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短編工場 の商品レビュー

3.5

203件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

    88

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2017/03/05

読んだその日から、ずっと忘れられないあの一編。 思わずくすりとしてしまう、心が元気になるこの一編。 本を読む喜びがページいっぱいに溢れるような、とっておきの物語たち。 2000年代、「小説すばる」に掲載された短編作品から、とびきりの12編を集英社文庫編集部が厳選しました。

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2017/02/02

積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 32/56 '17/02/02 了 飛行機の中で読もうと何も考えずに積ん読の中から選んだら、帯に「飛行機の中で読みたい本No.1」と書かれていた。 いずれも読んだことはなくとも名前を聞いたことはある実力者揃いの短編...

積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 32/56 '17/02/02 了 飛行機の中で読もうと何も考えずに積ん読の中から選んだら、帯に「飛行機の中で読みたい本No.1」と書かれていた。 いずれも読んだことはなくとも名前を聞いたことはある実力者揃いの短編集なので、どのエピソードもまとまりが良い。 面白かったのは以下の作品。 ・奥田英朗『ここが青山』 日本人の持つ「男性は外で働き、女性は家を守るべきだ」というジェンダーを批判するでもなくおもしろおかしい話に仕上げられていた。 ・伊坂幸太郎『太陽のシール』 滅び行く世界と、そんな中でも繰り返される人間たちの日常の営み。 そのギャップが良い。 ・宮部みゆき『チヨ子』 四半世紀を生きてきてもトイザらスキッズなので、おもちゃの話は凄く好き。 石田衣良『ふたりの名前』 現実主義な二人の男女。人によっては味気ないとすら感じるであろう二人の関係。 そこにやってきた小さな猫が、二人の関係性を変えていく。 乙一『陽だまりの詩(し)』 映画『エクス・マキナ』を思い出した。 熊谷達也『川崎船(ジャッペ)』 訛りに訛った方言が、キャラクターの実在感を助けている。 話の落ちも好き。

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2017/01/08

p181 何かを大切にした思い出。何かを大好きになった思い出。人は、それに守られて生きるのだ。それがなければ、悲しいくらい簡単に、悪いものにくっつかれてしまうのだ。 p295 何人もの兵隊を腹におさめて帰ってきた俺たちは、もうお国の勝手で飢え死んじゃならねえんだ。何としてでも生き...

p181 何かを大切にした思い出。何かを大好きになった思い出。人は、それに守られて生きるのだ。それがなければ、悲しいくらい簡単に、悪いものにくっつかれてしまうのだ。 p295 何人もの兵隊を腹におさめて帰ってきた俺たちは、もうお国の勝手で飢え死んじゃならねえんだ。何としてでも生き抜かにゃならねえんだよ。 p304 春の終わりには、きいちご。夏の間は、青いちじく。いまのは、たぶん、どんぐり。窓を開けたら、やっぱり。

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2018/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

桜木紫乃、道尾秀介、奥田英朗、桜庭一樹、伊坂幸太郎、宮部みゆき、石田衣良、乙一、浅田次郎、荻原浩、熊谷達也、村山由佳・・・この人気作家たちの競演、読まずにいられましょうか!それぞれの個性が光る、贅沢なアンソロジー。どの作品も素晴らしく、独特な余韻が秀逸。心に残ると言うよりは、読んでいるその時間の豊潤さを堪能したい一冊。

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2016/11/30

いろんな著者の小説が読めて楽しい。作風が違う小説にそれぞれに味があって読み飽きない。短編それぞれにドラマがあり、心を動かされる。

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2016/08/20

▶︎購入2016/08/16 ▶︎2016/08/16-08/20 12人の短編集。12倍面白いかというと互いの個性が相殺してつまらない一冊となっている。

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2016/08/09

やばい。短編。どれもこれも面白すぎた。 そして、私の大好きな乙一!!!!名前を変えて本を出してるとな!?なぜ!? なんだか乙一の最新作でなぃなあーと思っていたところですよ!!!!!!あーーーーー!! 私の大好きな作家ばかりの短編でとにかくとにかくとにかく、どれもこれも面白...

やばい。短編。どれもこれも面白すぎた。 そして、私の大好きな乙一!!!!名前を変えて本を出してるとな!?なぜ!? なんだか乙一の最新作でなぃなあーと思っていたところですよ!!!!!!あーーーーー!! 私の大好きな作家ばかりの短編でとにかくとにかくとにかく、どれもこれも面白かった!!!!!! この本に載ってる作家たちの本は全部制覇しておきたい!!!と、思う私でした!!!!!! これは一見の価値あり!!!!

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2018/10/08

太陽のシール、、、終末のフール(笑) 確認してから買うべきだった。 浅田次郎、熊谷達也だけ別格。圧巻。 道尾秀介はいらない。

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2016/05/14

ほとんど読んだことがあるか、名前は知っている小説家たちのアンソロジー。さすが、売れっ子がそろっているので、それぞれが面白い。

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2016/05/09

乙一のSFな話、奥田さんののほほんとした話、熊谷さんの方言全開で臨場感あるストーリー展開、いろんなカラーがあってよかった

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