さようなら、猫 の商品レビュー
猫って(犬もだけど)、私達の人生には切っても切れないものかな。 ちょっとした事柄の隣りには猫、みたいに。 「二十二年目の猫」が1番好きかも。 あと装丁もね。
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ネコという可愛いモチーフが全編に渡って登場するのに、かわいらしさは皆無。 むしろ、どこか陰鬱な空気が漂うのは、さすが荒野さんと言うべきか…
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半分ほど読んだけど、好きじゃないのでもうやめました。 この人の本を読んだのは初めてだと思うんですけど…個人的には申し訳ないけどどれを読んでも面白くなくて好きになれない。さらにはちょっとイライラしてしまいました。 さすがにもう続けて読む気がしません。
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短編集。 猫はあくまでエッセンスで主なる登場人物(?)ではない。そこは少し期待はずれだったがさらりと読めた。 どのお話も淋しい人達がでてくる。 そして、物語のその後がとても気になるお話ばかりだった。 読み手に物足りなさを感じさせて、考え、想う余地を残すのが本当に上手な人だと思う...
短編集。 猫はあくまでエッセンスで主なる登場人物(?)ではない。そこは少し期待はずれだったがさらりと読めた。 どのお話も淋しい人達がでてくる。 そして、物語のその後がとても気になるお話ばかりだった。 読み手に物足りなさを感じさせて、考え、想う余地を残すのが本当に上手な人だと思う。
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乾いている人、求めている人、愛している人、憎んでいる人、何も考えたくない人。彼らの日々にそっと加えられる一匹の猫。猫も、愛も、幸せも、閉じ込められない。短編の名手が紡ぐ魅惑の九編を収録。
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9つの猫に纏わる短編集。表紙の猫に惹かれて思わず買ってしまった本ですが、少々 私的に期待はずれでした。猫好きの人にはたまらない話ばかりかと思ったら 案外そっけない登場ばかりでした。
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猫を中心とした連作短編。 ペットというのは、 人間関係の中に一つの可能性を作り出すものだなぁと思った。
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サクサク読める短編集。 これも寝る前に一話ずつ読むのにちょうど良い。 表題通りネコにまつわるお話だが、当のネコの描写より、ネコを廻る人々のちょっと捉えどころのないお話だった。 何となく読めて、何となく読み終わる。何かあまり印象も残らなかった。
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これは井上荒野さん好きでないと、理解できない、マニアックな作品集のようです。作品の中の猫たちは、密接すぎず、冷たいようでいてあたたかくて、主張しないのに確かにそこにいる。 井上さんは猫好きなのでしょうね。 物語に出てくる猫の描写がリアルでした。 松尾たいこさんのイラストが大好き...
これは井上荒野さん好きでないと、理解できない、マニアックな作品集のようです。作品の中の猫たちは、密接すぎず、冷たいようでいてあたたかくて、主張しないのに確かにそこにいる。 井上さんは猫好きなのでしょうね。 物語に出てくる猫の描写がリアルでした。 松尾たいこさんのイラストが大好きだから、 彼女が描く猫たちに、とても癒やされました。
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猫にまつわる短編集。 井上荒野らしく不穏で、ほっとできる話ではない。 それでもなぜか心に残る作品集。
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