魔法使いは完全犯罪の夢を見るか？ の商品レビュー

東川篤哉【著】

2013/09/08

一見平凡で冴えない刑事、キャリア系女警部、魔法使いの少女が事件を解決する短編集。倒叙もの。
トリックは相変わらず上手いのだが、物語としては軽い。
(図書館)

2013/06/27

ミステリ的にはかなり軽い印象なんだけど、キャラ立てや物語の軽さは「謎解きはディナーの後で」を超えると感じた。
犯人特定よりは、トリックの解明に重きが置かれている。物語としても読みやすいからすいすい読めるけど、印象は薄い。
しかし、『魔法使いと失くしたボタン』は、倒叙形式なのも面白かったし、犯人特定のロジックは盲点を突いたなかなかいいロジックだった。

2013/06/26

４話収録。
４話使って、プロローグ終了ということでいいですか？

魔法使いが謎を解くじゃなくて、ヒント与えるにとどまっているので、ミステリーとして成立してるのかな？
ま、何度か反則技で犯人当てちゃいそうになってます。

犯人当てより、謎解きメイン。他の作品も、結構そうですね。

あ、実写化するならマリィは、桐谷美玲がいいと思います。

2013/06/18

表紙とタイトルに釣られたわけですが、
物語は軽くてもう少し重さがあったら良かったな。

タイトル通り魔法使いが出てくるのですが、
魔法使いも二人の刑事も、アクがある設定なのにこの作者にしてはアクが弱くて、ちょっと残念。

連作短編で、魔法使いと変態趣向の小山田刑事の事件簿となっている。
最初から犯人が分かるようにあえてなっていて、どのように罪がバレテいくのかは面白い。

2013/06/03

刑事＋魔法使いの少女のコントです．殺人事件は刑事を出すための
きっかけでしかなく，謎解きも重要ではありません．細かくネタを入れて
くるのは，謎解きは～でも見られましたが，この作家の味でしょうか．
軽い短編集で，通勤の暇つぶしには良かったです．

2013/05/26

初めてのレビューなので何を書いていいのかよくわからないのですが、読んでよかったこととこのサイトを見つけてよかったです。本のことと関係ないことすいません。本格推理までとはいきませんがドタバタコメディー要素も含まれていてお手軽に読む１冊にはぴったりだと思いました。

2013/05/25

ユーモア小説としては★5個です。
かなりライトなのでさらっと読むにはいいですね。
またドラマ化狙っている？！

2013/05/14

謎解きはディナーの後で、の著者の作品。
題名からも分かりますが、ファンタジーとミステリーを足して割ったような具合で、さくっと読めます。
主人公は警察官の小山田クン。彼が遭遇する殺人事件のたびに現れるのが、本物の魔法少女マリィ。
時に魔法の力を借りるシーンもありますが、事件解決はちゃんと人間の推理力を使用（当たり前か…）ラノベっぽい言い回しも割と好きです。

2013/05/14

ドラマ化狙いの渾身の一作。シンプルな事件をちょっと頼りない刑事と可愛い魔女が魔法を使って適当に解決する。本作で4話しか無いからドラマ化は無理か？ 新シリーズなんて書かんと「放課後はミステリーとともに」の続きを書いてくれ～！

2013/04/10

ミステリーとして謎を解く楽しみか、魔法使いというキャラクターを楽しむべきか、どっちつかずだったような。両立できればもっと跳ねそう。