この気持ちいったい何語だったらつうじるの? の商品レビュー
「言葉」の有限性や言語の障壁等の問題について思いを巡らせる話。著者のイラスト付。エッセイというより流れれるまま言葉を綴った誰かのおしゃべり。つられてこちらも色々考えてしまう。総ルビなのにもこだわりを感じる。 「目指せマルチリンガル」みたいな本かと思ったが、エスペラント語をかじる話...
「言葉」の有限性や言語の障壁等の問題について思いを巡らせる話。著者のイラスト付。エッセイというより流れれるまま言葉を綴った誰かのおしゃべり。つられてこちらも色々考えてしまう。総ルビなのにもこだわりを感じる。 「目指せマルチリンガル」みたいな本かと思ったが、エスペラント語をかじる話があるくらいで語学の重要性云々等の話はない。著者の興味はあくまで「他者の思考」にあるようだ。 遠い時間の彼方から誰かの思考が伝わってきたときの興奮には共感。 著者は小林司・東山あかねご夫妻の娘さんですよね。小林司さんがかつて著書で「娘は習ってすぐエスペラントが話せるようになった!」と書いていらしたのに鑑みると、エスペラントのお話は随分ご謙遜して書かれてるような…
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言葉は、それだけで100パー伝えられるような万能なものじゃないけど、だからといって使わないんじゃ何も伝わらない。 エスペラント語のこと、もっと調べたい。
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