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庭は手入れをするもんだ 養老孟司の幸福論 の商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2024/07/13

身の丈に合った持続可能なエネルギーを論じていた。森林立国というアイデアはとても良いものだと思う。都市の人工物ばかりに囲まれているのではなく、自然の美しさに触れて、本来の自然な自分を取り戻すといいと思った。

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2023/04/21

てっきり家庭菜園とかのお話かと思いきやがっつり森林についての真面目なお話だった。 5分の1くらい読み進めて「ん?」と違和感を持ち ようやく気付いた。 最後の美しい=うれしいになる、という部分。ピアノの演奏にも通ずるなと思った。 滑らかで美しい演奏が 一番演奏者の技術が優れている...

てっきり家庭菜園とかのお話かと思いきやがっつり森林についての真面目なお話だった。 5分の1くらい読み進めて「ん?」と違和感を持ち ようやく気付いた。 最後の美しい=うれしいになる、という部分。ピアノの演奏にも通ずるなと思った。 滑らかで美しい演奏が 一番演奏者の技術が優れていると思っている。 木の葉っぱが重なり合わないように生えるのも、生きている細胞が美しいと感じるのも、複雑なものほど完成度が高くなって見る物聴く物に「美しい」と感動させるんだろうと思う。 それと冒頭の「見る」と「学ぶとは真似をするということ」。 最近疎かになってたな、と引き締めろと言われたような感覚だ。 付録の提言書は読む気力が湧かなかったのでパス。

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2021/01/16

P27 人事の世界と 花鳥風月の世界 P44 占いを読むと人間はかならず 心理的に影響を受ける。 健康診断も同じ P45 都市の生活や そこでの流行は 意識がつくらなかったものを みな排除しようとする P48 意識から入っていくと 体験できることが限定されてしまう ※

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2018/11/04

 少し読んだだけでギブ・アップ。  評判になった「バカの壁」は当時書店で立ち読みしただけで敬遠したが、正解だったようだ。  養老孟司の本は二度と読むことはないだろう。

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2017/01/06

人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、いずれかである。したがって、折をみて良草に水をやり、雑草を除かねばならない。 カーライル『随筆集』

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2016/10/16

「こうすれば こうなる」と考えて、 分かった気になって動かないことの意味のなさ。 「自分」なんて、自分のものではないという考え方。 日本の自然が他国にはないほど多様で豊かなこと。 それはその国の人の考え方にも通ずること。 効率や便利や楽なことを優先して人間の力が落ちていること。 ...

「こうすれば こうなる」と考えて、 分かった気になって動かないことの意味のなさ。 「自分」なんて、自分のものではないという考え方。 日本の自然が他国にはないほど多様で豊かなこと。 それはその国の人の考え方にも通ずること。 効率や便利や楽なことを優先して人間の力が落ちていること。 小さな範囲だけを切り取って考えることでは意味がなく、 物事はさまざまに繋がり連動していること。 以前読んだ『武術と医術 人を活かすメソッド』の 「総合医療」の考えにも繋がる話。 考えるよりもやってみること。 考えすぎて簡単な答えにも気づかないほど、能力は下がっている。

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2015/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時間との戦いになっている。   「技を盗む」ということばがある。 技術にしても、森林の手入れにしても、同じことが言える。  現在、科学的に数字がで、定説となっていることが、 実はすでに先人たちはそのきめ細かい自然観察と伝承によって、 自然の不思議な繋がりに関係性が語られてきた。    現代は科学の力の「見える化」できたから、 今更ながらに海と里、森林のつかがり、 生命の繋がり、役目が明らかになったのだが。    例えば調べてみると森林の土壌にはそこにはないはずの、  海由来の物質が存在し、実は鮭が遡上するときに 海から運ばれてきたものだとわかった。  また海の魚や貝の成長に大きく関わる養分が 森林から川を流れ運ばれてきたことが、明らかになった。    また養老先生は大学で、電子顕微鏡が導入されたときに、 生きてる細胞とそうでない細胞を判別するときに、 まず美しいのが生きてる細胞を選択すると、ほとんど正しい。  複雑なものほど、脳は直感的に見抜いていることがわかった。 興味深くなんども読みたい一冊. 2012年初版

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2014/02/23

「バカの壁のそのまた向こう」の中の虫取りをする養老氏が好感を持てたので、この本を読んでみた。虫取りのことはそんなに書いていないが、自然を愛し、自然をどうしたらよいのか常に考えている養老氏を見た。

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2013/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弟子が何かまなんだとしたら、せいぜい弟子がそれを師から盗んだだけである 信頼、人への理解、愛情が根底にある  賭け事はする必要がない 自然への畏敬の念を取り戻せば、自然の一部である人間存在そのものの重みも復活してくるはずである 

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2013/05/13

養老孟司の本なので手にとりました。養老の本は私からすると頭の中をリフレッシュしてくれます。それは、私の視点には全くない視点をもたれているからであり、しかも結構な言い切りの文章だからです。 普段読書している方で、一旦頭をリフレッシュしたいという方は読んでみる価値があると思います。 ...

養老孟司の本なので手にとりました。養老の本は私からすると頭の中をリフレッシュしてくれます。それは、私の視点には全くない視点をもたれているからであり、しかも結構な言い切りの文章だからです。 普段読書している方で、一旦頭をリフレッシュしたいという方は読んでみる価値があると思います。 ちなみに、内容は、自然(森や林)についてです。

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