ダイナー の商品レビュー
読み終わったのは映画公開されてる時期で、映画仕様のカバーが掛かっていて非常に目立っていたので購入。 読んでいる途中で友人には「読むの止めて映画見て!」と言われましたが、結局見れず今に至ります。 場所も人物も面白い設定で、ボンベロの背景が非常に気になります。どこかで書かれてないです...
読み終わったのは映画公開されてる時期で、映画仕様のカバーが掛かっていて非常に目立っていたので購入。 読んでいる途中で友人には「読むの止めて映画見て!」と言われましたが、結局見れず今に至ります。 場所も人物も面白い設定で、ボンベロの背景が非常に気になります。どこかで書かれてないですかね…。 映画もいつか見てみたいです。
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〈食前酒〉飲んだだけでちょっと後悔しました。続く料理を口にできるのか不安しかなかったんですが…なんとか〈食後酒〉までいけました。カナコと一緒に少しタフになったのかもしれないです(それはそれでちょっとどうなの?と不安しかない)。ユニークな殺人者がたくさん登場しますが、彼ら彼女らを集...
〈食前酒〉飲んだだけでちょっと後悔しました。続く料理を口にできるのか不安しかなかったんですが…なんとか〈食後酒〉までいけました。カナコと一緒に少しタフになったのかもしれないです(それはそれでちょっとどうなの?と不安しかない)。ユニークな殺人者がたくさん登場しますが、彼ら彼女らを集める場所として〝ごはん食べるところ〟ってのはうってつけです。「殺し屋」と一括りにできても住んでる世界がそれぞれ違うもんだから衝突が避けられない場所としても。ボンベロだけが違う。過去の描写がほぼないから想像するしかないですが、イタリア語やスペイン語だと合わない気がする。バスク語だとなんとなく…まあ、それは蛇足ですね。
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映画が面白くて原作買ったのよね キャラクターが映画のビジュアルイメージついちゃったから、先に原作に出会いたかった
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映画を見て消化不良やったけ 原作を読んでみた 私の想像力が乏しくて 戦うシーンとかグロいシーンは あんまりイメージができんかったけど カナコの独特な表現の仕方とかは おもしろかった 続きが気になって一気に読めた 最後らへんの、2人はお互いのこと思っとるのに 口には出さないところとか カナコがボンベロを待ってるところとか 甘酸っぱい、食後のお口直しのデザートって感じで お洒落やった
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作者の豪放なパーソナリティから勝手に期待を募らせていたが、読んで直ぐにがっかり。かっこつけたセリフ、非現実な設定、反吐が出る。これが大藪春彦賞や冒険小説賞受賞作。これは、彼の作品ばかりでなく、いわゆるエンターテイメント小説にほとんど読むべきものはないということ。時間の無駄につき中...
作者の豪放なパーソナリティから勝手に期待を募らせていたが、読んで直ぐにがっかり。かっこつけたセリフ、非現実な設定、反吐が出る。これが大藪春彦賞や冒険小説賞受賞作。これは、彼の作品ばかりでなく、いわゆるエンターテイメント小説にほとんど読むべきものはないということ。時間の無駄につき中途でポイ。
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文字通り痛いグロ描写、かと思ったら最高に美味しそうな肉汁たっぷりのハンバーガー、とにかくかっこいいボンベロとの若干の胸キュン展開、そしてキャラの立ったクレイジーな殺し屋達との今回こそは死ぬだろうという攻防の連続がサンドされた、ボリューミーかつ味濃いめな一冊。 ボンベロは殿堂入りと...
文字通り痛いグロ描写、かと思ったら最高に美味しそうな肉汁たっぷりのハンバーガー、とにかくかっこいいボンベロとの若干の胸キュン展開、そしてキャラの立ったクレイジーな殺し屋達との今回こそは死ぬだろうという攻防の連続がサンドされた、ボリューミーかつ味濃いめな一冊。 ボンベロは殿堂入りとして、キッドや炎眉がキャラとして好きだった。 平山夢明さん初読みだけど、大満足。
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先輩に「ハンバーガーが食べたくなるよ」と薦められ読了。 高額な怪しいバイトに応募したらすぐに非日常に巻き込まれるスタート。 オオバカナコの感と度胸と頭のキレが強かで良い。 変わっていくボンベロや菊千代、ぶっとんだ緊張感のある展開。 面白かったしハンバーガーも食べに行った、映画も...
先輩に「ハンバーガーが食べたくなるよ」と薦められ読了。 高額な怪しいバイトに応募したらすぐに非日常に巻き込まれるスタート。 オオバカナコの感と度胸と頭のキレが強かで良い。 変わっていくボンベロや菊千代、ぶっとんだ緊張感のある展開。 面白かったしハンバーガーも食べに行った、映画も観たいと思った ただずっと山山山というかまさにダイナーにいるカナコの気持ち、のめり込む前にあっという間に読んでしまったからか熱くなる前に物語が終わってしまった……
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再読 人生何が起こるかわからない。 「.…俺は長い間、奴らを見ていてひとつだけ悟ったことがある。それは自分の知らぬ手の届かないところで、そうするように仕組まれてしまっているということだ。…」 奈落の底から、偶然なのか必然なのか、なぜか生き延びたカナコが「前より獰猛になれた...
再読 人生何が起こるかわからない。 「.…俺は長い間、奴らを見ていてひとつだけ悟ったことがある。それは自分の知らぬ手の届かないところで、そうするように仕組まれてしまっているということだ。…」 奈落の底から、偶然なのか必然なのか、なぜか生き延びたカナコが「前より獰猛になれた」ラストにじんとくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白い!! 残酷な描写も多いけど、それより面白さが上回って読む手が止まらなかった。 まず全体の設定が魅力的。裏の世界の者限定のダイナーという設定に惹かれた。菊千代や炎眉、九、キッド、コフィなど、キャラが皆個性的で強烈だけど憎めない。 はじめのイメージは、突然裏社会に巻き込まれた気の毒なカナコ、冷たいボンベロ、実はやばいキッド、優しくてかっこいいスキンのイメージだった。突然の凄惨な状況で、あんなに優しくしてくれるスキンには惚れたので、トリガーを引いてしまったのは気の毒。 でもやっぱり1番ボンベロがかっこいい。転がり込んできたカナコの面倒を見て食事を与え、徐々に心を開いていくボンベロ。終盤で、カナコの作った料理を食べて誉めたとき、自分よりカナコを優先して逃したときには感動した… ボンベロと菊千代の行方がわからないところで終わると思わずムズムズ…ボンベロと菊千代生きていてほしい。 カナコが一度願ったように、2人で表の世界でダイナーを営んでほしい…
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今まで読んだことないような新感覚で不思議な小説だった…。というのも緩急の"緩"が殆ど無いんだよね。言うなれば打ち切りが決まったマンガの巻き展開をずっと見ているような感じ。キャラクターの設定が不思議で行動も突発的。もしや思い付いたことをぽんぽん書き連ねてこうなっ...
今まで読んだことないような新感覚で不思議な小説だった…。というのも緩急の"緩"が殆ど無いんだよね。言うなれば打ち切りが決まったマンガの巻き展開をずっと見ているような感じ。キャラクターの設定が不思議で行動も突発的。もしや思い付いたことをぽんぽん書き連ねてこうなっているのでは…と思うほど。それでも情報がとっ散らかってるわけでもなく整理された文体だから益々不思議。 つまらないと言いたいわけじゃなくて、むしろ楽しい!映画館で最高の娯楽映画を観て来たのに近い充足感。残虐で厭なことが次々起こって、クソッタレばかり登場するから、ボンベロの一貫性や格好いいところが引き立つ。カナコのマトモにも狂気にも振り切らないバランスが絶妙だと思う。文庫版第6章の抗争は一読の価値有り。 で、兎に角ハンバーガーがうまそう。食べたくなる。 高カロリーで体には悪いけど美味い娯楽小説だった、満足。
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