すぐわかる日本の神像 の商品レビュー
“本来、姿形をもたない神々は、どのようにあらわされてきたのか―。神像の歴史をたどり、日本人にとっての「聖なるものの姿」を明らかにする。長らく神域の内部で秘匿され、「再発見」された貴重な神々の御像を紹介。僧形神や神道曼荼羅、習合神像を通じて、神仏習合のあり方を読み解く。最古期の木彫...
“本来、姿形をもたない神々は、どのようにあらわされてきたのか―。神像の歴史をたどり、日本人にとっての「聖なるものの姿」を明らかにする。長らく神域の内部で秘匿され、「再発見」された貴重な神々の御像を紹介。僧形神や神道曼荼羅、習合神像を通じて、神仏習合のあり方を読み解く。最古期の木彫像から近世・近代の御影まで一五〇点を超える神像を収録。”ー内容紹介より。 あらわれた神々 【プロローグ】神像の源流 【第一章】僧侶姿の神々 仏という神の登場 仏に秘められた神性 神と仏の世界を行き来する僧形神 地蔵菩薩と呼ばれた神像 国家神・八幡大菩薩の登場 法衣を重ね着した神像 【第二章】ヒコ神とヒメ神 神様ならではの霊威 霊木からあらわれた神 神秘なる母性の表現 大地と一体となった表現 巫女姿の女神の謎 男女一対の祭神像 あらわれた神像群が物語るもの ホトケの意匠をまとう神々 童子形神像の出現 頼もしき門神・随身像 【第三章】共存する神と仏 聖なる山と神々の浄土[春日①] 神々の本地仏が宿る神域[春日②] 春日の神の新たな出現[春日③] 比叡山麓の神仏マンダラ[日吉①] 個性きわだつ二十一社の神々[日吉②] 神々の連合体―熊野三山、十二所の神々[熊野①] 過去・現在・未来を救う三所権現[熊野②] あらわれた熊野神の伝説[熊野③] 仏尊を従え鎮座する天神[天満宮①] 怒れる天神から文道の祖神へ[天満宮②] 【第四章】神と仏が習合したかたち あらわれた天照大神の異相 除疫神となったスサノオの本地 ダイコクさんになった大国主神 神使の狐に乗る稲荷明神 ハイブリッドな造形の弁天像 愛宕山の神となった武装の地蔵尊 修験の山に息づく習合神 カマドの神に納まった三宝荒神 【第五章】庶民に愛された神々 庶民も信奉した三社の託宣 三六〇日、交代で守護する神々 富と豊穣をもたらす神々 お伊勢参りへと誘う絵図 霊峰富士に集う神々 聖山・霊域に宿る尊神 海難除けと航海の守護神 厄除け、疫病除けの守り神 地震をめぐる鹿島神と大鯰 産業振興と職能jの守護神
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