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媚熟女デパート の商品レビュー

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軸のしっかりした官能ラヴコメ

タイトルにあるほど媚は売らないし、27~35歳と、それほど熟女でもないヒロイン達である。しかし、それぞれのキャラ設定がしっかりしており、何より軸となるメインヒロインが際立っているので、読んでいて楽しい作品である。デパートの催事を担当する28歳の若手社員な主人公が初めて担当を仰せつ...

タイトルにあるほど媚は売らないし、27~35歳と、それほど熟女でもないヒロイン達である。しかし、それぞれのキャラ設定がしっかりしており、何より軸となるメインヒロインが際立っているので、読んでいて楽しい作品である。デパートの催事を担当する28歳の若手社員な主人公が初めて担当を仰せつかった物産展の成功に向けて東奔西走し、奮闘する中で、秘めた恋心の行方や如何に?というラヴストーリーも面白く読ませていただいた。 デパートの物産展という状況を活かして随所に配置されたヒロイン達が作品を彩っている。エレベーターガールに始まり、門外不出の料理を提供する店の女将や、催事に常連出展する店の看板娘といった面々に加えて職場の上司がその中心に立っている。この上司が、まぁ、何とも言えない愛らしさを醸しており、ちょっぴり面倒くさいなーと思えるような軽いツンデレ振りを発揮しては、ニブチンな主人公に振り向いてもらいたい想いを見せ隠れさせている可愛らしさを出していた。クソ真面目で謙虚で若干ペシミスティックな主人公だけに苦労している様子だったが、それだけにクライマックスのコスプレ風味も含めて最後がイイ感じに収まっていたと思う。 エレベーターガールが主に担当していた屋上やトイレといったドキドキシチュエーション方面だが、他にも別のヒロインとは寝具売場のベッドだったりと、時に大胆な場所で情を交わす良さがあった官能面においては、時に空閨を満たす場面もありながら、基本的に知らぬはご本人ばかりという好意をヒロイン達それぞれから向けられては迫られるシアワセな主人公である。サブタイトルのように恥じらいつつも、その場面は多く、描写も淫猥であり、終盤での畳み掛けるような連続情交はむしろパンチのあるものだった。

DSK