しだけありますが、基本的には世界最高峰の自転車ロードレースに日本人唯一参加している主人公を軸に、ツール・ド・フランスに参加する選手達の人間模様を描いている。
ツール・ド・フランスのようなレース特有のルールを読みながら理解できる入門書としても良いと思う。
ただ、プロトンという用語は、当たり前のように出てきているけどなかなか理解できなかった。たぶんまとまった集団という意味なんだろうけど。
現在ツールを賑わしているスキャンダルを反映した話だと思うし、アームストロングに限らず、インデュラインにしろ強い選手は常に薬物使用が疑われるか、そこにつながる悲しいドラマも散りばめながら３週間のレースが実際に進んでいく話。
とにかく読みやすい。

2013/01/09

サクリファイスに続いて、この作家の自転車モノは
面白い。
全く自転車競技が判らない私を、物語にグイグイ引き込む。
選手同志、監督、チーム、競合との心理戦。駆引きが
スリリングで臨場感溢れる。
登場人物が、個性溢れて格好良い。

おススメです。

2013/01/09

『サクリファイス』の続編です。

ロードレースの面白さが充分に楽しめると思います。
ただし、ロードレースのことを知らないと分かりにくいこともあるかもしれませんが。

外国で戦う日本人ってカッコいいなあと思います。
サッカーや野球みたいなメジャースポーツではないし、主人公には世界一になるなんていう実力や野心はないけれど、それが逆に人間臭くていいなと思いますね。

2013/04/01

前作「サクリファイス」に比べてミステリーの要素は少なく、淡々とスピーディーに話が展開していきます。

大きな盛り上がりを期待していたため、4★としてしまいましたが、ロードレースの世界がリアルに描かれており（少なくとも僕はそう感じました）、ぐいぐい話に引き込まれていきました。

読後感も良く、続編に期待です。ロングライドしたくなりました。

2013/01/08

面白かったー。
前作、サクリファイスのときと同様にレースやルールを知らない人にも読みやすく、また心理描写も細やかで良い。
まだまだ文庫にならない次作、サヴァイヴも読みたくなる

2013/01/08

前作「サクリファイス」の続編。ミステリー色は薄れたものの
ぐいぐい読ませる筆力はさすがといったところ。

「ぼくは思う。
ここは、この世でいちばん過酷な楽園だ。過酷なことはわかっっているのに、自転車選手達は楽園を目指し続ける。～」

近藤史恵に今後も目が離せないのである。

2013/01/07

自転車レースを舞台とした作品としては悪くは無いんだとは思いますが、前作（サクリファイス）には及ばないかな、という印象。
青春小説っぽい。

2013/01/07

サクリファイスの続編。主人公白石誓がヨーロッパプロチームに移籍になってからの話。アシストである自分の役割を確実に果たす彼のまっすぐな姿勢に憧れます。まだまだ、この続きをみたい。