黄色い水着の謎 の商品レビュー

奥泉光【著】

2013/06/01

前作で、読みにくい文体だなと思ったにも関わらず、思いのほかハマってしまった。クワコーの気持ちに共感してしまう自分はダメ人間かも…
ラストが伏線的な終わり方なので、次回作、期待です。

2013/03/14

あんまり好きじゃないけどなんとなく読んでしまいました。
このシリーズがドラマになってたなんてビックリ。

2013/01/30

たらちね大文芸部の学生は、勉強ができるかどうかは別として、生きていく分には苦労しなさそうな気がする。
随所に声出して笑えるネタがありすぎて、次も楽しみ。

2013/01/25

こんなの書いてたら著者は面白くて仕方ないのだろうな。

例のごとく、ミステリーとしてはどうでもいい内容なのだけど、クワコーには共感し過ぎて泣ける…泣いちゃう。

2013/01/24

クワコーもの（＠たらちね）の第2弾。絶好調。これがピークかもしれない。それでもいい。続けてほしい。基本、明るくたくましい女たちと情けなくしぶとい男たちが、奥泉光の豊富な語彙と冴えわたる筆で描かれている。一応謎解きの形をとっているが、それはどうでもよいのであって、それよりも、一文一文笑いを取りにいく奥泉の情熱と筆のキレをこそ楽しみたい。というか、そんなことを考えなくても、最初の2，3頁読めばもうその文章の虜です。

2012/12/24

誰も死なない、恋愛要素も無い、ごく普通（？）の日常をここまで面白く書けるのは大した才能だと思う。
大したことが起こるわけでもありません。ただただクワコーを筆頭にキャラクターが面白い。

キャラクター小説。それでいて伏線をしっかり張っていて無駄な描写が一つも無い゛黄色い水着の謎゛などユーモアミステリーの一種の完成形では無いだろうか。

脱力感がちょうど良く、たまに無性に読みたくなるシリーズです。

2012/12/19

「岸田劉生の麗子像、あれによく似ている。ひょろりとした体に麗子像の頭が乗っている。なんだか分かりにくいが、まあだいたいそんな感じである。」判りにくい、凄く判りにくいが気持ちは判る。読み応え満載のハードSFを読んだ直後なので脱力感もひとしおである。読んで馬鹿になるにはこれ以上の作品は無いのではないかと思わせる渾身の一作。いや「去年ルノアールで」といい勝負か？ジンジンとクワコーにこれからなにかあるのでは？と期待度120%です。青い果実です。

2012/12/09

紫蘇はええけど、ザリガニって…！！！！！
美味しいんかなー、と思いつつ油地獄におええ。
オレンジページ愛読してるのが可愛い。
生活力あるわあ。

2012/11/15

クワコーもの第二作。やっぱり笑える。たらちね文芸部の面々はそれぞれにオカシイのだが、私はモンジ君がお気に入り。ホームレス女子大生ジンジンが最後に見せる笑顔もいいなあ。

「日常の謎」系のお話はあまり好みではないけれど、これくらいきっちり作られていて、設定もひねってあるとすごく楽しい。第三作も期待しよう。

2012/11/11

　桑潟幸一准教授の第２弾はやはりヤリ過ぎな感のあるお笑いミステリー。
　１作目と同様、ヤリ過ぎで笑えませんでした。ただし、推理小説をネタバレすると「キタカタケンゾーが殺しにくる」というクダリにはちょっと笑っちゃった。