エデン の商品レビュー

近藤史恵【著】

2013/03/07

サクリファスの数年後っすね。前作よりもうちょっとチャチい感じを受けてしまった。多分主人公があまりにもすんなりと自分のポジションを上げてしまっている事に違和感を感じてしまうんだろうな。サイクルロードレースの世界をこの少ないページで収めるという行為が無理なんだな。と思った。ただサクリファスを読了後こっちも一気に読み切れたのは何だかんだ言いながらも面白かったからなんだろうな。

2013/03/03

　自転車ものの小説。ツール・ド・フランスというレースをよく知らず、たまたまだったのだが、まるで本人が元レーサーかのような具体的描写が良かった。なぜか行間が広く、310pあるものの速攻で読み終わってしまったが、それは展開が良く、引き込まれたからだろう。もすこし味わいを楽しみたいとの思いを持った。次作もあるとのことで、そちらも読みたい。

2013/03/01

「サクリファイス」の続編。今度はツール・ド・フランスが舞台。

著者はロードバイクには乗らないのに、ここまで描写できるのは改めて凄いと感じた。
前作に比べてミステリー要素は少なめなので、その分スラスラ読める。
自転車レース競技やツール・ド・フランスについて知らなくても充分楽しめると思う。

2013/02/22

前編に続き、スラスラ読めます。

一度も生観戦せず、ロードレース小説を
書き上げた近藤さんには脱帽です。

2014/04/21

サクリファイスの続編。ツール・ド・フランスの話なので、当然ながら自転車競技に特化した内容です。サクリファイスを読むまで自転車競技をよく知らなかった私ですが、最後まで引き込まれて読みました。むしろ旧知の世界に思えるのが、作者のすごいところです。チカこと白石誓（ちかう）に共感し、彼の置かれた状況が変わるごとに一喜一憂してしまいます。それはおそらく、彼がフランスにいる日本人だから。アウェイの状況で踏ん張っている、すべての人に読んでほしいです。

2013/02/19

前作に較べるとミステリー色が薄くて青春ロードムービー
…じゃなかった(^^;)ノベルという感じ。
でも舞台がツール・ド・フランスなので楽しく読めた(´▽｀)

2013/02/18

前作と比べてミステリー感は薄くなったのが残念。その分、自転車の描写がより細かになった気がする。青春小説としてなら読み応えあり。

2013/02/15

前作「サクリファイス」の続編。今度の舞台はツール・ド・フランス。人種差別、ドーピングの問題なども絡めながらすすむ。 退屈しない。レース中のハラハラ感は前作の方が良いかも。若干マンネリ。

2013/02/15

前作もよかったけど、これもいい！
憧れのツールドフランスに出ている主人公のチカ。
相変わらずのバカ正直なんだけど、現実世界でアームストロングのことがあったり、白人世界の考え方を実感させられることもあって、非常に示唆に飛んでいる話だと思います。
なにはともあれ読むことがすべてかと。

2013/02/14

舞台を世界最高峰のツールドフランスに移しても主人公の愚直なまでの信念は変わらず、すがすがしい。一見、遠回りに見えても長い目で見れば愚直さが報われるのもうれしい。