藝人春秋 の商品レビュー
うーん、評価は難しいな。面白い様な面白く無い様な。一つ分かった事は、やはりテリー伊藤は嫌いだなってこと(^^;;
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一節ごとに鳥肌が立ち心が揺さぶられる。唯一無二、恰好いい男達の話。青春とは程遠い血と肉の生々しさ。いつまでも、もう大人でまだ子供の純真な男心を、博士の「生来のお笑いルポライター」としての血が追いかける。思うままに生きる事の辛さ、楽しさを胸に深く刻みこまれた。辛抱だ、辛抱。
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痺れるような芸人達の男っぷり、出会い別れる物語の必然性。 産まれたばかりの息子にも、いい男との出会いを願う。(ホモな意味ではなく…) そしていい男に痺れる感性を養う土台になりたい。女親から出来る事ってそれ位な気がする。 男は男に惚れて育つ、そんな本でした。
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水道橋博士はもともと好きな芸人だったが、これを読んで自分の中での評価がさらに高くなった。文章の上手さはもちろんのこと、人間に対する愛情、対象となっている人への敬意が過不足なく伝わってくる。文筆家としてまだまだ今後傑作を生むだろう。
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帯文:"北野武、松本人志、爆笑問題……ほか、芸人たちの濃厚な生を描き切る" もくじ:まえがき、そのまんま東(東国原英夫)、甲本ヒロト、石倉三郎、草野仁、古舘伊知郎、三又又三、堀江貴文~フジテレビ買います~、湯浅卓~ロックフェラーセンター・売ります~、苫米地英...
帯文:"北野武、松本人志、爆笑問題……ほか、芸人たちの濃厚な生を描き切る" もくじ:まえがき、そのまんま東(東国原英夫)、甲本ヒロト、石倉三郎、草野仁、古舘伊知郎、三又又三、堀江貴文~フジテレビ買います~、湯浅卓~ロックフェラーセンター・売ります~、苫米地英人~ロックフェラーセンター・買います~、…他
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その人の凄さを引き出すことができているところが秀逸な本です。面白かった。 文章に独特のくせがあってそれもまたよい。次巻にも期待してしまいます。
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茂木健一郎さんのFBだかTwitterだかの推薦文をきっかけに読み始めた。 そこにはプロ達の姿が描写されていて、いい本だな…と思って読み進めていた。 稲川淳二さんのところから最後までは圧巻で、一気に読み終え、そして感動した。
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こりゃあ読書じゃない。講談だ。まるで流れる水のごとき単語の数々。ちと比喩に酔ってるかな?と思う部分もあるけれど、スピードでカバー。気にならなくなる。ポール師匠、稲川淳二の項が特に印象的。週刊文春で開始された連載のまとめ本にも期待。
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お笑い芸人に関わらず、俳優やアーティストなどテレビの向こう側にいる 人達を深い愛情を持って面白がる人物伝。 途中までは評判の割には普通かなと思っていたけど 終盤の「爆笑“いじめ”問題」から「あとがき」までの章がとても良かった。 特に「爆笑“いじめ”問題」。 いじめではないが、...
お笑い芸人に関わらず、俳優やアーティストなどテレビの向こう側にいる 人達を深い愛情を持って面白がる人物伝。 途中までは評判の割には普通かなと思っていたけど 終盤の「爆笑“いじめ”問題」から「あとがき」までの章がとても良かった。 特に「爆笑“いじめ”問題」。 いじめではないが、私もすごく落ち込んでいた時に 芸人さんのラジオを聴いていて思わず笑ってしまい、 それにすごく救われた気持ちになったことがあるため すごく惹きつけられた。水道橋博士と同じように、 この章で引用されているピエール瀧さんと伊集院光さんのやりとりが 苦しんでいる誰かの目に留まって力になればいいなと思う。 14歳の青春から、夏を過ぎ、老いを迎え、死へとたどり着く流れは よく計算されていて、本全体がきちんと1つの作品になっている。
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水道橋博士が接した、芸能界の偉人、奇人、変人達のエッセイ。 TVの表面からだけでは分からない、藝人達の才能や努力が、垣間見ることができ、感心した。 石倉三郎、テリー伊藤の人間臭さは、苦労人だからこそのエピソードだろう。 稲川淳二、児玉清の章は、藝人の著作として反則技に感じた。 次...
水道橋博士が接した、芸能界の偉人、奇人、変人達のエッセイ。 TVの表面からだけでは分からない、藝人達の才能や努力が、垣間見ることができ、感心した。 石倉三郎、テリー伊藤の人間臭さは、苦労人だからこそのエピソードだろう。 稲川淳二、児玉清の章は、藝人の著作として反則技に感じた。 次回作も期待したい。
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