ソロモンの偽証(第1部) の商品レビュー
本当に素晴らしいの一言。歪んだ考えをもつ様々な登場人物の行動によって、少しずつ事態が悪化していくこの物語の進み方に無理がなくて良かった。これまで本をほとんど読んでこなかった私が1日で400ページ読んでしまった。ミステリー好きにはぜひ読んでもらいたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画はまだ。 やっと長編も腰を据えて読める気分になったので図書館ですが借りてきた。 同級生の死を発端に物語が動いていく。 この真相、というかここにいたるまでの状況を明かすことがこの話の軸なのかな? 登場人物がほんの少しの性格の悪さをちまちま見せてくれているので、どの人物にもいまいち感情移入しづらい。 松子ちゃんのくだりとかは、真相が同級生にばれたら相当ひどいことになりそうだけど(確信に近い疑いがあっても、あの真相を知るのはそうとうショックだと思う)そこは決着つけないのかな。 どちらかといえばもやもや感がある第一部ですが次巻以降に期待して星3つ。
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映画を先に見てからの原作。ケータイのない1990年の中学生達。家に電話をかける描写を久しぶりに見た。
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各登場人物の視点から話が進んでいくのがおもしろい。子供たちが動き出すところで終わったので、二部に期待!
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長かった。なかなかエグい内容なだけに、サクサク読む事が出来なかった。 まだ1部しか読んでいないが、これを映画化したのはすごいな…どれだけ端折ったんだろう。 続きを読むかどうかは未定だけど、着地点がどこなのかは知りたいと思った。
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導入部が長い。 登場人物の名前が似ていて、関係性を把握するのに少し苦労する。 でもそれは壮大な物語を前にして、こちらも気合いを入れて取りかからねばならない通過点だと思う。
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その法廷は十四歳の死で始まり偽証で完結した。 クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。 その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。 目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。 新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者が一人、また一人。 気づけば中学校は死を...
その法廷は十四歳の死で始まり偽証で完結した。 クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。 その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。 目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。 新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者が一人、また一人。 気づけば中学校は死を賭けたゲームの盤上にあった。 死体は何を仕掛けたのか。真意を知っているのは誰!? 映画も話題になってたけど、観てないので、原作からってことで。 いやー!惹きこまれ感が半端ない!
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物語に入っていくまでに時間がかかったけど、野田君のエピソードから引き込まれ、最後まですーっと読んでしまいました。涼子、ホントに中学生か?という感じです。
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テレビ放映につき話題になっていたので、読んでおこうと。 松子がナニした場面ではもう歯がギリギリと。樹理とモリリンの隣人のようなコスイ輩が一番タチ悪い。 涼子どうすんの!?ってところで第2部へ。
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クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落とした―。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そ...
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落とした―。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。
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