狼の口(ヴォルフスムント)(4) の商品レビュー

久慈光久(著者)

2012/09/22

相変わらず残酷な話ながら、話が佳境に近づいてきている。攻城戦をもっと大局的に描いてくれると更に面白くなりそうだが、描くの大変そう…。

2012/09/16

2012 9/14読了。WonderGooで購入。
ついに「狼の口」の本城以外を落とすことに成功した同盟。
しかし本城は思うよりもはるかに固く・・・という巻。

本筋ももちろん盛り上がるが、「狼の口」がここまで死者を生むに至った要因である、悪魔に関する前日譚がちょっと面白い。
この手の因縁話から入るってのはまるで演義物みたいだな。

どうあがいても絶望感が本当に半端ないのだが、最後の最後にはついに・・・？！という展開に。
次巻、どうなる。たまりにたまったストレスが吐き出されるような展開を臨むばかり。

2012/09/15

うっわー、何これ。読んでてすっごくドキドキした。
展開が読めないっていうか、多分最終的にはこうなるんだろうなぁ、くらいには歴史がよく知らなくても分かるんですけども。それでも、次に何が起こるのかが全然わからないからドキドキする。

兎に角、あのヴォルフラムの性格が本当に非道というか悪逆というか。
本来なら、三邦同盟者団に肩入れ（思い入れ？）するべきなんでしょうが、どういうわけか、攻められてる関所側に感情移入してしまって…

籠城戦て燃えますよね。
本当に。

必死な同盟者団側とどこか余裕のある関所側。
そのバランスもどんどん危うくなってきていますよね。
ていうか、完全に崩れますからね。

さて、ここからヴォルフラムがどうなるのか！
あっさりと死ぬのか苦しんで死ぬか、それとも意外に生き延びるのか！？
どうせなら、今までの報いを受けて死んでくれないかな。
そっちのが方がすっきりするけど。
いや、ヴォルフラムものすごく贔屓だけども！

兎に角攻防がもの激しくて展開がめまぐるしい。
複雑な背景がいまだにちゃんと整理できてないけども、一気に読ませてくれます。

いやあ、本当に次巻が楽しみすぎる！！！
早く読みたい！！