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零戦 の商品レビュー

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90件のお客様レビュー

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2018/10/20

零戦の主任設計者の堀越技師の著作。欧米に遅れていた航空機の設計で知恵を振り絞って解決策を見出していく著者に感動した。

Posted byブクログ

2018/10/09

ライト兄弟に憧れて、航空工学をやってみたいと思ったことがあったのを思い出した。やっぱり私にはとうてい無理だっただろうな。

Posted byブクログ

2018/10/08

あらゆる科学技術は、切羽詰った状況下で急成長を遂げるモノ。 こちらは戦争を背景に、航空工学を爆発的に進化させた堀越二郎の自伝。 自身に満ちた語り口からは、著者の気が遠くなるような苦労と努力が窺い知れる。 「諦めない」と言うは易し。くたばりそうな心を引き摺りながら、なお命をかけて新...

あらゆる科学技術は、切羽詰った状況下で急成長を遂げるモノ。 こちらは戦争を背景に、航空工学を爆発的に進化させた堀越二郎の自伝。 自身に満ちた語り口からは、著者の気が遠くなるような苦労と努力が窺い知れる。 「諦めない」と言うは易し。くたばりそうな心を引き摺りながら、なお命をかけて新たな道を切り拓く。 ものつくりを究めた技術者たちの熱が、どこかで脈々と受け継がれていることを願いたい。

Posted byブクログ

2017/09/01

ジブリ映画「風立ちぬ」に先立って読み始めたが、読了は本日となった。技術の進歩の陰に戦争があるのは悲しむべき事実だが、海軍の示した無理難題をこの設計チームは叡智を結集して実現させた零戦の物語に感銘を受けた。特に技術的な話はたいへん面白く、同時期に購入した『風立ちぬ・美しい村・麦藁帽...

ジブリ映画「風立ちぬ」に先立って読み始めたが、読了は本日となった。技術の進歩の陰に戦争があるのは悲しむべき事実だが、海軍の示した無理難題をこの設計チームは叡智を結集して実現させた零戦の物語に感銘を受けた。特に技術的な話はたいへん面白く、同時期に購入した『風立ちぬ・美しい村・麦藁帽子』がなかなか読み進められず困っている。

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2017/06/06

零戦と言われて、何を想像しますか?と聞かれたら、自分の場合は、神風特攻隊と答えます。 戦争の道具として、使われたのが、非常に惜しいと思います。しかし、戦争で使用するから、 この稀代の名機は生まれたのかもしれません。  海軍司令部の無茶苦茶な要求以上のモノを発明した堀越氏の努力と...

零戦と言われて、何を想像しますか?と聞かれたら、自分の場合は、神風特攻隊と答えます。 戦争の道具として、使われたのが、非常に惜しいと思います。しかし、戦争で使用するから、 この稀代の名機は生まれたのかもしれません。  海軍司令部の無茶苦茶な要求以上のモノを発明した堀越氏の努力と想像力は、凄まじいものがあります。 ただ、戦闘機は人を殺す道具です。それでも、作らなければならなかったのは、非常に不幸だと思います。  戦争を2度やってはならないが、それを忘れてもならない。 おそらく、堀越氏は、この本を書く事で、日本人にいつまでも、零戦で散っていた人、殺された人へ 技術者として、「できること」をしたんだと思います。

Posted byブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012年(底本1970年)刊行。あまり新奇なところはなかった。というのも、本書の底本は半世紀近く前に出版されたものだからで、復刻版の本書では、ある意味当然かもしれない。戦中から戦後の技術開発史につき詳細な書籍を刊行している前間孝則氏の著作を読んだ後では、本書においては、航空機の要、つまりエンジン開発とその履歴の叙述不足はいかんともしがたいマイナスである。本書だけで日本の航空機開発とその優秀性を素描したと見るのは少々乱暴で、狭い一面を描写しただけというべきではなかろうか。

Posted byブクログ

2016/10/13

意外と泣ける。"対米開戦にはやった軍部や政治家に総力戦的認識が最も不足していたように見えるのはいったいどういう事なのだろう"とか今でもリーマンあるある。技術経営の棚にあるのも納得。

Posted byブクログ

2016/10/07

やはり戦争を体験した技術者本人の著作だけあり、臨場感に満ち満ちている。技術者としての覚悟にしても、戦時中の状況悪化にしても、非常に参考になると思う。

Posted byブクログ

2016/04/26

堀越二郎がどのような幼少期を過ごしてきたのかとか知りたかった。 ものづくりのよさという点で一定評価できる

Posted byブクログ

2014/10/25

著者の零戦への思い入れがよくわかる一冊。ありがちな戦記物ではなく、技術者からの視点で書かれているが、分りやすい説明なので飛行機に詳しくなくても読める。

Posted byブクログ