北帰行 の商品レビュー
だいたい20年ぶり、になるだろうか。やはりハードボイルド健在、でしたね。臨場感たっぷりの迫力あるガンバトル、息をつかせぬ逃避行、まさに十八番ですね。こんなの読んだせいか、久しぶりにエトロフ発、読み返そうっと。
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佐々木譲にしては尻切れトンボ.内容には関係ないけど稚内港北防波堤ドームを波のチューブみたいと表現した文章があった.確かにそうだね.
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内容(「BOOK」データベースより) 旅行代理業を営む卓也は、モスクワから来たターニャと名乗る女性をアテンドする。日本語を巧みに操るターニャは、乃木坂で卓也の車を降りるなり、拳銃を発砲し舞い戻ってきた。彼女は家族の復讐のために来日した暗殺者だったのだ―。暴力団、ロシアン・マフィア...
内容(「BOOK」データベースより) 旅行代理業を営む卓也は、モスクワから来たターニャと名乗る女性をアテンドする。日本語を巧みに操るターニャは、乃木坂で卓也の車を降りるなり、拳銃を発砲し舞い戻ってきた。彼女は家族の復讐のために来日した暗殺者だったのだ―。暴力団、ロシアン・マフィア、警視庁、三つの組織に追われ、二人は東京、新潟、稚内と逃避行を重ねることに。五日間の脱出行の果て二人が見た風景は―。緊迫のクライム・サスペンス。 【感想】 ロードノベルとハードボイルドは好きなのでかなり期待していましたが、名手としてはかなり厳しい内容と言わざるを得ないです。シチュエーションを整えてやっても登場人物が動き出さないのを無理やり動かしている感じが有り、色々と不自然な印象が読むごとに深まっていくので致命的な欠陥のある本な気がしてしまいます。期待値が大きいという事を差し引いても厳しい。 恐らく作者の中である程度話の通過点のようなポイントが有り、そこに進ませてイベントをクリアさせて話を進行させていたのではないかと。もっと文を絞り込んで、人間性や過去、行動原理を掘り下げて書けばマシだったような気がします。 無辜の人物が殺されるときもあっさりし過ぎててついていけない部分もありました。やくざは別にいいんですけどね。
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佐々木氏の作品は警察モノばかり読んできましたが、アクション系も非常によかった。 多くの登場人物が一人称で書かれていることで 、善と悪という区別ではなく、それぞれ事情を抱えた人間として受け入れることがてきる。 緊張感が高まる前に事態が進展するスピード感も、一気読みさせる理由のひとつ...
佐々木氏の作品は警察モノばかり読んできましたが、アクション系も非常によかった。 多くの登場人物が一人称で書かれていることで 、善と悪という区別ではなく、それぞれ事情を抱えた人間として受け入れることがてきる。 緊張感が高まる前に事態が進展するスピード感も、一気読みさせる理由のひとつだと思う。
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ムリがある展開もあったけどおもしろかった。ただ佐々木譲さんの書く女性はわりとうっとおしい…。あと関口のお母さんの気持ちを考えると切ない。
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分厚いけれど、先が気になり一気に読んだ。 スピーディーに進む物語、緊張感もあって、面白かった。ただ、多くの人が死んで、結末も切なくて、ちょっとやるせないかな。。。
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ヤクザの抗争と妹の仇を取りにきたロシア人ガンウーマン、それに巻き込まれる旅行エージェントの話。 なんちゅうか…結末が…主人公2人はそれでも幸せそうな描写だったけど。 途中あまりにも理不尽としか思えない死があったり…。 普段ヤクザ物は読まないので、それなりに新鮮ではあった。 分...
ヤクザの抗争と妹の仇を取りにきたロシア人ガンウーマン、それに巻き込まれる旅行エージェントの話。 なんちゅうか…結末が…主人公2人はそれでも幸せそうな描写だったけど。 途中あまりにも理不尽としか思えない死があったり…。 普段ヤクザ物は読まないので、それなりに新鮮ではあった。 分厚いけどスピード感があるので一気に読める。
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ロシアマフィアと日本暴力団との抗争、それに巻き込まれる民間人。大胆な発想で読み応えあるが、結末は個人的には普通すぎに感じた。結末はさておき、オススメです。
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ページ数は多いがスピード感があり、あっという間に読める。 旅行代理店の卓也。 ほんまに堅気か?と思ってしまうが、そこは目をつぶろう。 エンディングは予想通りだった。
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妹を殺された復讐のために来日した女暗殺者と、仕事上関わってしまった旅行代理業者が、暴力団、ロシアン・マフィア、警察に追われ、北を目指して逃げるスピード感溢れるサスペンス。佐々木譲は、ほんとに作風の広い作家だ。彼の作品は「エトロフ発緊急電」から読み始めたが、歴史を題材にしたスケール...
妹を殺された復讐のために来日した女暗殺者と、仕事上関わってしまった旅行代理業者が、暴力団、ロシアン・マフィア、警察に追われ、北を目指して逃げるスピード感溢れるサスペンス。佐々木譲は、ほんとに作風の広い作家だ。彼の作品は「エトロフ発緊急電」から読み始めたが、歴史を題材にしたスケールの大きな冒険小説、一連の警察小説、あるいは時代小説、そしてこの作品のようなサスペンス小説、どれもが読者を楽しませてくれる。
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