庭は手入れをするもんだ 養老孟司の幸福論 の商品レビュー
庭は手入れをするもんだ、というタイトルなのに、いきなり「死は自分のものではない」という話からのスタート。人と社会の関わり方、エネルギーと人の相対的な関係など、いつもの養老流の、まったく何やってんだかなあ、みたいな話がなかなか好きです。そして後半、「庭」の手入れの話。庭とは何か。そ...
庭は手入れをするもんだ、というタイトルなのに、いきなり「死は自分のものではない」という話からのスタート。人と社会の関わり方、エネルギーと人の相対的な関係など、いつもの養老流の、まったく何やってんだかなあ、みたいな話がなかなか好きです。そして後半、「庭」の手入れの話。庭とは何か。それは読んでのお楽しみ、として。庭の手入れから続く森里海連環学の鼎談。全体的に新しい、というよりは改めて、という感じではあるけれど、安心して(そして、少し反省して)読める本です。なんとなく、日本と西洋の対比、というイメージが強かったかな。
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養老さんの幸福論、ということで、軽いエッセイとして読みました。 半分は人間というものをテーマとして、筆者の持論を語ってくれ、もう半分は筆者の十八番である虫、生命と自然についての話。 前半の部分がおもしろかったな。後半はあまりついていけへんけど、養老さんの考えていることの深さは伝わ...
養老さんの幸福論、ということで、軽いエッセイとして読みました。 半分は人間というものをテーマとして、筆者の持論を語ってくれ、もう半分は筆者の十八番である虫、生命と自然についての話。 前半の部分がおもしろかったな。後半はあまりついていけへんけど、養老さんの考えていることの深さは伝わってくる。 養老さんの考えのやわらかさに、ええなあと思わされる。
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