まほろ駅前番外地 の商品レビュー
前作を読んでから月日が経ってたので多田と行天のキャラクターを思い出しながら読みました。 短編で読みやすいので、飽きる事なく最後まで読めました! それにしても行天の闇は深いなぁ。
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本編の方が面白いけど、こちらもなかなか。 物語の世界が広がっていく。 映画化されたときにどちらがどちらだったか全然思いがけず。 実際には瑛太が多田啓介、松田龍平が行天だったけど、逆で想像し、しっくりこないままだった。 ーーー 東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承りますーー。 多田・行天の物語と共に、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。
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このユルーイ感じが好き。 読んだ!って達成感があるわけでなし、 泣ける!って感動があるわけじゃないけど このダラダラ感がたまりません。 (全くもって褒めてねー...気がする)
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*東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります―。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録* 前作を読む前にこちらを手に取ってしまったが、軽妙洒脱な文章、謎めいた登場人物たちがちらりと見せる人情身あふれる一面などに引き込まれて、一気読み。前作を読んでから再読したい。
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まほろ市に住む便利屋が帰ってきた!ってわけでもあり、そうでもなかったり。 物語は前作から1年ほど過ぎ、今回は個性豊か過ぎるサブキャラの視線から、多田と行天の姿を切り取っている。 第三者から見た人物像というのもまた面白い。 短編集のようでいて、ちゃんと一冊で縦軸の話が完結する、良く出来た本である。 行天の過去が知りたくなる…。
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脇役達の短編集。 全員が魅力的。岡夫人さえも。 やっぱり文章が好きだ。 多田も行天もちょっぴり謎を残す。 行天のように生きたいけど、多田のように生きてる。
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暗示させる展開ですねー。 子供時代の虐待とかはやり尽くされた感は否めませんが、行天たちの場合はどういう乗り越え方をするのか見物ですな(笑) とりあえず皆元気そーでなにより。 曽根田のばーちゃんと、岡夫人の話が好きだなー。
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前作のまほろ駅前多田便利軒を読んだのが大分前なので、前作に出ていた登場人物たちをほとんど忘れてしまっていた(;^_^A まほろシリーズは続けて一気に読むべきだ。 曽根田のおばあちゃんの言葉が印象に残った。 ☆☆☆ 悪くなかった。ろまんすも、そのあとの生活も。一生、あの気持ち...
前作のまほろ駅前多田便利軒を読んだのが大分前なので、前作に出ていた登場人物たちをほとんど忘れてしまっていた(;^_^A まほろシリーズは続けて一気に読むべきだ。 曽根田のおばあちゃんの言葉が印象に残った。 ☆☆☆ 悪くなかった。ろまんすも、そのあとの生活も。一生、あの気持ちを知らずに過ごすひともいるだろうが、私は知ってよかったと思ってるよ。 会いにきてほしいなら、おかしな理由などつけず、ただ電話をすればいい。 多田便利軒は、どんな雑用も引き受けてくれる便利屋なのだから。
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人とあまり深く関わりをもたないよう生きてる 多田。しかし、いつの間にか行天の奇行に巻き込まれ、めんどうなことになっていく。人生って予定不調和だからおもしろいのか。自分だけのペースで生活するのは心地よいけど、心の波はあまりたたない。何がよいのか考えさせられる。行天と多田なんだかんだ...
人とあまり深く関わりをもたないよう生きてる 多田。しかし、いつの間にか行天の奇行に巻き込まれ、めんどうなことになっていく。人生って予定不調和だからおもしろいのか。自分だけのペースで生活するのは心地よいけど、心の波はあまりたたない。何がよいのか考えさせられる。行天と多田なんだかんだでいいコンビ。
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前作では終始一貫多田の視点でしたが、今作は星の私生活や横中バスに執着している岡老人の夫人、ユラコーの視点のお話もありました。『番外地』とタイトルにある通り、番外編的な扱いで『狂騒曲』への繋ぎみたいな位置付けなのかな。そうはいっても、曾根田のおばあちゃんのロマンスの話まであって盛り...
前作では終始一貫多田の視点でしたが、今作は星の私生活や横中バスに執着している岡老人の夫人、ユラコーの視点のお話もありました。『番外地』とタイトルにある通り、番外編的な扱いで『狂騒曲』への繋ぎみたいな位置付けなのかな。そうはいっても、曾根田のおばあちゃんのロマンスの話まであって盛りだくさんで面白さは相変わらずです。多田と行天のコンビも板につき、行天は変人に磨きがかかってきた気がする。多田の恋の行方も、行天が抱えている心の闇も知りたいから、『狂騒曲』早く文庫にならないかな~。
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