ドイツ林業と日本の森林 の商品レビュー

岸修司【著】

2013/05/30

題名は、ドイツの林業と日本の森林となっているが、日本の森林の今の問題点を挙げて、その１つの解決策として、高校の教員が１年留学して調べたドイツの林業のシステムを章立ててで紹介している本である。

内容としては、ドイツの森を支える仕組みとして、概論としての国や州の関わり、産業、森林官をまとめた上で、各論として、産業としての林業のシステム、林業経営、森林局、森林研究所、森林官システム、近自然型造林、労働安全学・人間工学をまとめている。

ドイツの森林について、林業について和書でまとめている本が少ないと思うので、良い本だと思う。

2020/04/03

ドイツのロッテンブルク大学に留学していていた岸さんの本。
ドイツ林業の現場について、実際的な観点からためになる情報が多い。
特に巻末の法律の和訳は役に立つ。