魔法使いは完全犯罪の夢を見るか？ の商品レビュー

東川篤哉【著】

2018/11/10

小山田くんは、上司の足を見過ぎ。

魔法使いが事件を暴くんだけど、魔法じゃない方法で説明しないといけないって設定が、ファンタジーと現実の収まりがいい。

小山田くんの、一見関係なさそうな質問が、のちに大きな証拠になったりして面白かった。

2017/12/01

魔法使いの魔法で真犯人がわかった後で、主人公？の刑事が裏取りするというパターン確立。

仕掛け作りがうまい。

舞台は何故か八王子。

2017/11/01

続巻の方を先に読んでしまっていました。マリィが流浪の家政婦としてあちこちに移動してました。安定のコミカルさとしっかりした展開に満足しました。小山田刑事のちょっと変態なキャラがハマりました。

2017/09/06

美貌で美脚。傍若無人のキャリア系女子・椿木綾乃警部。実はキレ者?それともただの変態?小山田聡介刑事。魔法使い少女マリィ。待望の新シリーズSTART!謎と魔法のユーモア・ミステリー。

2017/05/23

魔法と現代ミステリーで相性悪そうかなーと思ったけど結構楽しめました。

犯人がだれかは明らかにされていて、そこを追い詰めていくスタイル。
小山田刑事が本人無意識なのか（？）犯人が訊かれたくない質問をするところがいいと思う。

次巻からは刑事の家に住み込み、ということでやたら事件現場で出会う不自然さも解消されそうで（それもまた小説のたのしみですが）その設定ならではのお話も期待してます。

2016/07/04

殺人事件を追う刑事と、なぜかいつも遭遇する魔法少女。

映画監督の妻の殺人事件。
さかさまになった部屋、テレビとさかさまのDVD。

義兄殺人事件。
落としたボタン。狭い駐車場と大きな車。
ダイエット創設者の痛恨のミス。

芸能事務所社長、婚約者殺人事件。
自殺と見せかけた犯行。
筆跡もコピーできたものまね芸人が、見落としたこと。

元プロ野球選手殺人事件。
そっくりな人物との入れ替わり。
スポーツ新聞を買ったことでの落とし穴。

魔法少女マリィの魔法によって
事件解決へと導くヒントが小山田刑事に与えられる。
古いカローラ。マリィの青く輝く三つ編みの髪。
独身39歳の女性警部。

初めから犯人がわかっているっていうのが
なんか斬新。
表紙の登場人物たちが、自分が読んでイメージした登場人物たちと似ていないことにショックを受けた)^o^(

2016/04/20

非常に苦手
擬音で突っ切っているというか、TVみたいというか、映像化を前提に書かれている感じがして私は苦手である
最近気づいたが、私が本当に好きな作家さんの書籍は内容の面白さは然ることながら、何より表現の美しさが素晴らしい。描写の美しさというか、非常にグロい内容なのに、どこか美しさを感じる。感嘆させられる。そんな感じ。
そういった意味でこの作品は非常に苦手。
内容としても、魔法に頼って犯人認識して、追い詰めるために無理やり矛盾点探す感じであまり好ましくなかった。

2015/09/11

コメディ調の推理物。短編集だが、全て同じパターンで話が進む。謎解きはディナー〜と似た調子。世の習慣とかを皮肉った台詞もあり面白かった。

2015/08/13

著者らしい軽妙なユーモアミステリー。
魔法使いが登場しますが、思ったほど事件に関わらず。
あくまで個性的な登場人物という印象。
プロ野球の弱小球団を「横浜の好敵手」と表現するのは、全国の横浜ファンを敵に回しますよ！
横浜ファンの自分は大爆笑でしたが。

2015/03/29

軽いライトノベル的な本が読みたくて手にしました。(決して比喩でなく)魔法使いが出てくるのは「反則じゃないの？」と思ったけど彼女はあくまで助力するだけで、実際謎解きするのは小山田刑事だから…まぁ、許せるかな！？
キャラがとにかく個性的なのが良かったです。やりとりが愉快でした！！