短編工場 の商品レビュー
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書店に入り手にしたのが短編工場。12個の作品が集まってまっせ。乙一と宮部みゆきの短編は読んだことあったけど、伊坂の「終末のフール」と同じ感じの「太陽のシール」が載っていたので購入うっす! うん。このシリーズはほんわかしていていいね。今までの終末の話も混ざってきていたり、「あぁ~。こんなキャラの人いたなぁ~」ってのがいい。個人的には、この文庫の中では乙一の話が好きだな。前にどこかで読んだけど、あらためて読んでみて「いいね。」って思う。
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読み易い短編集。どれも面白かった。 かみさまの娘。葬儀を終えた後の喪失感と昔の知り合いかつ葬儀会社員の男との関係が生々しい。 ここが青山。会社の倒産のことを近所に知られ居場所がないながらも、慣れない家事が徐々に手についてゆき楽しむ姿が印象的。 じごくゆき。憧れの担任の先生との放課...
読み易い短編集。どれも面白かった。 かみさまの娘。葬儀を終えた後の喪失感と昔の知り合いかつ葬儀会社員の男との関係が生々しい。 ここが青山。会社の倒産のことを近所に知られ居場所がないながらも、慣れない家事が徐々に手についてゆき楽しむ姿が印象的。 じごくゆき。憧れの担任の先生との放課後旅行、メルヘンで非現実的な世界に浸れる。 太陽のシール。隕石が落ちて地球が滅亡する未来に向けて子供を産んでいいのだろうか、苦手な決断を下す夫、明るく茶化す妻のほっこりする話。 金鵄のもとに。戦争で生き残り、敗戦での心情、貧しさ、苦しさ、強く生きていく姿に心を痛ませる。
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それぞれの作家の特徴が出てて面白い。 伊坂幸太郎はもちろん好きやけど、石田衣良と奥田英郎の話も面白かった。
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豪華な作家さんたちに惹かれて購入。「ここが青山」が一番好き。既読は「太陽のシール」。やっぱり面白かった。少し影のある話もあったけど、どれも読みやすかった。
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図書館が休館して嘆いていたら、本を貸してくれる救世主が出現。石巻出張のお供に。 かなり昔の作品もあったり、シリーズもののやつもあったりして、ウキウキと読めました。 移動時間にちょうど良いボリューム。 2020/3/19読了
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生と死について考えさせられる短編集。 身近に溢れるできごとも、 いつも生と死と隣り合わせ。 そんななかでも美咲と富士夫みたいに のどかに話せる関係っていいなと思った。
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好きな作家が連なっているので購入した一冊。 乙一は初めて読んだけど、この本の中では1番好きだった。 短編って難しい。
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ゆがんだ子供 道尾秀介 じごくゆきっ 桜庭一樹 金鵄のもとに 浅田次 しんちゃんの自転車 萩原浩 がすき 約束 村山由佳 昔部分的に読んだので続きが読めて嬉しかった
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久々の短編アンソロジー。 アンソロジーって、たまに読みたくなるんだよね。 お目当ては、大好きな伊坂幸太郎先生の作品が読みたくて。 実を言うと、短編集って、自分の好きな作家以外、ちょっと読んで、違うなって思ったら飛ばしたりしてました…。 でも、この短編集は珍しく全編面白く感じ、全て...
久々の短編アンソロジー。 アンソロジーって、たまに読みたくなるんだよね。 お目当ては、大好きな伊坂幸太郎先生の作品が読みたくて。 実を言うと、短編集って、自分の好きな作家以外、ちょっと読んで、違うなって思ったら飛ばしたりしてました…。 でも、この短編集は珍しく全編面白く感じ、全てしっかり読んだ。特にテーマで括られたわけじゃないんだけど。でも一つ一つが魅力的で、読後感も良かった。 伊坂先生の「太陽のシール」は、「終末のフール」にも収められている一作だったのを、読んですぐに思い出した。良い作品だよね。悲しい設定なんだけど、生きるパワーを感じてしまう。また終末〜も読み直してみたくなった。 それ以外で言うと、奥田秀明さんの「ここが青山」、宮部みゆきさんの「チヨ子」(ぬいぐるみ好きだし
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とびきりの短編集と銘打たれてはいるものの玉石混交。短編故の楽しさは充分味わえる。この中では熊谷達也の川崎船がベスト。浅田次郎はマンネリ気味だけど、並べてて読むとやはり文章が上手。
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