ソロモンの偽証(第1部) の商品レビュー
3.8とにかく事件が起こるだけの1部。登場人物の背景をこれでもかと緻密に描く。2部からどうなるのか。わくわくする出だし。読むのにはエネルギーがいる。
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次々と複雑に事件が起きて続きが気になる。700ページ以上あるのに引き込まれて夜更かしして数日で読めてしまった!続きも読みたい。
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文庫換算で6冊分にもなる大作、 長い休みの楽しみのはずが、あまりに面白くて読むてが止まらない。 それぞれの思いが交錯しまくる1巻。 真実は、どこにあるのか。
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先月のオーディブルで無料になっていたので、せっかくだからと思い、第一部上巻を購入したら、想像以上に引き込まれて、けっきょくこれ以降の分もすべて購入して現在読んでいるところ。 一人の自殺がもたらす学校内の混乱は波紋が広がるようにじわじわと中学生の心を飲み込んでいく、その様子がすご...
先月のオーディブルで無料になっていたので、せっかくだからと思い、第一部上巻を購入したら、想像以上に引き込まれて、けっきょくこれ以降の分もすべて購入して現在読んでいるところ。 一人の自殺がもたらす学校内の混乱は波紋が広がるようにじわじわと中学生の心を飲み込んでいく、その様子がすごく興味深かった。中学生という揺れる年頃だからこそ絶妙な無関心さと関心の強さが描けるのかなと思った。
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1990年のクリスマスの雪の朝、中学校の裏庭で遺体が見つかる。有力者の不良息子との諍い後、登校しておらず、自殺と推定される。その後、不良3人組の殺人だとする告発状が届く。何も知らされず学校を信じなさいと指導される生徒たち、自分たちで裁判を開いて真相を明らかにしようとする 事実で...
1990年のクリスマスの雪の朝、中学校の裏庭で遺体が見つかる。有力者の不良息子との諍い後、登校しておらず、自殺と推定される。その後、不良3人組の殺人だとする告発状が届く。何も知らされず学校を信じなさいと指導される生徒たち、自分たちで裁判を開いて真相を明らかにしようとする 事実ではない嘘だけれど、その子にとっての真実があったということなのでしょうか。
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図書館のカウンターで受け取ってビックリ。まさかこんなに分厚かったなんて!! 読みきれるかな~なんて事は杞憂に終わった。 引き込まれるよー 続きが読みたい!真相は?と、久々に興奮の本読みTime。 しかし親として冷静に考えると、こんなにしっかりした中学生って、地元にこれほどたくさん...
図書館のカウンターで受け取ってビックリ。まさかこんなに分厚かったなんて!! 読みきれるかな~なんて事は杞憂に終わった。 引き込まれるよー 続きが読みたい!真相は?と、久々に興奮の本読みTime。 しかし親として冷静に考えると、こんなにしっかりした中学生って、地元にこれほどたくさんいる?って点は気になる(笑) あの佐々木っていう女性の刑事、生理的に受け付けない。イライラするんだな、これが。
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読み終えるのに、かなりの体力を使うけど 読めば読むほどハマる。しっくりくる。 今改めて読みたい作品。
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悪意悪意悪意。 悪意の前では、まともに物事を考えようとする人なんて脆いもの。悪意を前提に物事を考えるのは辛すぎる。 そして、自らの中に潜む悪意に、そして自己保身に自ら震え、疲弊しつくしてしまう。 読者にほとんどの物事が見えるように進んでいくこの物語。 だけど肝心な部分だけが見えな...
悪意悪意悪意。 悪意の前では、まともに物事を考えようとする人なんて脆いもの。悪意を前提に物事を考えるのは辛すぎる。 そして、自らの中に潜む悪意に、そして自己保身に自ら震え、疲弊しつくしてしまう。 読者にほとんどの物事が見えるように進んでいくこの物語。 だけど肝心な部分だけが見えない。 そもそもの始まりがまず見えない。 分かってるのに分からないもどかしさの中、悪意の奔流に押し流される読者。 とてもつらい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自殺した(?)少年柏木卓也。彼を中心に学友たち、兄、記者がてんやわんやに! いじめっ子を犯人にしたい生徒。隣人を不幸にしたいまったくの部外者までも巻き込んで。。 時はバブルの幻想が渦巻く。それで力を持った父親。ペンション経営を夢見る父親に悩む息子。様々な問題が詰め込まれすぎて、何からつをつけたら良いのやら。。 にしても、マスコミの力は怖い。おかげでややこしさに拍車がかかる。 涼子たちは真実を見つけることができるのか? 第二部に進む。。って、再読なんですけどね(^_^;) (2015.3.11初読) いろんな悪意が、事件を分からなくしていく(@_@) 柏木少年の兄が感じる、弟の悪意。 その弟の悪意に気付かない両親と、弟から逃げ出した兄の悪意。 ニキビ顔の少女のいじめっ子に対する悪意。 同じ少女の、優等生に対する悪意。 人気者の女先生の奥に潜む人間性に対する悪意。 中盤までは、確実に柏木少年は自殺した。 それだけが真実だと思ってたんだけど。。。 1部を読み終えたら、それがホントかどうかまたわからなくなってしまった。
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この分量を一気に読ませる宮部さんの筆力たるや。 主要な登場人物は一人ひとり丁寧に書き込まれているけど、まだ駒がでそろってない感。 第II部に進まざるをえない。
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