ルドルフとスノーホワイト の商品レビュー
ふと立ち止まった本屋の絵本コーナーにて、このシリーズを見つけた。ルドルフとイッパイアッテナ。私が小学生の頃に大好きだったシリーズ。その第4作目がいつの間にか出ていたらしい。そして帯に目を移してびっくり!なんと、3DCGアニメ完全映画化だって?!これは驚いた。しかも今年、2016年...
ふと立ち止まった本屋の絵本コーナーにて、このシリーズを見つけた。ルドルフとイッパイアッテナ。私が小学生の頃に大好きだったシリーズ。その第4作目がいつの間にか出ていたらしい。そして帯に目を移してびっくり!なんと、3DCGアニメ完全映画化だって?!これは驚いた。しかも今年、2016年の夏に!こういうのを運命っていうんでしょ?笑 一番ホットな時に運命の再会をしました、私たち。 初めてルドルフとイッパイアッテナを読んだ時から結構な時が流れたはずだけど、変わらずに楽しめたことがなんとも嬉しい。相変わらず面白かった。シリアスな場面での笑い、というかユーモアは本当に無敵!そして何と言っても猫たちが普段何を考えどんな会話をしているのか、、、猫たちの猫たちによる人間ドラマ、、いやこの場合は猫ドラマか、、が本当にツボ。果たして実際の世の中の猫たちはどこまでこの通りなんだろうか? 猫の事は結局猫にしかわからない、、、笑
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「ルドルフとスノーホワイト」、ルドルフシリーズ第4巻、2012.11.21発行。ルドルフの友達も随分増えました(笑)あっ、そうそう、ブッチーとアメショーのミーシャが結婚してラッキー、クッキー、チェリーの可愛い子猫が生まれたんです(笑)そして今回はペルシャの美しくて滅法強いスノーホ...
「ルドルフとスノーホワイト」、ルドルフシリーズ第4巻、2012.11.21発行。ルドルフの友達も随分増えました(笑)あっ、そうそう、ブッチーとアメショーのミーシャが結婚してラッキー、クッキー、チェリーの可愛い子猫が生まれたんです(笑)そして今回はペルシャの美しくて滅法強いスノーホワイト(メス猫)の登場です!みなさんを表紙で紹介しましょう。 小さくて見えにくいでしょうけど我慢ください。スノーホワイトはおわかりですね。私ルドルフは上段中央、右にイッパイアッテナとブッチー、左にミーシャと子猫です!楽しい本です!
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シリーズ4作目。 結婚や出産を経ても変わらぬ友情にほっこりし、新たな冒険にドキドキし、今作も楽しく読みました。 スノーホワイト、女の子だけど男前、かっこいい。ルドルフとのこれからに勝手に期待。 これからも続いてほしいシリーズです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々のイッパイアッテナ・シリーズ。やっぱり面白かった。いや、やっぱりどころか、シリーズ中でも一番の面白さだったかも。最高。小学生にはみんなに読んでもらいたいです。うちの子供たちは「小学校の頃に読んで面白かった本」として間違いなく大人になっても覚えてます。僕も、子供と読んだ面白い本としてずっと覚えてます。 そして本書は面白いだけでなく、嫌みにならない感じで、親や教師が子供に伝えたいようなことを子供に教えてくれます。僕はこのシリーズのテーマは「教養」と「男気 」だと思ってます。教養に関しては、自分から字を勉強するネコ、ルドルフたちが一巻から主人公なわけですが、この4巻でルドルフはさらにことわざの勉強にこだわり、ことわざがどんなに場面を的確に描写してくれるかを具体例で示し、ことわざを知っていることの格好よさを見せてくれます。男気と言いましたがメスネコのスノーホワイトも活躍してくれますし、男気ではなく仁義とか任侠とか言うべきかもしれません。仲間たちがお互いにお互いを尊重しあったり、思いやったり、時には離れてそっとしておいたり、すごくいい関係なんです。その他の見所としては、冒険とか、アクションとか、声を出して笑ってしまうようなユーモアなどなど、過不足なく詰まってました。 個人的に意外だったのは、タイトルを見て僕はスノーホワイトはいわゆるヒロインで、ルドもとうとう大人の仲間入り、みたいなのを勝手に予想したのですが、あまりに外れすぎてもはや気持ちいいです。(この表紙の風格を考えに入れたら普通はそんな予想しないのか)。スノーホワイトさん、まじ格好よすぎです。 面白かったです!次は西遊記の11巻をお願いします!!
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ルドルフシリーズ第4弾。 タイトルと表紙を見て 『おっ?これはもしかして?』 と思ったのですが‥‥‥読みがはずれました。 今回のルドルフは横浜まで出張です。 今回もいろんな経験をします。 ルドルフだけじゃないんだけど。 デビルやイッパイアッテナ、ブッチーにテリー。 おまけに...
ルドルフシリーズ第4弾。 タイトルと表紙を見て 『おっ?これはもしかして?』 と思ったのですが‥‥‥読みがはずれました。 今回のルドルフは横浜まで出張です。 今回もいろんな経験をします。 ルドルフだけじゃないんだけど。 デビルやイッパイアッテナ、ブッチーにテリー。 おまけにブッチーの子供たちにも いろんな事がおき、それぞれに考え方があって なんかもう、みんなかわいすぎるなあと 思うのです(たんなる猫バカ) 新顔のスノーホワイト。 女子だけど男前です。 ブルースにかけた台詞のかっこいいこと! あと、ブッチーの娘のチェリー。 なんてしっかり者! やはりどの世界でも女子の方が精神年齢が 高いのだなーと異様に納得。 5巻が待ち遠しいのであります。
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まさか続巻が出てるとは知らず、実家近くの図書館で見つけたときはとにかく驚きました。子供の時に読んでいたのに、物語ではまだ二年半しか経っていないというのも不思議な喜びです。 本作では具体的な縄張り地図が出てきたり、子猫が生まれてキャラクターが増えたりと物語の広がりを感じる一方、覚え...
まさか続巻が出てるとは知らず、実家近くの図書館で見つけたときはとにかく驚きました。子供の時に読んでいたのに、物語ではまだ二年半しか経っていないというのも不思議な喜びです。 本作では具体的な縄張り地図が出てきたり、子猫が生まれてキャラクターが増えたりと物語の広がりを感じる一方、覚えたてのことわざを多様したりする教養猫の有り様にはシリーズを通じての変わらぬものを見ました。 児童書として大切なことは、道徳的なことではなく、このワクワクなんだと思い出させてくれる一冊です。
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ルドルフのシリーズ、大好きなのでこれは特別に目立つ作品ではないかもしれませんが、続きが読めてとても嬉かったです。 斉藤洋さんの作品には、どれもおっとりと明るい余裕があって、しかもどこか謙虚な文体がいつも気持ちをほっとさせてくれます。ルドルフの最初の一冊を読んでやった子どもが大...
ルドルフのシリーズ、大好きなのでこれは特別に目立つ作品ではないかもしれませんが、続きが読めてとても嬉かったです。 斉藤洋さんの作品には、どれもおっとりと明るい余裕があって、しかもどこか謙虚な文体がいつも気持ちをほっとさせてくれます。ルドルフの最初の一冊を読んでやった子どもが大人になってしまった今は、純粋に自分のために読みました。子どもの頃に親しんだ、柔らかく温かく愉快な世界がそのままそこで待っていてくれるみたいに感じます。 自分自身が、昔はそこら中にたくさんいた野良猫や野良犬たちと友だちみたいに育ったことや、小さなユーモアに溢れた英国ミステリーを読み、切迫詰まってもジョークを忘れない昔の西部劇やサスペンス映画などセリフのぐっとくる洋画・邦画をたくさん見て(テレビで、ですが)育ったせいか、とても懐かしくほっとできる、大切な世界です。
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シリーズ第一作の『ルドルフとイッパイアッテナ』、第二作『ルドルフともだちひとりだち』を初めて読んだのは20年ぐらい前の小学3、4年生ぐらいの時で、それから大学生の頃、児童文学論の講義を取っていたこともあり買い直して読み直し、やはり名作だと再確認してからは何度か読み返している大好...
シリーズ第一作の『ルドルフとイッパイアッテナ』、第二作『ルドルフともだちひとりだち』を初めて読んだのは20年ぐらい前の小学3、4年生ぐらいの時で、それから大学生の頃、児童文学論の講義を取っていたこともあり買い直して読み直し、やはり名作だと再確認してからは何度か読み返している大好きな児童文学のシリーズ最新作。 知らぬ間に最新の第四巻が出ていた。1年も前に。 で、さっそく購入。 1作目2作目にあった面白さに加えて目頭が熱くなる終盤の展開は、3作目『ルドルフといくねこくるねこ』にはなかった。というか2作目のラストがきれいすぎて、以降は蛇足になるのは致し方ない。今作『ルドルフとスノーホワイト』も、その面白さは相変わらずながら3作目同様、名作『ともだちひとりだち』の後日談に過ぎない印象でした。 とはいえ、シリーズの一ファンとしては十分に満足できる内容で、楽しめました。次回作も続くことを願います。
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ことわざの勉強にも役立つ作品だった(笑) 面白かったけど前3作の方が好きかなー。 今まで女性登場人物(メス登場猫)がほとんどいなかったところ、存在感抜群のスノーホワイトと、チェリーという子猫が登場。 時の流れを感じる。 スノーホワイトが女傑なのは良いんだけど「女ってこういう...
ことわざの勉強にも役立つ作品だった(笑) 面白かったけど前3作の方が好きかなー。 今まで女性登場人物(メス登場猫)がほとんどいなかったところ、存在感抜群のスノーホワイトと、チェリーという子猫が登場。 時の流れを感じる。 スノーホワイトが女傑なのは良いんだけど「女ってこういうもの」という類のセリフが目立つのは、なんかあんまり好きではない。 強い女が強調され過ぎるのも何か違うんだよな…と思ってしまう私はあまのじゃくだろうか。 しかしメス猫ってほんとにあんまり行動範囲が広くないのかな。 相変わらず挿し絵がとても良い。
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相変わらず、ルドルフの日常は面白くて、ずっとどきどきしながら読み終わった。新しい登場猫も魅力的。イッパイアッテナの横浜評に笑った。 次は何年後だろう。首を長ーくして待ってます。
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