スケッチトラベル 日本語版 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
世界の71名ものアーティストたちが一冊のスケッチブックに絵を描いては次の人へ手渡ししていった4年間の軌跡。 宮崎駿はじめ、 「木を植えた男」のフレデリック・バック 「リトルマーメイド」や「美女と野獣」のグレン・キーン、 世界的な絵本作家や漫画家、アニメ界の一流アーティストたち。 通常ありえないアーティストたちの競演に目を見張ります。 後ろのほうでスケッチブックを受け取った人は、前の人に影響されてイメージが繋がるような絵になっていたり、前の人の作品を取り込んだ絵なんかも出てきて面白い。 主催者の2人のうち1人は日本人堤大介。誇らしいなぁ(^^)!
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2012年発表。 発展途上国に図書館建設をという企画の素晴らしさと オリンピックの聖火のように スケッチブックを回していくという 発想の面白さに手にとったけど、 いやもう あまりの絵の素晴らしさに ページをめくる手がホンマ震えましたよ(汗)(>Σ<) (どの作品もササッ...
2012年発表。 発展途上国に図書館建設をという企画の素晴らしさと オリンピックの聖火のように スケッチブックを回していくという 発想の面白さに手にとったけど、 いやもう あまりの絵の素晴らしさに ページをめくる手がホンマ震えましたよ(汗)(>Σ<) (どの作品もササッと描いた 落書きレベルじゃないですもん笑) ビル・プリンプトン、ジェームス・ジーン、レベッカ・ダートルメール、グレン・キーン、フレデリック・バック、 そして日本からは 松本大洋、森本晃司、寺田克也、上杉忠弘、丹地 陽子、福島敦子などなど、 参加アーティストの顔ぶれだけでも 狂喜乱舞する人も多いのでは(笑) 実に4年半で12カ国を巡った 旅する赤いスケッチブック。 スケッチブックは 誰かに頼んだり郵送は禁止で、 必ず手渡しで回すというルール。 それさえ守れば 何を描いてもいいので 71の個性が楽しめるし、 アーティストの感想コメントが なんとも人間味溢れるものばかりで 人気作家たちに親近感を覚えてしまいます(笑) そして長い旅の ラストを飾るのは、 発案者の二人に トリはこの人しかいないと指名を受けた 日本が誇る世界のアニメクリエーター、宮崎駿。 完成したスケッチブックは オークションで約800万円で落札され、 途上国の教育支援に寄付され 図書館の建設などに役立てられたそうです。 個人的に好きなのは 自らの心情を モンスターの影に怯える少年にダブらせた 堤大介さんの作品と アレクサンドラ・ボイガーの天使と、 そしてやはり 雄大な飛行機と少年を描いた 宮崎駿の作品かな〜♪ 3150円と決して安くはないけど、 このボリュームでこの中身なら 充分に満足してもらえる内容です。 絵本や漫画好き、 イラストに興味のある方、 ホンマオススメやし 遊び心から始まった壮大な旅の軌跡の ドキュメントとしても、 読み応えアリ! (余談ですが、堤氏の奥様は、「となりのトトロ」のメイちゃんのモデルになった宮崎監督の姪っ子芽以さんだとか) そしてそして こうして普通に本が読めることの 「奇跡」を感じてください。
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世界中のクリエイターのもとを旅してきたスケッチブックが本になった。 絶対手渡しという条件ですごいメンバーが1ページずつスケッチを増やしていって、運ばれる途中からいつのまにか専用の木製のケースなんか作られちゃって、やっぱりクリエイターの人たちって遊び心があって面白いなぁと思わされる...
世界中のクリエイターのもとを旅してきたスケッチブックが本になった。 絶対手渡しという条件ですごいメンバーが1ページずつスケッチを増やしていって、運ばれる途中からいつのまにか専用の木製のケースなんか作られちゃって、やっぱりクリエイターの人たちって遊び心があって面白いなぁと思わされる本。 遊びからはじまって、オークションの売り上げはチャリティに。 そういうところもいい。
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まっ白だったスケッチブックが旅の中でたくさんの絵描き達によってかけがえのないものになるなんて、なんて素敵なんだろう
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世界各国の著名なアーティストによるスケッチ集。 「スケッチが旅をする」というコンセプト。 このスケッチブックは幸せものだなぁ。 日本からは堤大介さんや宮崎駿さんらが参加。
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素敵過ぎる! 世界中を旅したスケッチブックの書籍化。 ほぼ日刊イトイ新聞で対談を読んでから中の絵をちゃんと見たくて仕方なかったので、ようやく叶って嬉しい限り。 絵を描いているのは、アニメ、漫画、イラスト、絵本、それぞれの世界を代表する至極のクリエイター71人。 堤さんの言うとおり...
素敵過ぎる! 世界中を旅したスケッチブックの書籍化。 ほぼ日刊イトイ新聞で対談を読んでから中の絵をちゃんと見たくて仕方なかったので、ようやく叶って嬉しい限り。 絵を描いているのは、アニメ、漫画、イラスト、絵本、それぞれの世界を代表する至極のクリエイター71人。 堤さんの言うとおり、1冊のスケッチブックを手渡しで回すというルールだからこそ、こんな素敵な作品になったのだと思う。 名前を知らない方多数だったのは、私が不勉強だからで、作品は本当に素敵! 実物が見たい! 絵と一緒にスケッチブックを受け渡している写真やコメントが載っていてそれも楽しい。 この人が描いたのかぁ‥とまじまじと見つめてしまう。 皆さん本当に大切そうにスケッチブックを持っているし、コメントも「うまいこと、この本を盗む方法はないかな…?」とか、「というか、描き直したいんですけど…。」とか、愛情たっぷりでにこにこしてしまう。 フレデリック・バックさんの言葉もとても素敵。宝物にしたい言葉だ。 2冊目があるのかなんて話も書いてあって、見たいような…見たくないような(いや、見たくないってことはないか)…。 とにかく今はこの本を堪能したいという気持ちでいっぱい。
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日本語版を購入しました。たくさんのクリエイターの素敵な絵が盛り沢山です。 あとで、じっくりもう一度読みます。
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