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ココロコネクト アスランダム(上) の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    8

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2020/02/19

一冊丸ごと前振りだった。さすがに驚く。下巻で沢山の爆発が見られたら良いなあと切実に思う……。 他人にかまけて自分たちの危機に向き合おうとしない五人が、恐いからだろうとは思うんだけど、え、然程執着ないの?とうっかり思ってしまいそうになる。 もっと必死にならないの……?そして自分たち...

一冊丸ごと前振りだった。さすがに驚く。下巻で沢山の爆発が見られたら良いなあと切実に思う……。 他人にかまけて自分たちの危機に向き合おうとしない五人が、恐いからだろうとは思うんだけど、え、然程執着ないの?とうっかり思ってしまいそうになる。 もっと必死にならないの……?そして自分たちをどんだけ凄いと思っているの……? 他人が関わるという点で、ユメランダムとの似たところ違うところ、差異による判断の仕方を考え込んだりした。 今回の行動は、稲葉んも青木も、ユメでの信念を絶対的に正しかった!とは確信していないからかもしれないとか。ちがうか。 ユメもそうだったけれど、結果を見ても、これが正しかったね!とはどうにも思えない。常に稲葉んイコール正義とは思っていない。現象に対しては、作品がそういう傾向である気がするけれど、たぶん正解はないと思っている。 部員の一員みたいに入り込んだわたしは、掛けて貰った言葉を忘れたくないと思っていたから、まず獲得した自分を失うことが怖いという形で怯える伊織を何だか残念に思った。 それだけずっとつらかったのだろうと理解はするけど。 行間が読めないと自認しているけれど、描写はないものの稲葉んだけは見えないところで絶対にめちゃくちゃ怯えていると、崩壊しそうなのに耐えているんだと、それは弱さじゃなくて大切だからなんだとずっと確信していて、 その分主人公だから読者に見えていないだけという余地があまりない太一の触れなさが物足りなくもあって そうしたら、終盤で当の稲葉んが至極さらりとしていた為に、え、何、いつの間にかめちゃくちゃ強くなったの……?と愕然とした。 おっかしいなあ……。いつまでも攻撃に弱りつつ頑張るパターンではないということ?ずっと一心同体だったのに……。(どんなだ) 前巻の過去エピソードも共感が出来なくてショックだったけれど、ずっと追って来た最新エピソードでこれは……。 彼女モードが暫くないと、あれもしかしてもうそんなにすきじゃない?とか思ってしまうしなあ。ここへ来て読めなさすぎる稲葉ん。最後にのろけていてほっとした。大切にして欲しい恋なのである。

Posted byブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終章前編。人間になりたいとはこれ如何に?正直、異形の存在「ふうせんかずら」の謎に切り込むとは思っていなかった(その必要もないと思っていた。それは、シリーズのテーマは心のトラウマ・闇に直面しつつ、これを克服する過程であり、「ふうせんかずら」はそれを極端に露わにするギミックでしかないから)。さて、どう落とし込むのか?

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2016/05/30

最後の戦い。 今までのふうぜんかずらに関わった記憶かすべて失われる。 そして、ほかの生徒たちにも現象が発生して、大混乱。 今まで登場したキャラが、せいぞろい。 文研部だけでなく、ほかの生徒たちとの絆が確かめられる。 なぜだろう。 キャラが多すぎるせいか、スッキリしない。 永瀬が...

最後の戦い。 今までのふうぜんかずらに関わった記憶かすべて失われる。 そして、ほかの生徒たちにも現象が発生して、大混乱。 今まで登場したキャラが、せいぞろい。 文研部だけでなく、ほかの生徒たちとの絆が確かめられる。 なぜだろう。 キャラが多すぎるせいか、スッキリしない。 永瀬がもっと出る展開のほうが好きだなー。

Posted byブクログ

2015/01/08

シリーズ本編第7弾。 「ふうせんかずら」によって異変が引き起こされることはもうないと信じた太一たちでしたが、クラスメイトの何人かが、文研部のメンバーたちを避けるようなそぶりを見せるようになります。さらに、お互いに関する記憶を消失してしまう出来事が起こり、太一たちは新たな「現象」...

シリーズ本編第7弾。 「ふうせんかずら」によって異変が引き起こされることはもうないと信じた太一たちでしたが、クラスメイトの何人かが、文研部のメンバーたちを避けるようなそぶりを見せるようになります。さらに、お互いに関する記憶を消失してしまう出来事が起こり、太一たちは新たな「現象」に見舞われているのではないかと疑い出します。 そんな彼らの前に、またしても「ふうせんかずら」が現われ、「三番目」たちが学校中に異変を起こしていることを知らされます。さらに「三番目」たちは、文研部のメンバーや「ふうせんかずら」から、一連の「現象」に関する記憶を消し去ろうと考えていることが明かされます。文研部のメンバーたちは記憶の消去を免れるため、「ふうせんかずら」と共闘関係を取り結びますが、やがて「三番目」たちが、学園とそっくりな「孤立空間」を作り出し、現象に関わった生徒たちをそこに呼び集めて、大規模な実験をおこなおうとしていることが明らかになります。 そして文研部のメンバーたちは、皆の記憶を守るため、「孤立空間」へ旅立つことを決意します。 いよいよ最終章の前編です。今までになく「現象」が大規模なためか、やや叙述がもたついているような印象を受けてしまいましたが、この後に続く、太一たちの最後の戦いに期待したいところです。

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2013/05/23

これまでと比べると事件の規模が圧倒的に大きく、状況も違い、敵だった人間(?)が味方っぽくなるなど、最終話らしい環境装置が用意されている。 読み応えはあったけど、これまでのシリーズ作品と比べるとちょっと牽引力が弱かったかも。自分のテンションの問題かもしれないけど。

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2013/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ココロコネクトシリーズ9作目。最終章上巻。 <ふうせんかずら>が終わりを告げた修学旅行(『ユメランダム』)から4ヶ月。 今回の現象は基本的に文研部以外で起きる。『人格入れ替わり』と『欲望解放』部外者だからこそ、迂闊に手を出せず、もどかしさを抱えながらそれでも助けようともがく文研部メンバー。 また、時同じくして文研部メンバーに起こる一時的な記憶の消失、生徒達の会話が時折聞こえなくなる現象。 それらは全て<三番目>達によるものだった。 現象にまつわる記憶及び出来事を無かったことにする『記録抹消』。 そして、山星高校生徒を『孤立空間』に閉じ込め最大限面白くする為に動く<三番目>達と戦うべく、<ふうせんかずら>と共闘することに。 家族の絆を信じ、『孤立空間』へと挑む文研部メンバー。そして下巻へ続く。 しかし、<ふうせんかずら>だけでなく、多分<二番目>も面白いことになってるね?

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2013/04/15

謎の生物(?)ふうせんかずらとの戦いを描く愛と青春のペンタゴンコメディの最終章。 今回はすべての「最後」へ向けて前編。 評価が難しいプロローグですね。 今までの中で一番大変な出来事を起こされるんだけど、規模と傾向が違いすぎて別のココロコを読んでいる気分になってしまった。 いつも...

謎の生物(?)ふうせんかずらとの戦いを描く愛と青春のペンタゴンコメディの最終章。 今回はすべての「最後」へ向けて前編。 評価が難しいプロローグですね。 今までの中で一番大変な出来事を起こされるんだけど、規模と傾向が違いすぎて別のココロコを読んでいる気分になってしまった。 いつもなら日常に異常が混じるって感じだけど、今回は完全に異常のみの世界で成り立っているというか…。 最終巻に向けてのいい助走になったきもするが、読む前の期待値が高すぎた分アレ?って感じです。 ラストに期待したいと思います。

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2013/04/09

ラストエピソード開幕。最後らしくいろんな方々総出演ですな。ただまだ上巻ということもあってか引っ掻き回されるだけだった感。最後で光明が見え始めたメンバーの下巻での巻き返しに期待。

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2013/04/09

そうきたかー。   色々大変ですねぇ……。    人と人とが繋がり、心が繋がる。 世界が紡がれる。     家族は偉大だ。    いよいよ物語はクライマックスに突入。    平穏な日常を取り戻すことは出来るのか!?      決着をつけるために下巻へ続く。

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2013/03/14

ココロコネクトシリーズ最終章上巻です。 ふうせんかずらから現象の終わりを宣言されたが、いつの間にか太一達の周りに異変が起こっていた…どうする!?というお話です。下巻に続きます。 急にスケールがでかくなって戸惑いつつ、多少同じ話の繰り返しもしていてくどい印象がありました。 ただ、...

ココロコネクトシリーズ最終章上巻です。 ふうせんかずらから現象の終わりを宣言されたが、いつの間にか太一達の周りに異変が起こっていた…どうする!?というお話です。下巻に続きます。 急にスケールがでかくなって戸惑いつつ、多少同じ話の繰り返しもしていてくどい印象がありました。 ただ、従来のココロコネクトも踏襲していてそこは読みやすかったです。 最後、戦隊ものみたいになっていて胸熱でした(笑)。 ふうせんかずら達の目的や記録のための伏線等々、次巻に向けての風呂敷は出揃っているので、どうたたむのかとても楽しみです。

Posted byブクログ