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藝人春秋 の商品レビュー

3.9

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2015/02/19

ロックフェラーを売った男・買った男が面白かった。爆笑“いじめ”問題は考えさせられた。稲川淳二は泣いた。〆の児玉清さんでグッときた。テレビに出ている人って大変だな。 文章もいいし、あと装丁がとてもいいです。

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2015/01/27

著者が見てきた数多くの芸人の中でも、飛び切り個性的な方々にスポットをあてる。特に凄いと感じた人は、草野仁とテリー伊藤だろうか。草野仁は相当前に「世界不思議発見」の司会者として見た事くらいしかないが、元NHKのアナウンサーでオリンピックの中継もしており、数学教師の父を持ち、兄弟三人...

著者が見てきた数多くの芸人の中でも、飛び切り個性的な方々にスポットをあてる。特に凄いと感じた人は、草野仁とテリー伊藤だろうか。草野仁は相当前に「世界不思議発見」の司会者として見た事くらいしかないが、元NHKのアナウンサーでオリンピックの中継もしており、数学教師の父を持ち、兄弟三人全て東大という家柄だ。しかし仁は筋肉バカで陸上も相撲もオリンピックに出られる位の実力だったらしい。それでいてバラエティの格闘技系番組にも選手として出てしまう。すばらしい感性だ。テリーは今でこそ文化人的な立場だが、「元気が出るテレビ」を演出していた時代は、もうむちゃくちゃの一言だ。そのテンションがあのようなヒットを生み出したのだ。まさに感性と努力と何かが無いと面白いものは作れないのだろう。今のテレビがつまらない訳である。

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2014/12/28

冬休み一発目ですが、11月ぐらいから読み始めていてようやく読み終えました。 けっこうこうやって続きになっている本がいっぱいなので 今回はそういう本も読むように本棚のレイアウトを変えました。 ・・・・ていうことはよしとして、本の内容は テレビ好き、芸人好きの人に...

冬休み一発目ですが、11月ぐらいから読み始めていてようやく読み終えました。 けっこうこうやって続きになっている本がいっぱいなので 今回はそういう本も読むように本棚のレイアウトを変えました。 ・・・・ていうことはよしとして、本の内容は テレビ好き、芸人好きの人にはたまらない一冊だと思います。 博士が仕えているビートたけしやその周りの人たち そして番組などの共演で出会った人たちを博士の鋭い観察眼によって 本に描かれています。 こういう本を読んだり、ラジオなどを聴いたりして思うことは 博士や自分も好きな伊集院光、ダイノジの大谷などにもいえることですが 人間の奥深さや本当の活きた知識というのは学歴では補えないということ。 他の人たちが興味を示さないようなことにもアンテナを鋭くもち 一期一会、視野を広く、そして一番大事なことはそれをおもしろがるということ。 あらためてそれを実感した読書でした。

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2014/08/17

なんとなく手に取った本です。 あまりテレビを見ないので、知らない人も登場しましたが、そのまんま東さんやロックフェラーセンター売ります買いますがおもしろかったです。 あと、草野仁さんの意外な素顔に驚きました。こういった面もあったのですね。

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2014/06/18

 昨今芸人として本を書く人は多々いるがそれらに比べれば読みやすく読み進めやすいのがよかった。  著者との付き合いのある有名人の人となりが垣間見える思い。特にロックフェラーを買う男と売る男のつながりのなさが面白い。  ひとりひとりの個性がよく出ていると感じるがもう少し著者の主観...

 昨今芸人として本を書く人は多々いるがそれらに比べれば読みやすく読み進めやすいのがよかった。  著者との付き合いのある有名人の人となりが垣間見える思い。特にロックフェラーを買う男と売る男のつながりのなさが面白い。  ひとりひとりの個性がよく出ていると感じるがもう少し著者の主観からつっこんでくれるとおもしろかっただろう。  特に印象に残っている章としてロックフェラー売買、爆笑いじめ問題、稲川淳二か  いじめ問題と稲川淳二章はどちらも感情的にヒットした。稲川さんもつらい思いをしながら怪談噺をやっているのはつらいと思うがそれでもそれが救いなのかと勝手に思ってしまった。

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2014/06/14

あまり水道橋博士は好きな芸能人ではない。賢そうに、悪く言えば小賢しそうに見えてしまうところが好みでない。この本の文章を読んでその思いはより強くなった。なんか小手先なんだな。ビートたけしが水道橋博士に言ったお前は40になったら苦労すると言うのはそんな歯痒さなんじゃないんだろうか。

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2014/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

草野仁さんの章がおもしろかった。 体格の良いまじめな司会者というイメージしかなかったが、学生時代、相撲が強かった話やアスリートとして活躍できるくらい足が速かった話、お父さんの教育方針など、博士の手にかかると、おもしろい面があらわになる。

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2014/05/06

最近は、ほとんど地上波のテレビはほとんど見ないので、芸人さんに関する一般常識はかなり劣るのだけど、ついつい記念日的に「いいとも」最終回を見たら、なんとなく、この手の本を読んでみたくなった。

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2014/05/02

博学として知られるたけし軍団の水道橋博士の芸人評のまとめ。 元々は連載の中でよかったものを抜粋したらしい。有名な友人の裏や水道橋博士との関係などを知ることができる。個人的には、同級生の甲本ヒロト、苫米地英人、稲川淳二だろうか。水道橋博士のスタンスが好きな人にとっては面白い本だと...

博学として知られるたけし軍団の水道橋博士の芸人評のまとめ。 元々は連載の中でよかったものを抜粋したらしい。有名な友人の裏や水道橋博士との関係などを知ることができる。個人的には、同級生の甲本ヒロト、苫米地英人、稲川淳二だろうか。水道橋博士のスタンスが好きな人にとっては面白い本だと思う。

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2014/04/25

「藝人」についてのルポエッセイ。とは言っても、語るのは水道橋博士で、語られる藝人は、甲本ヒロト、堀江貴文、苫米地英人、テリー伊藤、稲川淳二などなど、そしてもちろん北野武。まあ、顔ぶれを見るだけで変化球だということが予想されるわけで、その想像通りのちょっと他にない一冊になっている。...

「藝人」についてのルポエッセイ。とは言っても、語るのは水道橋博士で、語られる藝人は、甲本ヒロト、堀江貴文、苫米地英人、テリー伊藤、稲川淳二などなど、そしてもちろん北野武。まあ、顔ぶれを見るだけで変化球だということが予想されるわけで、その想像通りのちょっと他にない一冊になっている。 冒頭の「そのまんま東」はもう一つ。でもその後は、どれもかなり興味深いものばかりだった。私が特に気に入ったのは、甲本ヒロトと草野仁。水道橋博士と甲本ヒロトはなんと中学校の同級生だったそうで、親しくかわされる会話での甲本の発言が、もういちいちすごーくカッコイイ。飾り気がなくて、でもロックで、うーん、久しぶりにリンダリンダ~を聴きたくなった。 私は民放転身後のタレント草野仁をほとんど知らないので、ここで出てくる話は初耳のものばっかり。まあ世の中にはこういう人が本当にいるんですねえ。東大出でスポーツ万能ってさほど珍しいことではないだろうけど(かの雅子サマもそうだよね)、この人はけた外れだ。あの陰りのカケラもない笑顔もむべなるかな。 折々に語られる著者のお笑いについての考えや、「殿」北野武へのリスペクトについては、私はあまり共感できない。ただ、それがこの人自身の血肉からできあがっているもので、自分の存在をかけて語られていることはわかる。ちょっとギョッとする表紙の絵のインパクトと相まって、気軽に読み捨てられない凄味がある。

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