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まほろ駅前番外地 の商品レビュー

3.9

376件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    167

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2017/10/09

前に読んだはず、と思ってたけど 文庫は持っていなかったので、購入。 読みながら、もしかしたら読んでなかったのかもと思い始めた。 相変わらず、多田と行天はいいコンビ。 行天の突飛な言動、大好き。 アサコさんと出会う話があったり 行天の心の闇がほのめかされたり 狂騒曲でメインに取り...

前に読んだはず、と思ってたけど 文庫は持っていなかったので、購入。 読みながら、もしかしたら読んでなかったのかもと思い始めた。 相変わらず、多田と行天はいいコンビ。 行天の突飛な言動、大好き。 アサコさんと出会う話があったり 行天の心の闇がほのめかされたり 狂騒曲でメインに取り上げられるHHFAが出てきたり。 星の優雅な日常もおもしろかったな。 最近、狂騒曲を読んで、番外地を読んだから 最初に戻って多田便利軒を読み直そうかなあ、と 思っているところ。 まだ続編も出るのかしら。いつまででも読みたいな。

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2017/09/03

本編は朝の出勤前に読了。昼休みに解説を読み終え「読んだ本」とする。番外地は脇が主になるのかと思ったのだが、星のエピソード以外は多田・行天の存在感が大きい。「思い出の銀幕」がフワフワしていて良かった。解説でもあった『一生、あの気持ちを知らずに……』のフレーズは私も使わせてもらおうか...

本編は朝の出勤前に読了。昼休みに解説を読み終え「読んだ本」とする。番外地は脇が主になるのかと思ったのだが、星のエピソード以外は多田・行天の存在感が大きい。「思い出の銀幕」がフワフワしていて良かった。解説でもあった『一生、あの気持ちを知らずに……』のフレーズは私も使わせてもらおうかと思う。

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2017/07/17

前作に出て来たみんなの、お話。そして多田と行天。なんやかんやとあったり感じたりするけども、とりあえず日々を生きてる。その中に、それなりに幸せはちゃんとある。そんなみんなにほっとする。 とりあえず私も頑張りながらそれなりに、過ごしていけばいいか。そんな気持ちにさせてくれる。

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2017/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作で登場した濃~い面々のスピンオフ作品。 皆さん、相変わらず強い個性を放っておられました。 内容としては前回よりも薄味かナ。 曽根田のばあちゃんの恋、星の恋、そして多田の恋と、今作は所々に恋のお話が♪ なかでも「星良一の優雅な日常」が好きでした。 あのストイックさ、清海に向ける愛情、舎弟に対する愛情、ママへの諦めにも似た愛情。 どうしようもない犯罪者とは思いつつ、そのギャップがけっこうツボでした!

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2017/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。外伝とかスピンアウトとかというだけあって主人公二人の話が少ない。その分二人の抱えている重たい過去がなくて、前作より物足りなさはある。とはいうものの話自体は面白いので楽しくは読めた。

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2017/02/28

スピンオフと聞いて、第一作より面白くないのかと思ったら、とんでもない。 むしろ、私には、今作のほうが好きだ。 曽根田のばあちゃん、菊子さんの若き日の「ろまんす」。 男は一人でいるとおとなしいけど、二人になると途端に悪だくみする。 だから、二人の男に争われる身もいいことはない。 ...

スピンオフと聞いて、第一作より面白くないのかと思ったら、とんでもない。 むしろ、私には、今作のほうが好きだ。 曽根田のばあちゃん、菊子さんの若き日の「ろまんす」。 男は一人でいるとおとなしいけど、二人になると途端に悪だくみする。 だから、二人の男に争われる身もいいことはない。 なかなか深い言葉だ。 その返す刀で女もばっさり斬る。 女はひとりで悪いことを考える。 相手の女が屈服するまで、静かに争いを続けている...。 多田の柏木亜沙子への淡い恋は、まだ続編に発展しそうな雰囲気。 「家庭と健康食品協会」の件は、底知れない不気味さがある。 今後何かの展開はあるんだろうか?

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2017/02/27

今回は、いろいろなひとたち目線のお話が多くて、よりいっそう便利軒ワールドが濃く深くなった。本編では大して気にもしていなかった星くんが意外なキャラで、まだ二十歳なんだよなぁ、とかわいく思ってしまったり。立派な犯罪者だけど。 個人的にお気に入りだった岡さんの奥さん目線の話がいちばん客...

今回は、いろいろなひとたち目線のお話が多くて、よりいっそう便利軒ワールドが濃く深くなった。本編では大して気にもしていなかった星くんが意外なキャラで、まだ二十歳なんだよなぁ、とかわいく思ってしまったり。立派な犯罪者だけど。 個人的にお気に入りだった岡さんの奥さん目線の話がいちばん客観的で優しくて、好きだった。 この先、行天の闇をつついて深めてほしいようなそこはこれ以上つつかずユルさを保ってほしいような、ビミョーな読後感。 長く続くなら、このユルさは貴重だよね。

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2017/01/23

前作同様多田便利軒の奇妙なコンビの話なんだが、今回は多田の視点からではなく、周りの人からの視点の物語も多くて、新鮮だった。岡夫人の章が、自分の境遇や年齢なんかに近い感じで一番共感が持てたと思う。

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2017/01/16

前作の番外編、つまり前作でお客さんだった人が主人公であったりした。全7作の短編集。人生はいろいろ、そうつくづく思う内容だ。

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2016/12/07

前作からの惰性もあるけど。 後書の言う所のコメディー感というより、 今の気分からは日常の闇が見え隠れと言った印象。 ちょっとした日常小説ってイメージかな? 前作はそことなく漂うBL感があったと記憶しているが、今回は無いな。

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