犯罪者 クリミナル(上) の商品レビュー

太田愛【著】

2015/03/20

過失とはいえ、幼い子供たちとその家族をどん底に突き落とすような食品を作ってしまった大企業が政治家と結びついていて…。
ある意味よくあるパターンのお話なので、登場人物たちに味があるかないかってところでしょうか…。
『幻夏』に比べると地に足がついていない感がややあるかな。
テレビっぽい感じです。

2014/09/20

これがデビュー作だそうですが。脚本家としてはかなりの活躍をされている方なので、これが面白くないはずがない！
ありふれたように見えた無差別通り魔殺人。各地で突如発生した、あまりに残酷な奇病。事態をひそかに繋ぐ恐るべき計画。暗躍する殺人者。いったい話がどう転がるのか、まさしく全編息もつかせぬ展開で一気読みです。
現実の社会が抱える問題も組み込みつつ、やはり読みどころは「正義」のために命を賭しても闘う人々の姿。それぞれに哀しく、勇ましく、そしてかっこいい！　個人的には中迫の最後の決意にやられました。地味だけど一番凄いキャラなのかも。

2014/04/14

昼下がりの駅前広場。
そこに女の子と待ち合わせした修司が通り魔事件に巻き込まれる。

あと10日間逃げ切れば生き延びることができる？
修司に不可解な言葉を残した謎の男性。

刑事相馬に怪しいフリーのマスコミ関係の鑓水の家にかくまわれた修司。

相馬、鑓水そして修司の3人は通り魔事件に隠された背景を追い始める！！

設定むちゃくちゃだけどなんか面白いぞ（笑）
下巻へつ～づく♪

2014/03/15

駅前広場で起こった通り魔殺人事件。唯一生き残った青年がなぜか命を狙われるはめになり、数少ない助けを借りて真相を探っていく。
登場人物がたくさんで、場面もころころ切り替わるので最初こんがらがったけれども、点がだんだん線になっていく展開に前のめりになっていく。
ボリュームを感じさせず、一気読み。これからどうなるのか、下巻へ突入。

2014/02/07

駅前広場で麻薬中毒の男による通り魔殺人事件が発生。
唯一助かった修司に
「逃げろ、あと十日生き延びれば助かる。君が最後の一人なんだ」
と言い、姿を消した男。
これは単なる通り魔の仕業ではないのか、狙われた５人の共通点とは。。。

真面目で不器用な刑事、相馬
元テレビ屋、今売文屋の鑓水
被害者の生き残り、修司
三人が大きな陰謀に巻き込まれていく。

おもしろい。
下巻が楽しみ。

2014/02/01

面白い！
登場人物が多くて、最初のほうは覚えきれずに「誰だっけ？」と読み戻りつつでした。
が、面白い。
下巻を読むのが楽しみ。

2013/12/21

図書館で借りた本。

最初は説明が少なく、話があちこちに飛んでいるので、理解するのに少し苦労しますが、読み進めていくうちにあちこちに飛んでいた話がつながって来る。
そのスピード感にどんどん引き込まれて、夢中になって読み終わりました。
早く続きが見たい。

2013/04/26

面白い。

ミステリーであり、社会派小説でもあり、男の生き様あり、家族愛あり。。。
いろんな要素が詰め込まれているが、バランス良くまとまって読み応え十分。
最初は話がとっ散らかる印象があるが、中盤以降はノンストップ。
どうやって巨悪に挑んでいくのか。見逃せない。

さて、犯罪者とはだれのことを指しているのか。絶妙なタイトルだと思った。

2012/11/20

友人の御親戚だそうで、お勧めされて読みました。おもしろーい!!
新人作家さんとは思えない緻密さ。濃厚さ。相棒の脚本を書かれている方だそうで。上巻はミステリアスです。